今の金王朝体制を維持することが最優先で、北朝鮮国民はどうでもいいようです。「ありがたい暴力革命で成り立つ共産主義」が一番恐れているのは、もちろん「暴力」ですね。自らがよって成り立つ「暴力」によって自分が抹殺されることだけは避けなければなりません。
金委員長、南北首脳会談へ「満足のいく合意」 国営通信:afp 2018年3月6日 8:15
直感的にみて、金正恩が「満足のいく」とする限り、核廃棄という前提は議題に上らなかったようです。いつものように韓国がまるめこまれて言いたいことをいわなかったのでしょう。いつもいつも「今度はちがう」と期待させ、結果的に時間稼ぎをする北朝鮮にだまされてきました。
もちろん会談の中身は公表されません。すべては文在寅の親書にかかっています。会談は見かけだけのことであり、会談の中身には何も意味がないのです。
公表されることがないはずの親書の中身ですが・・・・・・
- 北朝鮮に弱みを握られるような内容だったため、北朝鮮にとって「満足のいく」会談だったとさせた。どんな内容だったかは、見ていないので何とも言えませんが。
- 文在寅は、前々政権のもと側近を逮捕して再復讐しているものの、まさか自分が北朝鮮に言質をとられるとは思っていなかった。
- こうして左翼政権にまかせておくととんでもないことになりそうだとして、腐敗にまみれた保守勢力へとふたたび政権が移ることになる。
- 日本やアジア全体へ影響を与えることはないだろうと思われます。
これらは
すべて私の邪推ですが、なにしろ公表からほど遠い南北交渉なので、こうしてみました。
私は、韓国で繰り返される陰湿な暴露合戦・復讐に対する再復讐や再々復讐などを見ていると、これで「公表」の重要さが分ってくるほど韓族が成熟している、とは思っていません。
さてさて、皆様はどう思われますか。