カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 306 北朝鮮との関係

2017年12月09日 10時40分19秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。


中国と北朝鮮との関係で、私の考えでは・・・・・・

  • しょせんは長い歴史の示すとおり、北朝鮮を支配下におきたい中国と、深い影響はあったものの何とかこれを逃れたいとする朝鮮半島。これに現在の状況が重なります。
  • つまり中国と密接な関係にあった北朝鮮が中国と仲違いし今やロシアに限りなく接近しつつあります。
  • 一方、国交さえなかった韓国が中国と国交を回復し、しかもFTAまで結んだのですが、THAADミサイルにかこつけて中国から制裁されっぱなしなのをまるで他国のことのように指をくわえて眺めているだけなのに、なぜか韓国が限りなく中国に接近する不思議。
  • 両国はこの反動で、安心して取り組めるとにらんだ「反日」だけに執心しているようです。
  • 朝鮮半島をつぶさに見ていると、かつての北朝鮮といい、保守政権~左翼政権の韓国といい、長い中国の属国を経験してきたという共通項があり、その「しがらみ・絆」からは逃れられそうにありません。
  • 希望の党だけではなく、どこでも「しがらみ」があるのでしょう。都合のいい時には美化して「絆(きづな)」「ご縁」「関わり」「縁故」などと自画自賛し、都合が悪い場合には皮肉を込めて「しがらみ」「腐れ縁」「野合(やごう)」などと非難します。 
  • 希望の党の場合、「野合を避けようとして「選別・踏み絵」をしましたが、それが「排除」とみなされただけではなく、今までの意見から豹変してまで合流したい人を生んでしまい、結局「野合になってしまったのは皮肉なことでした。小池が「政界のどろどろした様子を知らずにきれい事を言っていた」と揶揄されてしまったようで、言葉には注意したほうがいいでしょうね。 

中国漁船拿捕の背後に「北朝鮮政府が存在」と報道-中国国営メディア:wsj 2012年05月22日 


5年前というかなり古いニュースですが、すでにこの頃から中国-北朝鮮の亀裂があったようです。金正恩の在位が2011/12/17からで、上記ニュースはその半年後ですから、金正日(キムジョンイル)なきあと金正恩になってから急激に中朝間が冷え切ったのでしょう。独裁国家同士の場合、昨日まで蜜月だったのが翌日から急激にケンカ状態になることがありますが、その代表ですね。仲の良さを勘違いして「言うべきことさえ言わなかった」のが回り回って「ぶち切れ」状態を招いたのでしょう。

中国漁民は「北朝鮮兵士が暴力的だった」と言いますが、中国兵士がそれ以上に暴力的であると中国漁民は言えないので、私たちは、これらの国の人たちが言うことを信じてはいけません。

もちろん水面下の中国-北朝鮮の裏取引・密輸に関しては、知るよしもありません。あれほど国連の制裁決議があっても北朝鮮がそれほど急激に困らないのを見ていて、「中国と北朝鮮との密貿易」を考える人が多いでしょう。中国が立派に制裁決議を履行している、などと言っても誰が信じるのでしょうね。普段の行ないからみて当然の結果でした。だれもこの両独裁国家を信じることができません。 


北朝鮮の核実験ドキュメント(時間は日本時間) 

 14:05水産庁が日本海で操業している漁船に向け安全指導情報。朝日新聞 2006年10月10日

金正恩の在位が2011/12/17日(6年前)からですから、そのずっと前(11年前)から金王朝のことしか考えていなかったようで、北朝鮮は孤立し、孤の道を歩み続けていたようです。

どの国にとっても自分自身の「孤立化」は禁句で、相手国が孤立化の道を歩んでいる、とはったりをかけなければなりません。 


しかし、(沖縄本島)2大紙はそうした国境の島の危機感をほとんど報じてくれません。それどころか、(日本の)漁船が中国公船を挑発していると言わんばかりの記事や、中国が唱える「尖閣棚上げ論」に同調するような社説が掲載されている。中国の国営放送とそっくりです。:八重山日報・仲新城誠編集長 産経新聞 2015.12.19

日本人にとっては、沖縄2紙(琉球新報・沖縄タイムス)や朝日新聞が、「反日」のあまり中国共産党の日本支部ではないかと思われる記事を配信し続けていることなど、別にインタビューで聞かなくても、その前から知っているでしょう(笑)。知らないのは、洗脳されている沖縄本島の人たちだけなんでしょうか。

沖縄本島では、まるで報道を規制された中国・朝鮮半島のように「異論反論を許さない」という方針ですから、その手法に違いはあれ、言論が束縛されている点では共通している、と思います。

取材を通して諸意見を述べ、判断を読者に委ねるというのが普通の新聞社だと思うのですが、沖縄2紙の場合は逆で、自らキャンペーンをはって何かを主張し読者に対して「ご指導ご鞭撻」「教育」し、読者は「それをありがたく頂戴している」ように見えます。

読者に選択の余地がなさそうですから批判力は育たず、まるで戦前の日本みたいで怖いですね。


さてさて、皆様はどう思われますか。 


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