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Broken Flowers …はうはう河馬の脂肪遊戯

いらっしゃいませ。お独りさまで?どうぞお好きな席に。

08…この世にふたりだけ。といふこと。

2009年08月08日 | 2009



『そう思うとき、だんだん年をとって、もうナンパも久しくされなくなってきたし(爆)あらたな恋愛におちる気遣いもなさそうだなぁ、などと思いはじめたとき、「これだけ長いこと一緒にいる」ことの重みというのに、はじめて気がつくんですねえ。若い頃はやたらめったら、誰にでももてたく、新しい人間関係が欲しく、次のあらたな人間関係でこそ素晴らしいことがはじまるような錯覚におちいって次々モテようとするのですけれども。』(ガン病棟のピーターラビット・中島梓)



二人暮しは、必ず独り暮しになる。

大原麗子さんが寂しい最後だってこと、報道で言っていたけど、
独り暮らしの人は、孤独死することは百も承知なはずなんで、
本人、想定内の死に方ではなかったのだろうか。

寂しいと表現しているのは、当たり前だが、本人以外の者ばかり。
本人を代弁しているわけじゃあるまいし。



誰の句だったかわすれたが

線香の煙とともにはいさようなら


これくらい軽いノリでいけたらと思うが、ここまで達観できるわけもなく。