なんとなく落ち込んで泣きたい夜に連れと電話で話す。
「あれ?どうしたの?元気ないじゃん。」
「実はさ…」
連れは俺のことが手にとるようにわかるみたいで…。
努力じゃどうしようもないことは山ほどある。
頑張りようのないことはいくらでもある。
手をこまねいて見てるしかないことだって浜の真砂の数ほども。
それでも、なんとかしたいと思うのは。。
笑ってすごしても
泣いてすごしても
同じ人生なら、腹から笑って過ごしたい、自棄にならずに。
同じようなことはこれまでだっていくらでもあった。
きっと、これからだっていくらでもあるんだろう。
石にかじりついたって。


