Broken Flowers …はうはう河馬の脂肪遊戯

いらっしゃいませ。お独りさまで?どうぞお好きな席に。

20181013(土)…猿丸太夫…奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき

2018年10月13日 | 小倉百人一首



明日は今日になりました。
おはようございます。
って相変わらず目覚ましいらず。
4時には、パッと目が開いて、まんま起床。
時間を持て余し、もう少し遅く起きても良かったなあ。














今日は猿丸太夫縁の猿丸神社に最初に向かうつもりで。
その後は、適当に。
宇治周辺を歩いて回ろうかと。














事前の調べでは
1)毎月13日は祭日らしく直通バスがあるらしい。
2)調べてみると、そのバスは午前中だけ運行している。
3)神社から駅方面に向かう帰りのバスの最終が午前11時台。
4)とすると10時台には到着して神社にいたい、となる。
5)逆算していったら始発で、出かけなければ返ってくるのが無理のよう。















早朝の新幹線のホーム。
いつもはもう少し人がまばらだったような気がするが
行楽シーズンってことなのか、人が多めに感じる。
それでも、新幹線は空席ばかりで余裕で席に座ることが出来て早速腹ごしらえ。
















恒例おにぎりとお茶割。
遠目には、「お茶」に見えるはず。
朝から酒を飲んでる人間って、軽蔑されそうで。
でもまあ京都に行くときの楽しみのひとつになっている、「朝から飲酒」(^_^;)
















腹も朽ちたしほろ酔いだし、車窓の風景を楽しみながら
うつらうつらしている間に京都駅に到着。
奈良線に乗り換えて宇治駅に直行。













宇治駅に到着して、バス乗り場に直行。
ここで45分待ち。

JR宇治駅から、バス停「維中前」【いちゅうまえ】まで。
30分ほどだろうか、途中うとうとしてしまっていた。
さらに、ここで、10分ほどバス待ちして、バスを乗り継ぎ。
13日にしか運行していない猿丸神社行きに乗る。














現地に行って知ったのだけれど
バスは京阪バスしか走っていないと思っていたのだが、
地域のコミュバスも周遊運転(しかも無料)していて、猿丸神社にも行っていた。
どちらに乗ろうか迷ったが、今回は下調べをしたとおりの京阪バスで猿丸神社へ。
だいたい10分くらいだったかな。













猿丸神社のバス停で下車。
駐車場には20台くらいの車がとまっていて、地産の農産物などを売っていた。
もちろん、百人一首の句の碑もちゃんとある。

そこから徒歩で1分。
こじんまりとした神社があって、祭日であるからか、人が切れることもなく、参拝者が続く。
癌封じの御利益があるらしく、
たぶん、その病気の快癒のための願かけにきている人がほとんどだと見受けられた。














一心不乱に祈りを捧げている人。
神社の建物を何十回と回って祈りを捧げる人。














俺が賽銭を投げて祈ろうとしたときに
神社の中ではお祓いが行われていて、たぶん、奥さんが病になってしまったんだろう…
神主さんからのお祓いを
夫婦で、頭を垂れ、お祓いを受けている、
旦那さんが奥さんの背中に回し、旦那さんの精一杯の思いで
奥さんを包み込むように…














それに気がついた瞬間、鼻の奥がツンとなっちゃって
こみあげてくるものがあって、足早に逃げました。

なんかねぇ…切なくて悲しくて。














絵馬には
「再発しませんように」
「転移しませんように」

ああ。
もう。

俺の父親も、この病気で逝ってるので
ここに来てれば治ったのかなあ…なんて、ね。












全ての願いが届き、かないますように。
伏して願う。全ての人の願いが届き、かないますように。。


帰り、今度は、コミュバスで維中前まで。
ここで15分ほど待ち合わせ、宇治駅まで帰りました。
ちょっと、神社のパワーにやられちゃったみたい。。。














宇治まで来たんで
大好きな平等院鳳凰堂の宝物殿に。
飛天?
あの像が大好きなんですよね。
雲に乗って、にぎやかに音楽を奏でながら
迎えに来てくれるらしいじゃないですか。













昼飯を摂って、恵心院に。
ボランティアのガイドの方をひとりじめ。
つか、ここ、誰も参拝客の方がいらっしゃいませんで…(^_^;)
楽しみました。

宇治神社、宇治上神社、

訪れているうちに夕方に。

京阪電車で、宿のある深草駅まで。













あとはもう、いつもと同じ。
コンビニ飯と酒。笑。
早起きだったせいか、あっと言う間に爆睡。










GOOD NIGHT。