今回のテーマ: 全国研の論文応募でお願い
この3月初めに発行されたマネジメントコンサルタント誌に第51回 全国研究会議の主管支部であります東京支部から恒例の研究論文募集の案内が掲載されました。
包括テーマ「CSR経営から共有価値の創造へ」
副題として「環境経営」「CSR/CSV経営」という視点で、顧客企業の経営体質改善・コストダウン・業績向上、そしてさらに社会的価値と経済的価値の両立へ導くコンサルティングの強化です。
環境経営士の方には是非、論文にチャレンジをお願いします。
● 論文の書き方について
昨年全国研 高松大会で開催された折の最優秀論文、優秀論文が毎号「マネジメントコンサルタント誌」に掲載されていますからご参考にして下さい。
論文の書き方については書籍が多く発刊されていますが、次のようなことではないかと思います。
① 今回の包括テーマについて現状分析
② この現状分析から自分なりの問題意識
③ この問題意識から自分なりの問題点を掘り下げ、企画構築をする。
の順番に文章をまとめる。特に③の企画構築で独創力があれば評価が高くなるでしょう。
文章をわかりやすくするために、事例の挿入、図、写真等をいれたら読み手は
解りやすくなるでしょう。専門用語を使わざるを得ないときは注釈をつける。
筆者の経験では長い文章は読みづらい。せいぜい100字位までと考えています。
書き終えったら、何回か読みなおすと、文章が続かない、誤字、脱字が見えてきますから修正を加えて下さい。
なおCSRとかCSVの言葉が副題にあり違いが解りにくいですが、下記のホームページは違いが記載されていますからご参照下さい。
http://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/csr-csv_b_6345928.html
● 環境経営士は論文にも強くなっていただきたく!
当会が所属し経営士、環境経営士も登録されています(公財)全日本能率連盟は毎年
8月締め切りで論文募集を行っています。たぶん今年も論文募集があろうかと思います。
http://www.zen-noh-ren.or.jp/conference/aboutArticle.html
環境経営士の方は論文の執筆に慣れていただければと考えます。筆者は全国研の論文に参加することに意義ありと過去に3回応募しました。
この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境ニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。