一般社団法人日本経営士会はSDGsの基礎にもなる「環境CSR経営」の普及支援を行っています。環境経営士が支援を行います。

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シリーズ物「経営コンサルタントのつぶやき」を発信

2017-06-30 16:58:10 | 日本経営士会

「経営コンサルタントのつぶやき」シリーズもの発刊

今回からシリーズで「環境経営士」のコンサルタントとしての心構えを配信します。

このシリーズものを出すきっかけは、皆さまの中に、どの様にしてコンサルタントとして活動したらよいのか解らないという方がいらっしゃいます。

今までの私の経験、先輩、同僚の話などから経営コンサルタントとして生き生き活動するにはどの様な心構えで日々を送ったらよいか書いてみます。

これが正解ということではないので「経営コンサルタントのつぶやき」とします。


●「経営コンサルタントのつぶやき」No1

「経営コンサルタントのつぶやき」シリーズの内容は下記の通りです。

順不動で途中若干かわるかもしれません。このつぶやきで追加、ご意見などがあれば返信いただければ幸いです。

また下記のテーマ以外で何かあればメールを下さい。

・コンサルタントでもなろうかでは!理念をもとう。

・コンサルタントとサラリーマンの違い

・自分の得意とするところは

・自分のホームページを持とう

・情報収集の重要さ

・コンサルタントとしての電話のかけ方

・クライアント(自分の顧客)との接し方

・クライアントとの契約書の書き方

・自分の専門外のテーマに遭遇したときは

・各種コンサルタント手法 問題解決手法を持とう

・時代の流れを見よう

・地域ビジネスを構想し、自治体、商工会議所、商工会などに提案しよう

・経営士会と技術士会など各種団体との比較

・文章力を磨こう


今回は第1回目の「経営コンサルタントのつぶやき」は「理念を持とう」です。

私の定年は61歳でした。

約40年間のサラリーマン生活の内半分は調達部に在籍してアウトソーシング先を見てまわり、日本経営士会の経営士になっても種々の会社を見ましたが、1本芯が通っている会社は強いと感じました。

これら強い会社は要するに理念、とかビジョンをしっかりと持っています。

経営コンサルタントも同じです。

経営コンサルタントにでもなろうかでは2~3年で廃業に追い込まれます。

それでは私が経営士になった理由をお話ししますと先ほども述べましたが、資材部に在籍して30~40代はコストダウンをアウトソーシング先には強要していました。

いわゆる買いたたきです。もちろん理づめで無駄を落としながらコストダウンもしましたが半分は買いたたきだったのかと50代の初めに反省し以降はVAとか海外調達によるコストダウンを行いました。

私の若いときは調達先には悪いことしたとの反省の基、「日本の中小企業のために」第二の人生をおくることにしました。


2~3年前に経営士会のごたごたで経営士をやめる人は多く出ましたが、私は上記の理念がありましたから日本経営士会にふみとどまりました。

この様に環境経営コンサルタントになって今だ、理念の作ってない人は是非理念を作ってください。

この理念の話をする折はパナソニックの創業者松下幸之助の若いときに作った綱領を引き合いに出します。

即ち「産業人タルノ本分ニ徹シ社会生活ノ改善ト向上ヲ図リ世界文化ノ進展ニ寄興センコトヲ期ス」とあり当時昭和の始めで幸之助が30歳ごろで二股ソケットなど電機製品を作っていましたが電機のことは一言も言っていません。

高邁な理想を掲げた理念でした。

このように自分の理念を高く掲げていれば今後種々の外乱があってもきっと乗り越えられると思います。


●「中小企業施策利用ガイドブック」という冊子があることを先日の環境ニュースでお知らせしました。

この冊子の33ページにJ-Goodtechという中小企業基盤整備機構が主催しています中小企業とのマッチングサイトがあります。

このJ-Goodtechをさらに調べてみると個人の資格でもはいれると書いてあります。

この機構に現在何社登録されているか中小企業基盤整備機構の担当に聞きましたら約1万社だそうです。個人の登録者は少ないそうです。

私も登録をして現在登録審査中です。

是非皆さまも企業とのマッチングのため登録されたら如何でしょうか。

ただし自分のホームページ(HP)を持つことが必須です。

最近は簡単に無料HPが作れますから、名刺に書くとか自己紹介の折、詳しくはHPを見て下さいともいえます。

ただ無料の場合は関係のないスポンサーの宣伝がでます。

無料HPの例ではJIMDOがあります。

年1万1340円払えば宣伝が外れます。

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。

http://www.compact-eco.com/


太陽光発電の買い取り価格が大幅ダウン

2017-06-20 16:47:28 | SDGs・CSR・環境経営

今回のテーマ:太陽光発電の買い取り価格が大幅ダウン

 

太陽光発電の買い取り価格がkw当たり40円が21円に下がったためか、将来の原発新増設を明記した法律改正を2017年度内に閣議決定を目指す。(今年の6月に経済産業省が発信)

 

東日本大震災後急拡大した太陽光発電が岐路に立っている。この要因を探っていくと自然エネルギーの弱点も原因となっています。

太陽光発電の買い取り価格が下がった理由

① 高値で売電できる権利を保有するだけで、実態的にビジネスを手掛けない事業者を排除する法改正が4月に施工された。これにより2800万kw発電計画が失効した。これは一般家庭の1割、560万世帯が匹敵する。固定価格買い取り制度は2012年より40/kwで始まったが、岐路に立たされている。

② 太陽光発電以外のコスト、例えば電力会社の電線につなぐ接続工事費高騰、例えば2億円のメガソーラー(1000kw以上の太陽光発電設備)に対して、同価格になることもあったり、蓄電池を義務付ける電力会社が出てきた。

③ 電力会社にとっては安定的な電源として取り込むための調整が容易ではない。

④ 現在平均的に買い取り費用の一部、月700円を一般家庭が電力会社に払っているが、この価格が更に増えると国民負担が増え政府が矢面に立たされる。

⑤ 太陽光パネルの生産会社は上記の状況から京セラは今春休止、昭和シェルの関連会社ソーラーフロンテアは3割減産など縮小、中止を決めた。

 

上記とも関係することだと思いますが、201769日の日本経済新聞の記事によりますとエネルギー基本計画に原発の新増設を明記する。しかし2030年度の電源構成は維持するとして2017年度内に閣議決定(政府の基本方針が決定され、この後国会審議がされ、法律が制定される)を目指すとしています。

電源構成は石炭、天然ガスなどの火力発電は約56%、再生エネルギーは2224%、原子力は2022%です。

パリ協定を踏まえ温暖化ガス削減に注力、将来の原発新増設、建て替えの必要性を明記、原子力、地熱、石炭は重要なベースロード電源とし、再生可能エネルギー導入を加速させる。核燃料サイクルは引き続き推進する。 

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日本経営士会は毎年論文募集を行っています。

2017-06-15 16:29:22 | 日本経営士会

今回の記事:日本経営士会は毎年論文を募集しています。

今年は締め切りましたが!

例えば今年の例は 


包括テーマ「CSR経営から共有価値の創造へ」
~「環境経営」{CSR/CSV経営}という視点で、顧客企業の経営体質改善・コストダウン・
業績向上、そしてさらに社会的価値と経済的価値の両立へ導くコンサルティングの強化~

①包括テーマに準拠するもの
②その他、経営士、環境経営士としてのコンサル活動をテーマにしたもの

資格:一般社団法人日本経営士会 会員と準会員(環境経営士など)

事前申請:平成29年7月5日までに事前申請
   氏名 支部名 論文テーマをEメールにて申請
   office@keieishikai.com

論文締め切り:平成29年8月5日までに
 Eメールまたはデータで下記にお送りください。
 〒102-0084 東京都千代田区二番町12-12 B.D.A.二番町ビル

論文審査:厳選に審査し29年8月中に発表
論文発表:第51回経営士全国研究会議(東京)にて 2017年10月7日

     10:30~17:30まで 東京富士大学にて開催

     一般参加もあります。詳しくは日本経営士会のホームページを

     ご参照下さい。

論文賞:賞状および副賞 

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記絶滅危惧種 スイゼンジノリの保全に取り組む環境経営士

2017-06-01 09:56:45 | SDGs・CSR・環境経営

今回のテーマ: 絶滅危惧種 スイゼンジノリの保全に取り組む環境経営士

 

今回は福岡県在住の環境経営士の活動をご紹介します。

この方は定職につきながら、ボランタリーですが、福岡県朝倉市に自生しています今や世界でもここしか生存していないスイゼンジ海苔の保全活動を行っています。

スイゼンジノリのもう一つの自生地で熊本城からほど近い水前寺江津湖に自生していましたが熊本地震でほぼ壊滅状態になったといわれています。

 

●スイゼンジノリの現状

スイゼンジノリは福岡県朝倉市(かって黒田長政の3男長興氏が秋月藩を作り苦労されて江戸幕府に認めてもらったが朝倉市はこの秋月藩が原点)の小金川のみでしか生存してなく、世界でもここにしか生えてないとのこと。

小金川は筑後川の支流佐田川の更に支流で長さは2km位の川です。上流にはダムがあります。

 

1763年に遠藤幸左衛門が「川苔」(カワタケ)と名付けて商品化して現在の遠藤 淳氏は17代目です。

 

最近は水量が減って以前は年間でノリの収穫量は200トン採れていたのが26トンしか取れてなく水質も変化している。

このスイゼンジノリは絶滅危惧種に指定されています。

絶滅危惧種:IA類 藻類 (ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。)

環境省のホームページ レッドリストはこちらP119ご参照

http://www.env.go.jp/press/files/jp/105449.pdf

 

スゼンジノリを知るにはこのホームページを推薦

https://matome.naver.jp/odai/2138330395301031001

 

●絶滅危惧種スゼンジノリを保全するための活動として

 

この17代目の遠藤氏がこの川を守るため100万円の募金活動を行ったりして、半分程度集まった。

又環境省の補助金を3年間もらって維持に努めた。

福岡県もポンプアップしたりして水量の維持に努めているが、最近は現場を保持して

いる朝倉市が環境保全にあたっている。

具体的な活動は朝倉市環境アクション協議会などの保全団体が労力などを提供している。

 

●(一社)日本経営士会のコンパクトCSRマネジメントシステムの社会貢献活動に該当。

 

スイゼンジノリ保全活動はまさに(一社)日本経営士会 環境事業部が今年の4月からコンパクトCSRマネジメントシステムを立ち上げ普及活動に入っていますが、このガイドラインのC.CSR取り組み項目の5番目に「コミュニティ(社会貢献活動)」に該当します。

(このC.CSRガイドラインはコンパクトエコシステムの環境経営士専用のページ CES14から入り見れます)

 

●大企業は既にCSRに取り組みサプライヤに波及されつつあります。

 

日本の大企業が既にCSRの取り組みがなされていて、最近ではその関連企業、サプライヤーにも取引条件にCSRに取り組んでいることなどが条件になりつつあります。

各都道府県には絶滅危惧種が多くあります、絶滅危惧種の保全活動は立派な社会貢献活になります。都道府県のレッドリストは各自治体に問い合わせるかホームページをご参照下さい。いずれにしても環境省のレッドリストに準拠しています。

 

企業がCSRに取り組みをされる折、社会貢献活動には「絶滅危惧種の保全活動」もあると薦めていただければ幸いです。

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。
https://www.compact-eco.com