一般社団法人日本経営士会はSDGsの基礎にもなる「環境CSR経営」の普及支援を行っています。環境経営士が支援を行います。

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地方創生はSDGs・CSR・環境経営で成功させよう。

2020-05-25 16:55:11 | 地方創成

このブログは一般社団法人日本経営士会(AMCJ)の「環境経営士®」向けに発信しているメルマガを転載しています。メルマガの内容はSDGs、CSR、環境経営(マネジメントシステム)関連です。最近、AMCJは内閣府が進めています「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」の会員になり、分科会にも積極的に参加しています。
「環境経営士養成講座」は環境省等5省の環境人材育成認定講座で株式会社オルタナの推薦講座でもあります。詳細はhttps://www.compact-eco.com/
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SDGs・CSR・環境ニュース               
地方創生を成功させるには シリーズ⑤

勉強会では新事業を考えることが多い。新しいことを考える思考法について 
① 比較する
先読み力がない人、考えることが苦手な人は、ものごとを考えるときに「比較する」という癖をつけるようにしましょう。
例えば、「チラシの効果についてどのような効果があるか」という問題があったとします。この課題のみを見るとすぐ考えが浮かびにくいが、ネット、テレビ、口コミ等と比較すると考えやすい。

② 他にもっと良い方法は
その場の思いつきで行動してしまう人を「後先を考えない」と言ったりします。
行動する前に自分の中で「これで大丈夫?」「他にもっと良い方法はない?」と自問自答をすることで、行動に確信を持つことができるのです。

③ 先のことを読むには、自分が培ってきた知識、経験がものをいう場合があります。
知識、経験を組み合わせて新しいアイデアが浮かぶことがあります。
自分の知識、経験がない場合は他の事例を調べるなどがあります。

④ 目的とすることの次を見据えておく
  先読み力のある人は、10年 20年と先を見据え現在は中間地点としてとらえる。20年先の問題意識があると先々の情報が自然と入ってきます。

⑤  課題に対して機能表現をし代替案をだす
機能表現とは例えばコップの機能表現は「液体を蓄える」としますと、案としてガラスコップの他に紙、樹脂、陶器、金属など種々代替案がでてきます。

⑥  3人寄れば文殊の知恵
多くの人は自分でも経験してない貴重は経験を持っています。他の人の知恵を引き出す。
この場合注意することは否定的な発言をしない、させないことが重要。ホンダの「ワイワイガヤガヤ」は有名。

 ⑦ 具体的に先を読む力を見につけるには。
テレビ、新聞・雑誌などで自分が関心のあり記事に遭遇したとき、そこから先どうなるのか?周りはどう変わるのか?と予測するようにすると自然と考える力を鍛えることができます

⑧ 先を読む力のある経営者
孫 正義さんは数々の新しい事業を成功させて、国内外の有望な企業を発掘し、いち早く提携するといった、稀有な先読み力を持っている経営者の一人でしょう。
楽天の創業者で現代表取締役会長兼社長の三木谷浩史さんは、「魅力のある新規事業とは何か?」と考え抜いた結果、楽天を創設しました。「情報や企画がどんどん刷新され、昔の商店街のような、人のにおいがするショップを作れば必ず成功する!」と判断したそうです。

 


地方創生にはSDGs・CSR・環境経営で成功させよう

2020-05-15 14:48:41 | 地方創成

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地方創生を成功させるには シリーズ④
地方創生立案者と行政職員、市民、町民、村民を巻き込んだ勉強会を実施

当該市で地方創生の組織ができたらまずは地方創生についての勉強会を実施し、組織メンバーが同じレベルにし、共通言語で会話ができるようにしましょう。
それぞれの専門家に任せればとの考えもありますが、初歩的なことはメンバーが理解しておけば組織の活動のレベルが上がると考えます。


考えられるテーマは
① 当該市の置かれた状態例えば人口の推移、(年齢別推移、年代別構成比)自治体  の財政状態、生産物の出荷額、観光客の年間訪問数、観光客の1人当たりの消費額、住宅地・商業地の地価推移など基礎的数値の説明(自治体職員による)。


② 国連がSDGsを成立させた経緯、日本政府の対応、SDGsの詳細(17の目標169のターゲット、KPI等)。


③ 地方創生に欠かせない新規事業開発 アウトサイドインからの新規事業、10年先に起きるであろう課題と当該地方の埋もれた種を結び付けて新規事業を開発。また他の自治体の事例。


④ 地方創生に欠かせない6次産業化・観光事業等について。
⑤ 販路開拓は新商品を開発しても売りはどこの自治体、企業も苦労している。
⑥ 地方創生に関しての、日本政府の対応 補助金申請と使い方、補助金に頼りすぎない等。


⑦ 一つのテーマでワークショップを開催するので、いくつものワークショップが活用されると考えられます。ワークショップのルール、ファシリテータの心得等。


地方創生はSDGs・CSR・環境経営導入で成功させよう

2020-05-05 15:29:08 | 地方創成

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地方創生を成功させるには シリーズ③
地方創生は行政とかコンサルタント会社が独自進めると結局は成功しない。

かのGoogleがカナダのトロントでスマートシティ構想を立案するため得意とする
IT、AIを使ってトロント市に提案したところ、市民から猛烈な反対にあってとん挫したそうです。地方創生は従来から住む住民の参加の基に作り上げていかないと結局は失敗する。


地方創生は他から人が移ってくることになりますから、新旧住民の人間関係が重要な要素になります。仕事は1日の3分の1で住民との交流は3分の1はあります。
最初から住民の参加が必要になります。
ところが百人百様です。必ずしもうまくゆきません。街おこしに参加できるのは比較的時間にゆとりのある、定年退職者が多くいます。地元企業人、他にゆとりのできた主婦層です。
自分の経験からこうあるべきと意見があって当然ですが、それがあまりに強いと街おこしプロジェクトが前に進まなくなります。


この様な場合最初に街おこしプロジェクトのコンセプト、行動指針などを作って参加者の賛同を得てスタートした方がよろしいかと考えます。


街おこしに参加する市民は多分 ボランティアでほとんど無報酬です。彼らは自分の住んでいる街が人口減そして消滅都市にならないよう、自分の住んでいる土地の価値が下がらないようにと参加しています。


新しく企業が当街に拠点をもうけるには同じくメリットがあると考えるからです。
街が活性化できれば住民にとっても誇れる街になります。
近江商人の「三方良し」そのものです。
注:「三方良し」とは
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。近江商人の心得ですが今でも日本企業に受け継がれています。