「カーボンニュートラルCN・TCFDとトランジション・ファイナンス」シリーズ③
7月に開催した環境経営士対象フォローアップセミナーのテーマは「カーボンニュートラル
CNに向けた日本の政策」副題として2050CN実現に向けた金融施策-TCFD-トランジション
・ファイナンスでした。講師は国の政策立案者の講演からです。
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CO2排出量削減のメカニズム
𝐶𝑂2排出量 = 𝐺𝐷𝑃 × エネルギー使用量 /𝐺𝐷𝑃 × 𝐶𝑂2排出量 /エネルギー使用量
エネルギー の脱炭素 省エネ ・ 生産性の向上 イノベーションが不可欠
注福井下図がメルマガに載せればお願い。
カーボンニュートラル(CN)を巡る動向
⚫ 近年、期限付きカーボンニュートラル目標を表明する国地域が急増し、そのGDP総計は
世界全体の約90%を占める(前回COP25スペインマドリード開催2020年終了時には約26%)。
⚫ こうした中、金融市場の動きも相まって、あらゆる産業が、脱炭素社会に向けた大競争時代に
突入。環境対応の成否が、企業・国家の競争力に直結することに。
カーボンニュートラルの波
期限付きCNを表明する国地域の急増
・期限付きCNを表明する国地域は121、世界GDPの約26%を占めるCOP25終了時(2019)
- 期限付きCNを表明する国地域は154、世界GDPの約90%を占めるCOP26終了時(2021)
金融機関の動き
<世界的なESG投資額の急増>
全世界のESG投資の合計額は、2020年に35.3兆ドルまで増加
<企業情報開示・評価の変化>
- 気候変動が企業に及ぼす財務的影響について開示する任意枠組み「TCFD」に
対し、金融機関等が賛同
- また、「TCFD」は、情報開示だけでなく、インターナル・カーボンプライシングの設定も推奨