一般社団法人日本経営士会はSDGsの基礎にもなる「環境CSR経営」の普及支援を行っています。環境経営士が支援を行います。

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「カーボンニュートラルCN・TCFDとトランジション・ファイナンス」シリーズ③

2022-08-23 14:55:52 | SDGs・CSR・環境経営

「カーボンニュートラルCN・TCFDとトランジション・ファイナンス」シリーズ③

7月に開催した環境経営士対象フォローアップセミナーのテーマは「カーボンニュートラル

CNに向けた日本の政策」副題として2050CN実現に向けた金融施策-TCFD-トランジション

・ファイナンスでした。講師は国の政策立案者の講演からです。

環境経営士Ⓡのホームページは「環境経営士」で検索をお願いします。

又はhttps://www.compact-eco.com/ で検索をお願いします。

 

CO2排出量削減のメカニズム

 

𝐶𝑂2排出量 = 𝐺𝐷𝑃 × エネルギー使用量 /𝐺𝐷𝑃 × 𝐶𝑂2排出量 /エネルギー使用量

エネルギー の脱炭素 省エネ ・ 生産性の向上 イノベーションが不可欠

注福井下図がメルマガに載せればお願い。

 

カーボンニュートラル(CN)を巡る動向

⚫ 近年、期限付きカーボンニュートラル目標を表明する国地域が急増し、そのGDP総計は

世界全体の約90%を占める(前回COP25スペインマドリード開催2020年終了時には約26%)。

⚫ こうした中、金融市場の動きも相まって、あらゆる産業が、脱炭素社会に向けた大競争時代に

突入。環境対応の成否が、企業・国家の競争力に直結することに。

 

カーボンニュートラルの波

期限付きCNを表明する国地域の急増

・期限付きCNを表明する国地域は121、世界GDPの約26%を占めるCOP25終了時(2019)

  • 期限付きCNを表明する国地域は154、世界GDPの約90%を占めるCOP26終了時(2021)

金融機関の動き

<世界的なESG投資額の急増>

全世界のESG投資の合計額は、2020年に35.3兆ドルまで増加

<企業情報開示・評価の変化>

  • 気候変動が企業に及ぼす財務的影響について開示する任意枠組み「TCFD」に

 対し、金融機関等が賛同

  • また、「TCFD」は、情報開示だけでなく、インターナル・カーボンプライシングの設定も推奨