この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境ニュース」で配信した記事の一部です。日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。
今回のテーマ: 「現場力、職場力、組織力を生かす」シリーズ③
弱い現場と強い現場
現場力の弱い現場と強い現場は相反する
弱い現場
① 現場力欠乏職場 → 無関心
② 現場の持つ閉鎖性 → 部分最適しか考えない職場
③ 決められたことが出来ない(当たり前のことが出来ない)指示されたことしかや らない
④ 個人的に優れた人もいる
⑤ 実現される現場力の一つとして、品質・コスト・納期・スピードに劣る。
⑥ 顧客不在の現場
⑦ 現場軽視、あいまいな情報で対応する職場
⑧ 経営者の現場まかせ
⑨ 実行能力に欠ける現場
強い現場
① 各自が仕事に興味を持ち考えて業務に当たっている
② 部分最適を図り、全体最適化を目指す職場
③ 自ら問題を発見し解決する。自律神経を持った職場
④ ここの能力より、チームワーク、現場力は組織能力
⑤ 品質・コスト・納期・スピードに改善の実績を挙げている
⑥ 顧客満足を考え顧客価値の創出ができる職場
⑦ 三現主義(現実・現物・現場)に徹した現場・職場
⑧ 経営者が現場に強い関心を持ち、経営と現場が一体感を持つ
⑨ 実行能力があり実践できる現場
現場力・職場力の弱体化
① 雇用構成が複雑化している
正社員、派遣社員、パート、アルバイト等現場担当者の業務指示に問題
② 個人、個人がバラバラである
③ 一部の現場や職場が力があっても現場力、職場力として実力が発揮できない。
④ 社員の教育が現場力、職場力として実力が発揮できていない
会社として何故スキルアップが必要なのか不明確
次回は「現場力・職場力を高めるには」です。