このブログは一般社団法人日本経営士会(AMCJ)の「環境経営士®」向けに発信しているメルマガを転載しています。メルマガの内容はSDGs、CSR、環境経営(マネジメントシステム)関連です。AMCJは内閣府が進めています「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」の会員になり、分科会にも積極的に参加しています。
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CR環境ニュースは数回に分けてDX(デジタルトランスフォーメーション)について発信します。記事は主に経済産業省のDXガイドラインと筆者が他からの情報を加味してお伝えします。
DX No3
5. DXの本質はデジタライゼーション:
業務プロセス全体をデジタル化し新たな価値やビジネスを創出すること。
従来の又は現在の企業の基幹システムは企業の業務を効率化するためでしたが、DXは業務やデータを単純にデジタル化するのみでなく、データから価値を生み出すことがDXの本質となります。
6.DXのデジタル技術とは
DXに欠かせないのが、最先端のデジタル技術です。ここでは、中でも代表的なものを紹介します。
IoT:「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」とも呼ばれます。建物や車、機器など、これまでインターネットに接続されていなかった「モノ」をインターネットに接続し、モノや場所の状態、人間の行動といった情報を収集したり分析したりして、新たなサービスを生み出す技術です。
AI:学習や言語の理解、予測、問題解決など、これまで人間にしかできないと考えられていた知的な行動の一部を、コンピュータに行わせる技術を指します。
クラウド:メールソフトなどのソフトウェアやサーバ、ストレージ(注:サーバーと言うと、「給仕人」「提供者」などの意味があり、 こちらの要求に対して色々な処理や機能を提供してくれるもの 。一方 ストレージは、あくまでデータの保存先。Networldの定義)などのインフラを持っていなくても、インターネットを通じてそれらの機能を利用できる仕組みのこと。近年は、多種多様なクラウドサービスがあります。自社内にサーバなどを置いて管理するオンプレミス型のシステムを使う場合に比べると、システム維持費などのコストを大幅に削減できる可能性があります。
5G:「5th Generation」の略で、「第5世代移動通信システム」のこと。現在使われている4Gよりもさらに高度な無線通信システムです。4Gから5Gになることで、通信速度が約20倍になり、多数の端末への同時接続が可能になるといわれています。5G によりIoT化が加速するとも考えられています。