一般社団法人日本経営士会はSDGsの基礎にもなる「環境CSR経営」の普及支援を行っています。環境経営士が支援を行います。

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MDGsからSDGsへ (ミレニアム開発目標から持続可能な開発目標へ)

2017-09-27 11:01:06 | SDGs・CSR・環境経営

今回のテーマ:MDGsからSDGsへ (ミレニアム開発目標から持続可能な開発目標へ)

 

MDGsは環境経営士の方はご存知ですが、この2年位前からSDGs(持続可能な開発目標)という事がマスコミに取り上げられています。

 

●  MDGsはミレニアム開発目標のことです。ミレニアムですから、キリストが生まれて丁度2000年にこの目標がニューヨークの国連で作られ2015年でゴールになりました。

8つの目標があり、それぞれの目標と世界の地域別の達成度が下記のネットで見れます。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs/about.html

 

これを見ていくと8つの目標の内1番目の貧困と飢餓の撲滅では1990年比約70%減となりました。これは中国の躍進が大きく寄与しています。

7番目の目標は環境の持続可能性確保でしたが、CO2は増大しています。

 

MDGsの詳細は上記のホームページを見ていただき今回はSDGs(持続可能な開発目標)はどのようなことか見て、我々環境経営士として知識を深めて頂き、日頃の活動の指針の一つに加えていただければ幸いと考え つぶやきました。

 

●  SDGs(持続可能な開発目標)は2015年の9月、ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(行動計画)」が採択されました。目標達成機関は2015年から2030年です。

最終年度はCOP21のパリ協定と同じですね。

持続可能な開発を達成するためには、経済成長、社会的包摂、環境保護という3つの主要素を調和させることが欠かせません。ともいっています。

http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

 

 

このSDGsのアジェンダには17の目標と169のターゲットが掲げられています。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000101402.pdf (14ページからです)

17の目標はすべて我々に係るがあるでしょうが、特に4.質の高い教育、7.エネルギーをみんなに、クリーン化、8、働き甲斐も経済成長も、11.住み続けられるまちづくりを、12.つくる責任つかう責任、13.気候変動に具体的対策をが関係あると思いますが。

皆さまはいかがでしょうか?

これらのSDGs目標(持続可能な開発目標)とターゲットとか、国のSDGs(持続可能な開発目標)に対する取り組み、など次回で発信します。

 

●  「経営士全国研究会議」にご参加を

ひさかたぶりに東京で10月7日開催されます、経営士全国研究会議では

「環境経営」「CSR・CSV経営」関係のテーマですが「SDGs」(持続可能な開発目標)も話題になるでしょう。ご参加をお願いします。

詳細お申込みは右記ホームページより、http://www.compact-eco.com/

 

ホーム(トップページ)お知らせより PDFをコピー FAXをお手数ですが

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境ニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。

http://www.compact-eco.com/


プレスレリース

2017-09-25 10:44:26 | 地方創成

今回のテーマ:プレスレリース


● プレスレリースは無料で広報してくれる

プレスレリースについて私の経験をお伝えします。

私達の仕事にはイベントとかセミナー等を、広く世の中に知らせたいと思うことがあります。

例えば全国研究会議とか日本経営士会の種々のセミナー、展示会出展、イベントなどです。

これを広く知ってもらうための手段として、WEB、SNSの他にプレスレリースがあります。

プレスレリースとは新聞とかテレビ等に無料で取り上げてくれるサービスです。

無料で新聞とかテレビなどで知ってもらうには5W1Hで☑されたA4、1枚程度のチラシを書き各新聞社に持ち込みます。

事前に新聞社などの送り先を調べておく必要があります。

送るには、郵送、受付への投げ込み、FAX、Eメールなどですが、もちろん郵送の方が

編集者が目を通してくれる確率が高い。

担当記者とか編集者はその内容を見て、新聞とかテレビに出すかどうか決めます。

この時の編集者は多くのプレスレリースの中から選別します。書き方の視点は「おやっ?」と思わせる新しさが必要です。


● プレスレリースの成功例

私がプレスレリースで成功した事例では神奈川県二宮町で「吾妻山菜の花祭り」が毎年、1~2月に掛けて行われます。

数年前のことでしたが「街づくり委員会」の公報担当をしていました。

それまでは地元の町のみでしか公報をやっていませんでしたが、私はA4チラシを作り横浜の6大新聞社とNHK横浜支局にお願いしてまわりました。

この祭りはJR二宮から徒歩15分ところに136mの吾妻山がありますがこの頂上には菜の花畑があります。

関東で最初に菜の花が咲き、吾妻山の頂上からはは相模湾が一望でき、国土交通省の関東富士見100選にも選ばれた富士山が良く見えるという触れ込みでした。

このチラシを見たNHKはヘリコプターから空から撮影をしてくれ、NHKの朝のニュースに流してくれました。

他の新聞もNHKのニュースを見たのか1面に載せてくれました。その年の観光客は35万人でした。

これをきっかけに名ばかりの観光協会は町がてこ入れをするようになり今では吾妻山はかなり有名になっています。

二宮観光協会のホームページ:http://shonan-ninomiya-kankou.com/


● プレスレリースの失敗例

失敗した例は神奈川経営支援センターで経営士を募集するために「定年後セミナー」を横浜で開催しましたが、初回は日本経済新聞社が取り上げてくれましたが、2回目からは毎年1回述べ数回試みましたが、同じ企画とわかり取り上げてくれません。


●プレスレリースの教訓

ここで解ることは、初回はもの珍しく取り上げてくれましたが、同じ企画は新鮮味がなく数回実施しましたが取り上げてくれません。

ただ神奈川新聞社などは同じ企画でも取り上げてくれることもありました。

私と編集員の人間関係ができたからかもわかりません。

以上の様にプレスレリースの成功・失敗例を挙げましたが皆様もチャレンジされたら如何でしょうか。
  

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境ニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。

http://www.compact-eco.com/

 

 

 

 


やはり販路開拓は重要

2017-09-18 10:11:47 | 経営コンサルタント

 

 

今回のテーマ:やはり販路開拓が重要

 

前回は各種手法についてさわりをつぶやきました。

この手法の中でも、販路開拓手法にはSWOT分析、4P、3C、ポジショニングマップ等が一般的に使われています。

 

先日私の地元商行会で無料の「販路開拓について」のセミナーを受講しました。この方は以前に紹介した方ですが(M氏と呼びます)、一級の販路開拓のコンサルタントです。なぜなら経団連とか、F通信会社などの販路開拓についてのアドバイザーを行っている方だからです。なぜこのような人を小さい商工会が呼べるかは別途お話しする機会もあるでしょう。

 

●地方創成でいつも引き合いに出されるのは千葉県の流山市です。ここの市長は元販路開拓など経営コンサルタントだったそうです。この市役所にはマーケティング課があるように流山市としては如何に若い夫婦を呼び寄せるかが最重要課題だったそうです。流山市の強みは2つあります。筑波エクスプレスで20~30分で都心に行ける地の利があること、もう一つは「おおたか」が住めるくらい(環境で勉強されたように食物連鎖で生物ピラミッドがなりたっている位自然が豊か)に自然に恵まれていることです。この強みを生かして都心に努める若い人を中心に広報活動を行った結果、2割人口が増えたとのことです。ご参考に流山市のホームページはhttp://www.city.nagareyama.chiba.jp/

 

●もう一つ中小企業の経営課題でトップに来るのは以前お示ししましたようにやはり販路開拓です。http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H24/H24/html/k321000.html

 

●さて前置きはこれ位にして先日のM氏のセミナーの要点を述べます。

①     新商品開発やモノづくりは入口戦略 ここで満足しては不可で出口戦略として作った商品はどこに出してゆくかです。日本の多数の商店も入口戦略でつまずいていて、商店街で売るに固まっているそうです。他に出口を増やす。卸、ネット、直売など。

②     営業戦略ロス対策:戦術のミスは取り返せても戦略ロスは取り返せない。

ここでM氏は戦略、戦術を解りやすくテレビドラマに置き換えて説明された。

原作は「戦略」、脚本(台本)は「戦術」、演技は「日々の仕事」として考えればわかりやすいと。

又経営戦略には7つのステップがあると。

A 商品戦略 自社の採点 中の上

B 価格戦略    中の上

C 顧客戦略(ターゲット)地元顧客でよいか?中の上と思っていてもここが間違えているケースが多い。

D エリア戦略 地元でよいか?中の上と思っていてもここが間違えているケースが多い。

E 営業戦略 例えばネット通販など加える

F 広告戦略 例えばネット広告など加える

 

③      販路を広げる営業手法

 コト売りの威力:

・ハレーダビットソンはアメリカの大型バイクですが、24期増収増益だそうです。売り方は「大型バイクの生活は楽しいよ」とバイク性能より購入後、顧客がどう変わるかを客に訴えているそうです。

・伊那食品工業も48期増収増益だそうです。寒天は原価150円 売値は298円これを売れば御社は売り上げがいくら増え、利益がいくらになるか結果予測を新規顧客にプレゼンするそうです。品物が優れている等の説明より客先がどう変わるかイメージさせる。

 

④ 販路拡大の3ステップ

 A  NO1の売り上げ品を思い浮かべなぜそれが売れているか。ここから自分の強みを確認さらに磨く。

 B その強みにお金を払ってくれる人はどんな人か。ターゲットが解っている人は強い。

 C その人たちが集まるのはどこか。

 Aが浅いとB,Cがうまくゆかない。

 

⑤     メデア戦略 プレスレリィ-スについての話もありましたが別途にします。

 

私も数年前にコンサルタントントにとってはマーケティングとか販路開拓手法は重要だと思いました。そこで日本経営士会の経営士が「販路開拓コーディネーター」の専門家を養成していることを知り受講しました。現在「開拓コーディネーター2級」の資格保持者です。

ここのHPは下記の通りです。ご参考にしてください。         

http://www.hanro.jp/jmc/index.html

 


 

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境ニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。

http://www.compact-eco.com/

 

 

 

 

 


第51回経営士全国研究会議が今年は東京で開催。今年の包括テーマは「CSR経営から共有価値の創造へ」です

2017-09-06 10:05:56 | SDGs・CSR・環境経営

51回経営士全国研究会議が今年は東京で開催されます。今年の包括テーマは「CSR経営から共有価値の創造へ」です。環境CSR経営にご関心のある方は出席をお願いいたします。

全国研究会議とは

経営コンサルタント団体である一般社団法人日本経営士会がその活動の一つとして時代の要求に応える経営コンサルタントの指導力の向上と、企業経営者や地域の方々との情報交換を目的としています。

 

日程スケジュールは

開催日 107日(土)

講 演 10:30 12:00 (受付開始930~)

基調講演 「国連持続可能な開発目標SDGsと我が国・企業の対応」

      国連グローバル・コンパクト ボードメンバー 富士ゼロックス株式会社 

                元代表取締役社長 有馬 利男様

特別講演 「2014年度アワード受賞企業のその後~見事なCSV達成に向けて~」

      株式会社弘久社 代表取締役社長 平野 芳久様 

午後の催事13:0017:30

アワード表彰 研究論文発表会 女性経営士会と東京富士大学学生とのパネルデスカッション  

日本経営士会関連のパネル展示、環境事業部の御案内(環境・CSR経営システム、環境CSR社員教育出前講座の御案内など)                     

交流懇親会:18:00 20:00 

参加費用:5000円 論文集と懇親会参加費含む

特典:参加者には研究論文集             

A4約100ページ 9名分掲載)を無料で進呈

 

開催場所 東京富士大学 二上講堂 

169-0075東京都新宿区高田馬場3-8-1 

詳細お申込みはhttps://www.compact-eco.com 又は「コンパクトエコシステム」で検索、

ホーム(トップページ)お知らせ Whats Newでお願いします。


各種経営管理手法を身に付けよう

2017-09-03 17:29:19 | 経営コンサルタント

今回のテーマ:

・各種手法を体得する 「環境コンサルタントのつぶやき」No7



●体得した手法が多ければ自信がでてきますNo7(福井 著)

我々環境経営士とか経営士にとっての手法とは何でしょうか?私は「課題に対しての取り組み方、定石」という理解をしています。

下記の手法は一つの例です。これは一つの基本例でこれをきちっとやれば課題が解決するなどと思わないでください。

ただ知っておいていただきたいものをものを並べました。

手法を身に付けるには、自分で課題を作り実際にやってみることだとおもいます。

ただ知識のみではもったいない。体得すれば応用できます。

下記の詳細はネットで調べるか、書店などで買い求めて下さい。


〇SWO分析:戦略を立てる時によく使われるれます。新商品開発とか販路開拓に使われるの。

マーケテング手法には

〇4P分析:Product(製品・商品)、Price(価格)、Promotion(プロモー ション)、Place(流通)の4つを指す。
 この4つのPを組み合わせながら、企業に最適なマーケティング手法。

〇3C分析:顧客分析(Customer)、競合分析(Competitor)、自社分析Company)のこと。

〇ポジショニングマップ:競合と比較した時の自社製品の差別化ポイント、あるいは訴求ポイントを明確化すること。
 一般には縦軸に価格、横軸に当該製品の一般的特徴をプロットする。

これらを応用した事例を地元の商工会のセミナーで先日聴いてきましたので、次回でも載せます。


生産・工場サイドでは

〇4M:工場を見る場合は、「Man(作業者)」「Machine(機械設備)」「Material(材料)」「Method (作業方法)」に的を絞ってみよう。
 作業者は無駄なく作業をしているか。

 設備は古くてもメーンテナンス、清掃されているか、外部から調達する物の保管、在庫状況、その企業でしかもっていない特殊技術はあるか等この4Mで自分なりに企業を評価し取引すべく企業か、一つの参考としてみます。

 最終的に当該社長とか工場長等責任者と話し性格を見抜き付き合う企業か否かを診る。

〇5S:これは有名ですから説明の要はないですよね。私は5Sは奥が深いと感じた事があります。
 経営士で5Sを浸透させて儲かる企業にした人を知っていますが。

〇コスト分析とかVE(バリュウエンジニアリング):あるものをコストダウンするためにその者を機能表現をして代替案を出してコストを下げる方法、この方法は単なるコストダウンのみでなく論理的に考える手法でも使われています。

〇品質管理、QC7つ道具等7つ道具(層別、パレート図、特性要因図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、
管理図)の中でも、重点項目を見つけ出すパレート図は是非使ってください。

〇ブレーンストーミング:皆様でも経験された方が多いと思いますが、アイディアを出す場合出されたアイデアに対してそんなの昔やったがダメだったなど言わない。

いわれた人は2度と発言しないし、そのアイディアにヒントを得てすばらしいアイディアが出ることもあります。

〇5W1H:報告書を書く場合は5W1Hで確認しよう。

〇財務分析手法:コンサルタントにとって最も基本的な手法です。バランスシートと損益計算書、損益分岐点分析は身に付けて下さい。経理畑でない人はとっつきにくいでしょうが、中小企業基盤整備機構は「会計セミナー」をやっていたり、商工会なども開催する場合もあります。是非受講して下さい。
 まだまだあると思いますが、一つでも多くの手法を身に付ければ企業の経営課題を解決するのに役立つと思います。

 

 

 この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。

http://www.compact-eco.com/