ヒバリさんのつれづれ日誌

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ある青年の主張から

2013-07-15 18:48:00 | ノンジャンル
 男子中学生が新聞に投稿しており興味を惹かれた

 県北部に住んでいる彼は、町のいいところが沢山あって

 その一つに悪い人がいない

 それは、家や車のかぎの事を心配しなくていい

 のだと言う

 彼の投稿には理由付がしてあり、

 「人口が少なく みんなが顔を知っているから知らない人がやって来ても

 すぐわかるし僕たち子どもが悪いことをしてもすぐにばれて注意をしてもらえる」


 投稿を読み終えて、自分が幼かった昭和40年頃を振り返った


 広島の中心部に近い場所にわたしは住んでいたが

 彼の書いてあるそのままの風景が見られた


 平気で怒り役をしてくれてた近所の(ステテコ)オジサンがいた


 現在のように見守り隊と言う役割分担をしなくても当たり前のように

 地域ぐるみで動いていた


  数十年前その街を横切った時、そこは

 高層マンションが建ち並びわたしは虚無感を覚えた


 投稿の最後に、

 「ぼくは都会に出てもいずれは治安のいいこの町に帰ってきたいと思ってます」

 と まとめていた


 いついつまでもこの彼の生まれ育った町が変わる事なく

 心のふるさとであってほしいとわたしは彼のこれからの成長と共に祈った