自分を振り返り

以前にもここに書いたが、やはり新聞読者投稿欄に興味を惹かれる

人それぞれに価値観があり学ぶことがある

何より、生きた言葉を聞けること


今朝も楽しみに紙面を開いた

若いお母さんの投稿から

自分の不注意により三女に怪我をさせ病院でのひとこま…


人が多く走り回るわが子に困り果てていたら、60代位の側にいた

女性が少し厳しい口調で

「いい子にしなさい、お母さん困ってるでしょう。病院は走り回ったらだめよ」


その若いお母さんはその婦人に、自分の不注意により

怪我をさせたことを話をしたらしい


その婦人は一言、

「自分ばかり責めちゃいけんよ。誰にも失敗はあるし三人も育てているんだから

自信を持って頑張ってね」 と



ふと、わたしは小学校の頃の恩師を思い出した

六年の時の担任でベテランの女性の先生だった


思春期にかかり、反発をしたい年頃


悪いと自分では気がついているんだが、気持ちは反対方向に走ることもあった

欠点だらけの自分だった そんな自分が嫌だった


卒業直前ある文集を貰った

そこには生徒ひとりひとりの長所が、几帳面な文字で印刷してあった


(芯が強い)


先生の気持ちが嬉しかった、このように見てくれていたんだという安心感もあった…



あれからわたしの心の糧にしている… この言葉を