ヒバリさんのつれづれ日誌

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思い出の部屋で

2016-06-06 20:00:00 | ノンジャンル
先日公民館祭りが開催されお世話になってる俳句のサークルが今年も出展した

朝、会場の担当になっていたわたしは来られた方々の接客をしていた、すると

一人の高齢の男性の方が丁寧に我々の作品にレンズを向けておられた

「あらっ」

と 目を合わすとその方は三月に亡くなられた俳句仲間のMさんのご主人だった


静かな部屋にシャッターの音だけ響き

そして 顔を見合わせるとはらはらと涙を落された


まだ涙が出ますよ、と少し微笑まれたが、当然である


その優しさに触れ、父を思い出し悲しみや日ごとに逢いたさが募る

と感じたわたしだった


6月が誕生月だった父、今度帰った時

好物だった缶ビールでもお供えしようと思っている