人生プランの提案

　こんな事を耳にする

　 今の高齢者は、高度経済を支えてきた

　 終身雇用という枠の中仕事一筋で


　 確かに、身内を含め

　わたしが住んでいる町内会の皆さんからも　そんな話を伺っている

　その町内会の行事は家の奥さん任せで、いざ自分が定年になった時

　おいてけぼりになったような？

　 やはり趣味との関わりが重要であるとわたしは想った


　我が町内会では、そんな社会を定年退職者を対象としたサロンが盛況である

　月イチの日曜の夕方から集われ　(勿論女性もOK)

　参加費をアルコールと引き換えに？

　町内会の誰かが講師となり　趣味や知識を与えてくださる


　 何度か取材をさせてもらったが、歴史散歩、私物の蓄音機の演奏会、御自慢

　の手料理を振る舞われたり、又　講師の学びが終わると個々のスピーチでは

　近況を語り合うのだが、これが皆さん話術の天才！

　わたしもお腹を抱えて笑うことも屡々、又　時には夢へのプラン

　も聞かれ感動をする


　 ある参加者の方がわたしにコッソリと

　「いい居場所が出来て楽しいんよ」

　これこそが人生プランの本音だと確信をした…


そして、今日は70年目の終戦記念日である

帰省

今日は所用で路線バスを利用したのですが道路を行き交う車は

普段と異なり他県ナンバーが目立ちます


又途中寺町を横切るのですが ここは浄土真宗本願寺がある由緒ある町です

以前にもここで紹介をしましたが、お盆は広島のこの宗派だけに見られる

色紙で作られた灯籠を御供しますが

バスの窓からもハッキリと見ることができます

綺麗な光景です



そうそう、話が前後しますが今年８月６日にカープの試合 (ピースナイター)

行われ、ある選手が

「この日に試合ができることに喜びを感じながら全力でプレイをします」

印象に残ったメッセージでした


ニュアンスは異なりますが、わたしも今ここに生きている事を御先祖様に

深く感謝しなくては…そう思いながら目的地を目指しました

祈りの空

３０年…

あなたは、誰にも愛される歌手だった

老若男女…あなたは誰もを笑顔にさせてくれ又弱者の味方だった


幼いわたしはあなたが歌うレコードに合わせて体育館でジェンカを踊り

子ども会のメンバーでレクレーションを心行くまで楽しんだ


もし、あの時の事故さえなければ…

あなたはどんな歌手を続けておられたか


いつも我々に見せて下さっていた優しい微笑みで人生観を朗々と歌い上げて

おられたか、それとも御孫さん世代の子ども達に囲まれ、昔流行したポルカ風の

歌を歌われたかな？

想像がどんどん膨らんでゆく



あなたは優しい歌い手さんだった…九ちゃん


日航畿墜落事故

あれから３０年、早朝坂本九さんの歌われた

明日があるさがラジオから聞こえてきた


明るい歌声が余計涙を誘った…

でも、いい

　わたしは、小さい頃からオバケ、妖怪、此の手のものが苦手


　 怖いもの見たさ？　　見たくもなかった

　 若い頃１度だけ、以前広島市内に唯一あった遊園地のお化け屋敷…

　何故か誘われ渋々チケットを握らされた


　キッと、その人の手を握ったわたしの握力の記録は(人生の中で)

トップレベルだったと自負している


そんな、恐れな自分


　 一昨日、深夜、バタンと寝室の扉の閉まる音

　 寝惚けて

　「あら、父さんようこそ」

　つぶやいた

　 (扇風機の風が悪戯しただけなのに…)


　不思議な現象だった



　以前、わたしより先に父親を見送った友人

　「お化けの姿でも　父に会いたいものよ」


　この友人の声は説得力を増して今も耳に残っている


　遥か遠く離れても　平和へと思い願う心は同じ

　（本日、長崎原爆忌）

走馬灯よ…

　「コラッ！ちゃんと夏休み帳を終えてから外に出なさい、ほら、帽子を被って」

　「でも、もうＯちゃんとＨちゃんと約束の時間が…早く早く」


　 これは、今から４４年以上前の実家でのヒトコマです

　結局ギリギリまで遊び呆けて夏休みの工作だけは器用な父親の力作となり

　夏休み明けのクラスの品評会は何とも気まずい思いをするヒバリ少女でした


　 器用な両親を親に持つといいことも悪いことも同時に味わうのです　(苦笑)


　 のんびりとした世の中でした



　 本日は立秋です

　立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続いていますね

　 体調を崩されていませんか


　わたしは、甲子園球児たちの溌剌とした動き、金属バットの

　「カッキ～ン」

　その打撃音に元気をもらっています


　秋風を感じる頃はまだ少し先になりそうですが皆様もどうか御自愛ください

　平成２７年８月