上野の国立西洋美術館に
『コロー・光と追憶の変奏曲』と題された絵画展を観にいった。
コローって?
正直なところ よく知りません。
学校でも習わなかったなぁ…
パンフレットによれば 1796年~1875年 の人
美術史的にいえば
ロマン主義や写実主義と 印象派の間に位置するのだろうか?
幻想的な風景画には必ず人物が描かれているし
大きな樹木(それも傾ぎ、変形した)が ひとつのモチーフになっている。
ミレーのようなはっきりとした写実は感じられない。
『コローのモナリザ』と呼ばれる 「真珠の女」
これがポスターやチケットに描かれている。
でも私は 晩年の作 「青い服の婦人」に見惚れてしまう。
80歳を間近にして あの色気を表現する感性はどうだろう。
そしてあの女性がルノアールの女性につながるのだろうか。
真夏の1日、
新しい恋人に出会えたような…
まだまだ色気を失っちゃいません。