花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

箱根外輪山 明神ヶ岳へ

2006-05-18 | 登山
     【頂上を目指す一行  松倉幹男氏撮影】

スタートは大雄山最乗寺からでしたが、このお寺は曹洞宗に属し関東の修験道場として600年の歴史があります。
       
赤く塗った1.5トンもある天狗の下駄の側が上り口になっていました。
この道は古人も箱根越えの道として歩いたと言います。日常の道としては頂上付近は喘ぐところが多々ありましたが、鬱蒼とした杉木立や腐葉土の敷かれた平坦な道では、深い谷底を感じることが出来ましたし、川の音を聞く事も出来ました。何よりも花の多さは十指に余る程でした。

【ズミ】は本当に美しい 一番良い時だったようです。他にバラ科では モミジイチゴ クサイチゴ。 箱根ボケやミツバツチグリ トウダイグサ ニリンソウ ホウチャクソウ ツクバネソウ アズマギク 一般に咲く シャガや躑躅やサルトリイバラやウマノアシガタ etc。
     

頂上では時折雨がパラ付く天気でしたので、大きな富士山を見ることは出来ませんでしたが、下り中腹からの【神山と駒ヶ岳】が雄大に聳えていました。