花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

高尾山 へ

2008-09-10 | 登山
                             【大都市の眺望】

この山行きでヒグラシの初鳴きを聞き、待たれる秋の訪れを共感した気分でした。
夏季は登山がないので今月末の山行きには、鈍った体を解きほぐす準備も大切です。今高尾山は大変な人気らしい・・しかも外国からもとか、そういえば何人かにお会いしました。

登山のベテランと二人連れで、「沢登り」を計画して貰い 始めての体験でワクワクしていました。ところが先日来の大雨で土砂崩れがあり通行禁止になっているではありませんか。
標高599mを海抜201mの清滝駅からスタートとすれば、ケーブルカー&リフト&歩いて3コース。途中分岐していて7コースと言う数え方も出来ます。
仕方が無いので稲荷コースを登ることになりました。大木が繁りながらも時折木漏れ日もあり涼風に吹かて、花撮りをしながら登るので、後からの人に追い越されっぱなしでした。 そうしていてもガッシリしたアズマヤ風の休憩所で追い越された人達にも再び逢ったりして、何時しか頂上に到達でした。
平日なのに程よい人・人で皆楽しそうです。ここでお弁当を広げました。

昭和42年に、明治100年を記念して『明治の森・高尾国定公園』となり、大阪の『箕面・国定公園』と結ぶ東海道自然歩道の東京側起点となりました。

ここより下りコースになり暫く進むと、朱塗りの立派な建築群に出会い圧倒されます。

【奥の院不動堂】
江戸初期 寛永年間の建造にて、当時の風格をよく今日に伝えています。S.28年東京都重宝に指定されました。
     

【薬王院飯縄(いずな)権現堂】
木造炭層、入母屋造り、銅版葺き。堂の周りに縁をつけ、組物・彫刻は彩色塗りを施し享保14年(1729)の建立。S・20年重要美術品に認定されました。
     

【四天王門】
門内には増頂天、持国天、多聞天、広目天の四天王が安置されています。

【仁王門】
本堂の前にある紅殼彩色の門。門の両側に阿形と吽形の仁王像。裏側に大天狗、小天狗の像が安置されいます。

【本堂】
薬王院の中心となる建物。薬師如来と飯縄(いずな)大権現が安置されています。

【大師堂】
お堂の周りに、八十八大師が祀られています。

【浄心門】
薬王院の表参道を登って最初に潜る門。
私達は山頂から下って最後に門を潜って退出しました。
     

稲荷山コースの登山道で高尾山ならではの植物を撮りました。茸が目立ちました。

【コウヤボウキ】
     

         【茸 蜘蛛に占領される】
          

               【蔓リンドウ】
                

     【ガンクビソウ】
     

          【ヤマホトトギス】
          

               【シラヤマギク】
               

今まで「リフト」が有るのを知らずに居ましたので乗って見ることに。他にも発見があり又行くことになりそうです。