【七ツ釜五段の滝上部 K・M氏撮影】
我「山水会」の番外編を企画していただき、奥秩父の秘境『冬の西沢渓谷』の雪と氷の世界を探訪してくる事が出来ました。
春から秋のシーズンには多くの人で賑わうこの渓谷も、白く凍結した静寂の世界に 我々8名と完全装備の撮影目的のお2人以外には誰一人出合わない、緊張の時間を共有したのでした。
山梨県の北部と、長野県・埼玉県に境を接し奥秩父連峰を源流とする笛吹川の上流を流れ落ちる起伏に富んだ渓谷は、飛沫を凍らせ氷華をつくり我々の行く手を阻むのでした。
「山水会」は2~3000mにも登りますが、危険の伴う冬山は予定の無いことが多いいのです。今回会長はアイゼンを着用すれば行けると踏んで西沢渓谷行きを計画されました。
登山道への導入部は広く美しく整備されています。空は雲無く晴れ渡り落葉松が高々と垂直にのび、川の流れに沿って腐葉土の道が緩やかに上向いていました。
【落葉松林を行く】
次第に泡立つ川になったと思う間もなく滝が現れました。
【三重の滝】
この辺りまで来ると、川は飛沫を上げ急流となり比例して道も急坂になってゆくのでした。道には雪は解けているものの氷の滑り台状態が出現し始めていました。
こうなればアイゼンのお出ましです。何年ぶりかの装着は思うに任せずまどろかしいものでした。しかしなんという優れものでしょう。サクサクと好い音を響かせて一歩たりとも仕損じが無かったのでした。
急流に目を向けると「なんということ!」氷の花が輪舞しているではありませんか!!「なぜ?こんな事が?」色々な条件が重なったからでしょうか。
【輪舞する氷華】
川の流れの右側は肩すれすれにツララが分厚く迫り出しています。
【歩道に突き出した氷柱 M・M氏撮影】
ここまでくれば折り返し地点の、「七ツ釜五段の滝」もまじかです。滝を眺める橋は行き止まりになっていました。雪の頃は危険なのでしょうか。この長大な釜と滝は一度にカメラに収めることは不可能なのです。
トップの写真は上部になります。
同じ道を引き返し温泉に浸かって良い一日でした。写真を使わせていただき有難うございました。
我「山水会」の番外編を企画していただき、奥秩父の秘境『冬の西沢渓谷』の雪と氷の世界を探訪してくる事が出来ました。
春から秋のシーズンには多くの人で賑わうこの渓谷も、白く凍結した静寂の世界に 我々8名と完全装備の撮影目的のお2人以外には誰一人出合わない、緊張の時間を共有したのでした。
山梨県の北部と、長野県・埼玉県に境を接し奥秩父連峰を源流とする笛吹川の上流を流れ落ちる起伏に富んだ渓谷は、飛沫を凍らせ氷華をつくり我々の行く手を阻むのでした。
「山水会」は2~3000mにも登りますが、危険の伴う冬山は予定の無いことが多いいのです。今回会長はアイゼンを着用すれば行けると踏んで西沢渓谷行きを計画されました。
登山道への導入部は広く美しく整備されています。空は雲無く晴れ渡り落葉松が高々と垂直にのび、川の流れに沿って腐葉土の道が緩やかに上向いていました。
【落葉松林を行く】
次第に泡立つ川になったと思う間もなく滝が現れました。
【三重の滝】
この辺りまで来ると、川は飛沫を上げ急流となり比例して道も急坂になってゆくのでした。道には雪は解けているものの氷の滑り台状態が出現し始めていました。
こうなればアイゼンのお出ましです。何年ぶりかの装着は思うに任せずまどろかしいものでした。しかしなんという優れものでしょう。サクサクと好い音を響かせて一歩たりとも仕損じが無かったのでした。
急流に目を向けると「なんということ!」氷の花が輪舞しているではありませんか!!「なぜ?こんな事が?」色々な条件が重なったからでしょうか。
【輪舞する氷華】
川の流れの右側は肩すれすれにツララが分厚く迫り出しています。
【歩道に突き出した氷柱 M・M氏撮影】
ここまでくれば折り返し地点の、「七ツ釜五段の滝」もまじかです。滝を眺める橋は行き止まりになっていました。雪の頃は危険なのでしょうか。この長大な釜と滝は一度にカメラに収めることは不可能なのです。
トップの写真は上部になります。
同じ道を引き返し温泉に浸かって良い一日でした。写真を使わせていただき有難うございました。