濃厚なゴマラーメンが魅力「麺屋 いな垣」
JR常磐緩行線・北柏駅の北口から歩いて12分ほど。けやき通り沿いにある「パチンコ マルキン」の駐車場の一角に2023年11月20日にオープンした「麺屋 いな垣」へ。コチラは流山市駒木台にある人気店「民芸風らーめん いなほ」の姉妹店。2023年8月に閉店した「MENYA食い味の道有楽」の跡地を改装し、入居した形である。
店内はカウンター10席と6人がけ小上がり2卓の計22席。ラーメンはしょうゆ、ゴマ、ゴマ辛口、塩、辛口の各種を。またゴマ、ゴマ辛の2種のつけ麺も用意している。コチラの「ゴマラーメン」は濃厚胡麻ペーストを使用したもので担々麺から辣油を引いた感じ。そして「ゴマ辛」はほぼ担々麺、「辛口」は勝浦タンタンメン風の一杯だ。
それぞれチャーシュー、炙りバラチャーシュー、のり、白ネギ、赤ネギ、味玉、キムチを追加トッピング可能だ。ほか、ライス、チャーハン、ミニチャーシュー丼、卵かけご飯といった飯モノもあり一杯飲ることも出来る。今回は「ゴマラーメン(900円)」 を注文。この日は夜限定で大盛サービス中ということなのでお願いした。
着丼までは7分ほど。白濁したスープは動物系出汁に、前述の通り濃厚なゴマペーストを合わせたもの。ゴマの香りと仄かな甘味もあるが、粘度はさほど高くなくクドさもない。担々麺から辣油や辛味要素を抜いた…と言ってしまうと単純に聞こえてしまうだろうが、重くなり過ぎぬよう、物足りぬようしっかり計算されたスープである。
そこに合わせるのは菅野製麺製の中細縮れ麺。コシがありモッチリしていてスープとの絡みも抜群だ。丼央の挽肉は脂身が多めなのか舌でサラリとほどけ絶品。ほか小松菜、刻みネギがトッピングされる。卓上には胡椒と一味があるのでお好みで味調整を。実に個性的な一杯、美味しく完食した。次はゴマ辛つけ麺を啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 麺や いな垣
【住所】 千葉県柏市松ヶ崎435-1
【最寄】 JR常磐緩行線「北柏駅」北口徒歩12分