狛江駅前で啜る、絶品「生姜ラーメン」
小田急小田原線・狛江駅より歩いて3分ほど。狛江駅南口通りと世田谷通りとの交差点そばで2018年11月から営業する「柳麺かいと」へ。ご主人の加藤拓氏は八王子の人気店「煮干鰮らーめん圓」で修行し独立。Liverpool FCの大ファンで、屋号はそのLiverpoolでも活躍した元オランダ代表FWのディルク・カイトに由来するそう。
店内はL字カウンター9席。この日は券売機故障中のため、席での注文で前金会計とのこと。コチラで味わえるのは、修行元ともまた違う生姜の効いたスープの一杯だ。麺メニューは「らーめん」「つけそば」が、それぞれ「しょうゆ」「しお」と用意されている。追加で煮玉子、海苔、刻みネギをトッピング可能だ。
また麺量は並盛りだと150gで、プラス100円で大盛り(225g)、200円で倍盛り(300g)にアップグレードできる。150円でチャーシュー増しも可能だ。今回は「しょうゆらーめん(800円)」に煮玉子(100円)を加えてオーダーした。スープは豚骨や鶏ガラと高知県四万十直送の生姜を一緒に炊き、丸大豆醤油のカエシを重ねたもの。
生姜は決して前面に出過ぎる事はなく、ほのかに香る程度。動物系出汁の旨味に加え、醤油のコクとキレもあって旨いスープだ。そこにツルッとしてコシの強い中太縮れ麺を合わせている。チャーシューは醤油ダレがしっかり効いた、トロっと柔らかなバラ肉が数枚。こりゃライスとの相性も良さそうだ。
煮玉子は黄身がホックリとして、おでんのような味わい。ほか、シャキっとした小松菜、メンマ、海苔、刻みネギが乗る。バランスの良い、旨い生姜醤油であっという間に完食した。なお「しおらーめん」も生姜が効いたスープで、フランスのゲランド塩とシチリア島の岩塩、貝の旨味を重ねているそう。次回は「しお」だな。
<店舗データ>
【店名】 柳麺かいと
【住所】 東京都狛江市東和泉1-28-11
【最寄】 小田急小田原線「狛江駅」徒歩3分