話題のご当地麺「勝浦タンタンメン」を都内で
B-1グランプリ2015で千葉の「勝浦タンタンメン」が最高賞に輝いた。外房・勝浦で昭和29年に創業した「江ざわ」が発祥といわれるご当地麺だ。一般的な担々麺と違い芝麻醤を使わず、醤油スープに大量の辣油を加えて仕上げてあり、海女・漁師の冷えた体を温めるメニューとして広まったという。
都内にも勝浦タンタンメンを提供する店は数軒あるが、手軽さでは「大勝軒next」がオススメだ。こちらは御茶ノ水の大勝軒の支店にあたるが、「大勝軒next」の看板で上野のほか、渋谷、そして勝浦の海沿いにも店舗を展開している。
思いのほかアッサリした醤油スープの表面に、大量に張られたラー油。咽せないように、中太麺をゆっくりと引き出して食べ進める。ざく切りのタマネギと豚挽肉が麺に絡んで旨い。胃袋が熱くなるのがわかるほどで、食後しばらくは汗が引かない。
ちなみに「大勝軒」なので、おなじみの「つけそば」や「中華そば」も提供している。写真は「つけそば中盛(780円)」に、チャーシュー、メンマ、味玉、海苔の「next特製トッピング(400円)」を加えたもの。朝方まで営業していて、呑んだシメにこれがススれるのも魅力だ。周囲はキャバクラ街なのでキャッチにご注意を。
<店舗データ>
【店名】 大勝軒next 上野店
【住所】 東京都台東区上野2-12-9
【最寄】 東京メトロ千代田線「湯島駅」徒歩3分