肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 船橋】 麺屋あらき 竈の番人「特製ら~麺(980円)」

選べる3種の香味油。船橋「竈の番人」

京成線の船橋駅東口から歩いて2分ほど。仲通り商店街で営業する「麺屋あらき 竈の番人」へ。ご主人の荒木氏は麺屋武蔵で修業し、2005年に独立創業。現在は船橋界隈で数店舗を展開しているが、本店はココ「竈の番人」となる。かつては現在よりやや南の中央通りに店を構えていたが、建物の老朽化で2017年に止む無く閉店。

そんな中、系列店「戯拉戯拉」の隣=現在店舗がある場所に空きが出たため移店。当初は屋号を「鶏そば どりどり」に改め、メニューも鶏白湯中心に刷新し営業していたが長続きせず。結局「竈の番人」に屋号を戻し、今に至っている。なお店内は2階にも座席があるので、1階のカウンターが埋まっていても諦めないように。

麺メニューはら~麺、つけ麺、油そばに加え、二郎風の「竈治郎」もラインナップ。また香味油を海老、鰹、辛味、そして油なしから選べるのがウリのひとつである。店員さんにチケットを渡す際に直接コールする形だ。今回は特製ら~麺(980円)を、POPに「当店のスタンダード」と書かれた海老の香味油で注文することに。

待つこと5分ほどで着丼。茶濁したスープは豚骨、鶏ガラ、宗田節、さば節、煮干し等の魚介をじっくり煮こんだ濃厚な豚骨魚介。動物一辺倒ではなく魚介の旨味もしっかり出ていて、嫌な油っぽさも無く飲みやすい。海老の香味油は、香りの主張こそ控えめだが、スープをよりマイルドな味わいに変えてくれる。

麺は自家製の中太麺。ツルツルとした麺肌でコシもあり旨い。大判のチャーシューはホロホロでピンクがかったロース肉。ほか黄身がネットリした味玉、甘味の強い玉ネギ、ホウレンソウ、キクラゲ、メンマ、海苔、ネギが乗る。途中で卓上のニンニクや黒七味を入れて完食した。さて、次はどの香味油で啜るとしようか。

<店舗データ>

【店名】 麺屋あらき 竈の番人
【住所】 千葉県船橋市本町4-41-29
【最寄】 京成本線「船橋駅」東口徒歩2分

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