徳島県内でも屈指の甘さ「黒ラーメン」
JR牟岐線・文化の森駅から北へ徒歩6分。徳島市八万の国道136号=宮倉徳島線沿いにある「ラーメン屋 3の3」へ。こちらは小松島市「ゆ〜ちゃんラーメン」の姉妹店。両店ともパンダのマークが目印だ。元々「3の3」は文化の森駅そば、園瀬川沿いで2009年12月にオープンしたが、2016年5月に車の往来の多い現在の場所に移転した。
店内は店内はテーブル席と小上がりで合わせて25席ほど。麺メニューは、いわゆる茶系の徳島ラーメン「黒ラーメン」を筆頭に、醤油、味噌、塩とんこつ、タンタン麺、えび塩、特製カレーをラインナップ。トッピングにはチャーシューやバラ肉、生玉子などに加え、激辛調味料の「地獄の入口」もあり人気だそうだ。
また、白飯や卵かけごはん、カレー、豚丼、チャーシュー丼、いり卵丼といった飯物もある。さらに、ギョーザや春巻き、唐揚げ、エビマヨ、ポテトなどの一品料理も充実していて呑み屋としても使える上、キッズサイズのラーメンやプレートもあるので子供連れでも楽しめる。今回は「黒ラーメン(890円)」と「ご飯 小(110円)」を注文。
茶濁したスープは豚骨と鶏ガラをベースに、濃口醤油のカエシを重ねている。正直、動物系のコクは弱く、一方でカエシの甘さが前面に出ている。徳島県内でもかなり甘い方ではないだろうか。そこに合わせる麺は特製という中太ストレート麺。柔らかな茹で上がりだが、ダレ感は無くしっかりコシを残している。
チャーシューはホロホロで甘めの味付けのバラロール肉。外側が炙ってあり香ばしい。ほか、かなり甘く味付けされたバラ肉と、こちらも甘く胡麻油の風味の効いた太メンマ。シャキシャキのモヤシ、刻みネギが乗る。全体的に甘さが強いが、その分ライスとの相性は良く、あっという間に完食した。ぜひライス付きで注文する事をおススメしたい。
<店舗データ>
【店名】 ラーメン屋 3の3
【住所】 徳島県徳島市八万町弐丈53-1
【最寄】 JR牟岐線「文化の森駅」徒歩4分