バイパス沿いの大型店で頂く“新”徳島ラーメン
徳島から鳴門へ向かう吉野川バイパス沿いにある「ラーメン将軍」は、駐車場の広い大型店舗。長年、徳島市街の歓楽街「秋田町」で営業してきたが、2012年に郊外の川内町に移転。看板メニューは「天下一品」にかなり寄せた鶏ベースの濃厚ラーメン。秋田町時代から長年愛されている味である。
この天下一品風ラーメンが食べたいなら「こってりラーメン」を注文するとよいが、せっかくなので「新徳島ラーメン」なるメニューを頂くことに。こちらは豚骨と鶏ガラベースの茶濁スープに、チャーシュー、ネギ、モヤシ。生玉子こそトッピングしなかったが、見た目はガイドブックで見るような徳島ラーメンだ。何が“新”なのか?
メニューには「徳島ラーメンの甘さが苦手な方のために、野菜の甘さをやさしく出しています」との添え書きが。徳島ラーメンでよく使う砂糖や蜂蜜を控えているようだ。このあたりが“新”の所以だろうか。確かに言われれば、甘味が少し柔らかいが、欲を言えば「新」要素がもう一手欲しい所か。とはいえ味は決して悪くないので是非どうぞ。
<店舗データ>
【店名】 ラーメン将軍 川内店
【住所】 徳島県徳島市川内町大松84-1
【最寄】 徳島自動車道「徳島IC」降りて3分
★2019年7月26日に板野郡藍住町に移転
★新住所は徳島県板野郡藍住町笠木中野167-1