肥宝館 -貧すれば丼する-

【銀座】 らーめん一郎「しじみらーめん(900円)」

十三湖シジミを使った絶品ラーメンを銀座で

いまや都内屈指のラーメン激戦区となった銀座。篝、むぎとオリーブ、朧月、伊藤、風見、蝋燭屋…。名店ひしめくこのエリアに、十三湖のシジミや、シャモロックなど、青森の食材をフィーチャーしたラーメン店がある。2016年12月にオープンした「らーめん一郎」だ。無論、マシマシの呪文を唱える某店とは無関係である。

お店は外堀通りから並木通りに入る道沿い、銀座駅C8出口のすぐ目の前にある。表に出された看板は手書きで、まるで新橋の酒場のよう。地下1階にあるお店はカウンター8席のみのこじんまりとした空間。厨房に立つのは、東川口の人気店「麺匠 喜楽々」の元店長・柴田浩平氏だ。

喜楽々でも津軽ラーメンや、期間限定ではあるが青森市のB級グルメ「味噌カレー牛乳ラーメン」を提供しているが、「らーめん一郎」も青森の食材を前面に推す。ラーメンは醤油、塩、しじみ、焼き干し出汁、期間限定メニューと多彩なラインナップ。人気は「醤油らーめん」と「しじみらーめん」が二分している模様だ。

今回オーダーした「しじみらーめん」は、青森十三湖産の大和シジミを使った出汁に、海塩やミリン、酢などを合わせたスープ。そこに博多豚骨ラーメンで使用するような、加水率低めの細ストレート麺。これが意外にも合う。トッピングにはシジミはもちろん、大判で味の良いチャーシュー、香りの良い揚げネギなど。じんわり旨い。

一方の「醤油らーめん」は、青森シャモロックの丸鶏とイワシの焼き干し、シジミ出汁を加えたスープで、こちらはなめらかな食感の中細ストレートを合わせてある。サイドメニューには数の子が乗った「ねぶた漬けご飯」、そして青森県民の万能調味料「スタミナ源たれ」の味のチャーシュー飯も。是非、様々なメニューを試してみて欲しい。

<店舗データ>

【店名】 一郎らーめん
【住所】 東京都中央区銀座3-2-13 江戸常ビルB1F
【最寄】 東京メトロ銀座線「銀座駅」C8出口すぐ

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