北松戸で啜る「もちもちの木」を思わせる一杯
松戸競輪の最寄りとなる、JR常磐線の北松戸駅。競輪場とは線路を挟んで反対側の東口周辺には「肉玉そば おとど」本店、とみ田の二郎インスパイア「雷」と、人気店も点在する。その東口エリア、それも駅舎のすぐ横に2017年9月にオープンした「麺屋ひなた」が、ラーメンファンの間で旨いと話題だ。
オープンから半年、今のところ「中華そば」と「油そば」の2本柱で営業している模様。中華ソバは、鶏と豚の出汁に鰹節をきかせたスープで、表面をカメリアラードが覆いアツアツ。この組み合わせは、人気店「もちもちの木」を彷彿とさせる。てっきり独立組かと思ったら、ご主人は独学でこの味にたどり着いたそう。恐るべし。
チャーシューは鶏と豚の2種で、低温調理のジューシーなもの。麺は菅野製麺の細ストレートで、喉越しが良い。表面を覆う脂のおかげでスープは最後までアツアツ。飲み干してもまだ、丼から湯気が立つほど。帰り際に、ご主人が「油そばも、おススメですので」と。次回、是非チャレンジしてみよう。
【追記】さっそく油そばを啜りに
再度訪問し「油そば 300g(790円)+味玉(100円)」をオーダー。中太ストレート麺には、すでに着丼の段階で胡椒の効いたタレが絡んでいる。更に魚粉を絡めることでカツオなどの魚介風味がプラスされ旨味倍増。鶏と豚、2種のチャーシューが秀逸。プチトマトの甘みもよく計算されている。パンチのある一杯、是非お試しあれ。
<店舗データ>
【店名】 麺屋ひなた
【住所】 千葉県松戸市上本郷905-5
【最寄】 JR常磐緩行線「北松戸駅」東口徒歩1分