肥宝館 -貧すれば丼する-

【埼玉 浦和】 ときわ亭「特製中華そば(1000円)」

あら、こんな所に名店が。浦和「ときわ亭」

JR浦和駅から徒歩15分ほど。国道17号線・中山道そば、浦和警察署横にある「ときわ亭」へ。店名にもなっている店の住所「浦和区常盤」は行政の中心地。さいたま市役所、浦和区役所、知事公館、NHKなどが集まる。こちらのお店、以前は「彩流」の名で営業していたが、2014年に心機一転「ときわ亭」に名を変え再出発。

その後、2018年春までは「煮干そば」が主軸だったが、良質な煮干しの安定供給が見込めず「中華そば」へと更にリニューアルしたそうだ。現在、メニューは「中華そば」と「台湾まぜそば」の2本柱で、油そば、台湾らーめん等も提供している。また限定メニューも用意されていて、この日は「トマトチーズ担々麺」とのことだ。

そしてライスが無料で、量も50g~200gまで50g刻みで4段階から選べるというから嬉しい。有料トッピングには海苔やタマネギ、ほうれん草に並んでクリームチーズや生玉子もあるが、これは台湾系専用といったところか。今回は「中華そば」の特製を、もちろんライス150gも添えて注文した。

程なくして、小ぶりな丼に麺と具材がぎっしり詰まった中華そばが到着。スープは煮干より節系の香りと酸味が強いか。動物系の下支えもあり旨い。合わせるのは三河屋製麺製の中太でしなやかな麺。その上に大判で厚切りのチャーシューが4枚。3枚は脂を落としたバラロール、1枚はホロホロの豚バラ肉で、どちらも絶品だ。

ほかにも味玉、穂先メンマ、ほうれん草、バラ海苔と具沢山で嬉しい。味玉は甘めの味付けで黄身がトロトロ。この味玉とほぐしたチャーシューをライスに乗せて、すこしスープを回しかけて一気に掻きこむ。至福の昼下がりである。ご主人のコダワリと企業努力が滲む一杯だ。次回は「台湾まぜそば」を啜ってみたいところである。

<店舗データ>

【店名】 ときわ亭
【住所】 埼玉県さいたま市浦和区常磐4-16-22
【最寄】 JR東北本線「浦和駅」徒歩15分

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