2学期制の学校では今月期末テストが実施されます。
ほとんどの学校でその範囲が配布されましたね。
意欲的な生徒さんは教室に来てまず
範囲表を見せてくれます。
授業も範囲の復習になりますから、より確実に理解し
高得点を狙いたいところですね!
しかし、中学校のテストは担当されている先生が作られるので
同じ単元の学習でも、市販されているテキストを使うと
その理解度と並行して得点できるというものではありません。
中学テストで高得点を狙いたいなら
授業を良く聞き、どんなテストを出すだろうか?という予測をたて
また、先生は此処を出しますというヒントを言ってくれるので
それをしっかり書き留めていく事が一番のポイントでしょう。
ただ、生徒さんにそう言ってしまうと
テストに出すと言ったところしか学習しなくなってしまう場合もあるので
当教室ではその場のテストの事だけを考えるのではなく
その後の学習も視野に入れて
範囲になっている単元を学習していきます。
学校のテストは取れるけれど、偏差値が上がらない(低い)
生徒さんは、こうした範囲学習の中でも
極めてせまく、先生がヒントを出した所しか学習しないスタイルを
続けてきた場合が多いです。
「学校のテストが取れていれば安心」といった考え方は
小学生までです。
中学生は高校入試に備え学校のテストは「一部」と捉え
より広い学習が必要でしょう。
中学生活も馴染んだ頃の入塾生さん達は
多くの場合、小学生の単元を復習する事になります。
そうした流れを見ていくと、小学生時代に学習した事(特に5,6年生)
が確かに基盤になり、重要だとわかりますよね。
ですから中学で上位に食い込みたい、高得点を狙いたい、
または希望する高校に順調に進みたいと
お考えでしたら、小学生からの取りこぼしの無い学習が
必要不可欠だということをぜひ念頭に置いて
お子様の学習や進学を考えていただきたいと思います。