勉強が嫌い、苦手な子は、当然成績も悪く、テストも嫌い
小学校も4年生くらいになるころから、学力の優劣を意識しますが
中学生のような劣等感はまだ持っていない事も多いと思います
私は小学生のうちから高い学力を定着させる事が必要なのではなく、こうした劣等感の芽になる要素を
摘む事が必要だと考えています
小学生時代に勉強の嫌い度が100%の子はまだ少数派だと感じています
よほど押しつけや結果を求められている生徒さん以外は、度合いで言えば五分五分というところでしょうか
小学校で行われる学力テストは、その時、その瞬間の学力だと言えます
なので短期暗記力があれば、 その瞬間 は問題なく通過でき、表面上は 良く出来ると評価されます
しかし、中学のように半年スパンでのまとまったテストになるとあっという間にその力は通用しなくなり
「小学生の頃はよくできていたのに」という状態に落ち込み、自信を失うと同時に周囲からの評価が下がる事で
勉強嫌い度数は上がっていくのです
実際、小学生に半年前に習った単元を解いてもらうと何も覚えていない事はめずらしくないんです
ただ、小学生が長期記憶を出来ないのではなくて、反復をしていない事によるものでしょう
思い出す という行為が記憶を深く定着させるので、忘れる頃にもう一度というのが効率的な学習方法という事になります
東京育伸会では、季節講習をこうした復習の為の時間と考えて
受験生以外は学年を超えた復習をするのが基本です
1年前、2年前に遡る、または苦手と思われる単元の基本に戻るなど
その子に必要とされる復習をすることで
わかっている事、知っている事が思い出され、自信を取り戻すと同時により深く理解する事で
次の単元や難易度にも挑戦してみようと言う気持ちに変わっていくのです
当教室でよく起きる事例ですが
苦手教科と得意教科があり、苦手教科だけを受講したいと言う生徒さんがいます
それで、苦手教科を受講してもらうと1年後には得意教科を押さえ苦手教科が一番得点が高くなっていた
という話も珍しくはないんです
ある生徒さんはそれでクラス1位になったという事もありましたし、常に学年上位をキープし続ける生徒さんもいますが
みんな最初からそうだったのではなく、学習のコツ、復習の習慣が身に付いた事が大きな要因でしょう
勉強嫌いな子・苦手な子、2017年は東京育伸会で一緒に頑張ろう!
新年は1月10日から無料体験授業を行います
お気軽にお申し込み下さい(受験生以外の生徒さんは学童教室ハイブキッズにて行います)