東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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英語と国語の関係

2012-12-05 12:41:50 | 学習全般

小学生の国語が出来ないと中学生の英語が出来ない

中学の国語が出来ないと高校の英語が出来ない

 

と、仰った先生の言葉をいつも思い出します。

 

以前も書いたかもしれませんが、日本語で「形容詞」となっていても

英語にした時、必ず同じにはなりません。

日本語の主語と述語の関係は英語になっても変わりませんが

そもそも主語・述語・修飾語の関係をしっているか?

という問題が出てきます。

 

「何を修飾しているか?を探すのよ」と言われても

そもそも日本語でそれを理解していなくては答えは出てきませんよね

知っているだけではダメです!!

知っていて使えなくては英語になった時使い分ける事はできませんよね

「形容詞とは?」「動詞・助動詞とは?」「副詞とは?」

他にもありますよね。

これらは当然国語で学習する分野です。

 

小学校、今の学習の流れは1年生からそうた内容を学習していきます

もちろん、それが動詞ですよ、名詞ですよ等は使いませんが

その基本となるのが「こそあど言葉」でしょう。

接続詞や指示語を従来より遥かに重点的に学習しているのがわかります

マトリョーシカのようなスタイルで抽象と具体の関係についても学習しています

とても良い学習になっていると嬉しく想う一方で

今の中学生さん達が、これらを十分に学習せずに英語を始めてしまっている・・

なので単元学習ではそこそこ理解ができても

入試問題に近づく長文読解では思うように得点出来ないという壁にぶつかってしまうのではないか?

長文は単元学習でつけた力だけでは不十分です。

 

Would you give me cold water?

冷たいお水をくれますか?

Please give me cold water.

冷たいお水を下さい。

I wanted cold water. 

冷たいお水が欲しかったの。

 

全て「お水が欲しい」と言っているのですが状況によって言い方が変わる事を

普段の会話で、特に日本語で意識して使っているはずありません。

英語の時だけ意識しようとしても、本格的に学習し始めるのが中学生になってからなら

2年や3年間で使いこなすのは困難です。

これらを意識して行くのが小学生国語の学習だと考えても良いと思っています。

5W1Hを知っていても使い分けが出来るようになるのは文脈を読みとる力や知識ですから

英語を伸ばしたいと思う日本人なら国語を知る必要があると思いませんか?

 

小学生さんの冬期少人数クラスでは2回の国語の授業で

「主語・述語・修飾語と文の要約」を学びます。ぜひご参加ください。



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