受験生は英語の単元学習を終了し、入試対策の長文読解に入っています。
ここからが実力を付けて行く学習ですね!
この長文読解が始まってから多くの生徒さんやこれまで英語が得意だと思っていた生徒さんには
なかなか点数が取れない、上がらない状況に苦しむ事があります!!
理由は複数ありますが
ここでは3つのポイントをお話しします。
まず、単語力です。
長文では知らない単語も出てきます。なので知らない単語を少しでも減らす為に
日々学習していくわけですが、テストの最中に知らない単語が出てきた時の対処法を身につけて行かなくてはいけません。
特殊な言葉は文章の最後に解説が書かれていますからそれ以外でわからなかった時は
それを考える為に手を止めるのではなく、先を読み進めその内容からおおよその検討を付けるしかありません。
wasと書いてあるのに自制を考えない等のミスは単語をしっかり学習する事で意外と防げるものです
不規則動詞の活用は嫌っというほどやりましたね!
しかし、今テストしたらどれくらい覚えていますか?
半分も出来ないなら勿論やり直しをした方が良いですよ!!
次に国語力です。
英語から和訳する時に変な日本語になっている生徒さんをよく見かけます!
「We」となっているのに「私は」
過去形なのに進行形で和訳してしまったり
質問から外れた答え方など・・・
これらは根が深い弱点です。
私はこの弱点がある事を塾内生さんには早い段階からお知らせし
国語力の強化に力を入れてもらえるようにしていますが、中学生になると
なかなか国語の授業をする余裕がありません。
数学と英語の単元学習に手一杯になるのが普通なので、この時期になって国語をやっておけば良かった
となってしまいます。
実際、小学生の間に身につけるべき国語力がほとんどなので
やはり英語を得意にするには小学生の国語が物を言います。
この部分が弱点となっている生徒さんは自習に来て問題数を少しでも多く解き
慣れる必要がありますね。
さて、3つ目は雑学です。
英語で書かれている問題文には何が書かれているでしょう?
物語もありますが、多くは歴史上の人物にまつわるお話し
そして国語では無い形式の対話文やメールのやり取り
そこから内容を読み取る訳ですが、自分が知らない分野の話はいくらでもあります。
コーヒーやブドウの原産地についての話や日本の伝統芸能の話など
また地球温暖化や旅行に行く計画を立てているシーンなど様々な雑学があった方が
文章を理解しやすい物です。
全く雑学のない生徒さんにとっては全くなんの話だかわからなくなってしまいます。
こうした雑学はTVを上手く利用する事で生徒さんたちだけなく私達も学べますよね。
国語同様、英語の長文読解は少しでも多くの問題に触れ
慣れる必要があります。
自校作成校の問題に挑む生徒さんはスピード、リズム・・これらも要求されますから
演習問題は他人の倍と考えましょう!!
台風も過ぎ、穏やかな秋晴れです。今日も一緒に頑張りましょう!!