フリージアがほんのりと良い香りを放っている教室です
入試が終わり、今週は個別面談の為保護者の皆様に教室にいらしていただいています。
殺風景な教室なので春らしくお花を飾ってみると
生徒さん、特に男の子の方が「あれ、お花なんか飾ってどうしたの?」なんて言ってくれます(^_^;)
教室には高校準備講座の為、受験を終えたばかりの生徒さん達も来ています
この1年を振り返り自己反省を含めた感想を作文にしてもらおうと思いました。
「自分の今の心境」は言葉にするより文字にした方が
はっきり現れ、自分でもビックリする事がありますよね。
「受験を終えて」という漠然としたお題ではなかなか何を書いていいのかわからない・・と言う事で
「次の受験生さんへのメッセージ」にして少しの時間、自分と向き合ってもらいました。
この1年間を振り返り、何が良かったのか悪かったのか?
また受験が終わったという実感が湧いていない生徒さんもいるようです
多くの時間を勉強に費やし、自分の弱点を潰して行く過程の中で
精神的疲労から落ち込んだり、投げ出したくなったりします
そのたびに、歯を食いしばって乗り越えてゴールを目指してやってきた
ただ、受験は蓋を開けるまでわかりません
実力があっても、何かのタイミングで合格を掴めない事も当然あります
またその逆もしかりです。
どんな結果が出たにせよ
目標に向かって自分を成長させてきた事に変わりは無いんです
受験を通して学ぶ事は知識だけではありません
自立や人としての成長がそこにはあるはずです。
「合格はボロボロになって掴んでこそ意味がある」っとある先生が仰っていました
楽な道は無い、近道は無い、
必死になって、ボロボロになって掴むからこそ、そこに成長があるんですよね。
欲しい物は何でも手に入る世の中です。
苦労なくして望みを叶えて来てもらった人にとって
受験の苦労は受け入れがたい物かもしれません
でも、社会に出る訓練として
我慢する事、苦労する事、やりきる事、人に感謝する事・・・
そうした事も学んで初めて
“意味のあるもの”なんだと思います。
ただ合格するだけじゃない、高校受験は人生のターニングポイント!
この1年で何を学んだか、自分と向き合い反省点を今後に活かして新しい一歩を踏み出して下さいね!