お天気も良く、気温も上がり、春を感じるこの頃ですが
花粉に黄砂にPM2・5など、マスクも外せず、目薬も手放せず、鼻のかみ過ぎでヒリヒリと
嬉しくも辛い時期ですね。
教室の生徒さん達もこの時期は集中したくてもなかなか具合の悪さに
妨害されているようです。
当教室では毎回定期テスト前の無料対策授業を実施しています
今回も対策で扱った問題と全く同じ問題をテスト問題の中に見つけました。
しかし、生徒さん、それを間違えてしまいました!
私が解説した所だったのでた覚えていたのですが、また同じ答えを書いての×でした。
なぜ?解説した時に正しい答えを自分で書いたのに・・
こうした事は実はよくあります。
さて、何が悪いと思いますか?
どうすれば生徒さんは正しい答えを書けたでしょう?
私は訓練しかないと思います。
理解しているのに正しい答え方が出来ない
テストは理解しているだけではダメです
質問と=になるように答えなくては○にはならないでしょ?
何を聞かれているのか、それに対してどう答えなくてはいけないのか。
形式があります。
長期休みは普段の学習の仕方をちょっと変えて“訓練”に近い学習が出来るので
チャンスだと言う事です。
今回受験をした生徒さん達に「次の受験生さんへのメッセージ」を書いてもらいましたが
どの生徒さんも長期休みの利用を重視していました。
学校がある期間は踏み込んだ学習が出来ないからです。
先ほどの例を考えても「あ、そうか」と授業中で理解できたとしても
それを使いこなす訓練が出来ていないから同じ事をしてしまうんですね
「あ、そうか」の続きが無い・・・・
「あ、そうか。じゃぁ違う問題でもやってみよう。違う問題でもこう答えればいいのかな」
それが「勉強」だと私は思います。
長期休みは自分に課題をかせて生活そのものや目標達成など
向上させるチャンスです。
私は我が子に言うのは「教わってきたのだから定着するまでやってみなさい」
外から帰ってくれば「遊んできたのだから課題をこなしなさい」
など声をかけ、わかっている事でも“訓練”するように促します。
ただの復習や宿題もそう言われるととても大切な事だと子どもも気が付くようです。
長期休みは普段と違う学習スタイルを取り入れ、実りあるものにするのが
学生の務めだと思います。
テストの成果を見て共に喜べるように・・・厳しいようですが長期休みの利用は不可欠です。