東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

受験生の悩み

2013-10-14 12:03:44 | 受験生さんへ

この時期受験生さん達には否が応でも焦りが出始めます

悩みは様々ですが、ここまで順調に伸びてきた生徒さんも“停滞”に悩んでいたりするものです

特に、伸びてきていた生徒さんにとって、ここからは本当に偏差値の1が大きくなります

60を超えてきた生徒さん達です

58から60に伸ばすより62から64に伸ばす方が大変なんです

跳び箱(懐かしい)に例えてみると段差が激しい・・・と思ってください

お子さんの力でその段差をここまで軽く飛び越えられて来たとしても

いよいよ、なかなかスムーズに飛び越えられない高さになってきたんです

 

「何をすればいいかわからないんです」

そう生徒さんから相談されるのも毎年この記事です

それまでは単元学習がありましたから学習する内容が明確だったのに対し

今は総復習と応用の演習を重ねる時期です

各教科での「何をすればいいか」ではなく

やらなくてはいけない事が多すぎて、どれをどの程度すればいいかがわからない・・

どの順番に、どれをどのくらい・・・

という事なのです。

不安が大きければ大きいほど自習に来ている時間も長く

私や講師が頼られている事を実感します

 

教室には沢山の演習問題集が用意してあります

得意だと思っていた単元も違う演習問題集では出来なかったりする!

そうしながらその単元に本当の意味で強くなっていく・・という作業は

授業の中でしていてはもったいないんです。

違う問題集で出来なかった事を自分で必死に考え、自分の力で解く事が

入試に向けた最後の学習法です。

 

もう一歩、力を伸ばしたい生徒さん達にとって

何をどうする事が適格なのか・・・

一人ひとりそのポイントも違います。なので一人一人にアドバイスをしています。

それが実行できれば間違いなく伸びます!!

アドバイス通りにしているのに全く伸びないという生徒さんはいません。

ただ、そこには取り組む姿勢や集中力の問題もある事は事実です。

 

集中力を高い状態で維持する事はとても難しく自分でコントロールするには

年齢的にもまだ弱い部分が沢山あります。

静かに机に向かっていても集中力の波は絶えず変動しているのが普通です

「8時間頑張りました」としたとしても

本当に良い集中力を発揮できたのは8時間そのままであるわけがありません

実際は半分にも満たない事がある訳ですから

「時間」で学習したと思ってしまう事に落とし穴があります!

 

「こんなにやったのに、まだ出来るようにならない」

と落ち込む生徒さんも「こんなに」は実は「まだそれだけ」の事が多いですよ!

会話のなかで私は意外と厳しくそう言い放ちます

その時、素直な生徒さんは「そうか」となるのですが

そうでない生徒さんは「塾長は意地悪だ」となります

その結果がどうなるかは皆さんお分かりですよね。

 

生徒さんたちはよく私の事を「恐い」といいます

でもそれは厳しくていつも怒鳴っていて・・・というスパルタの意味では無く

“見透かされている”という意味で「恐い」のだと思います。

塾内生の皆さんはきっとこの文章を読んで頷いているでしょ?

その顔が目に浮かぶようですよ(^_^;)

 

さぁ、一つ一つクリアして前進しましょう!

今日も頑張ろうね!!



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