東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

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2016年のチラシです(再記)

2016-02-22 12:58:33 | 教室便り

2月27日 13:00~  15:00~   入塾説明会

3月12日  18:00~  高校受験・大学受験に向けての情報お茶会

を行います

 

賑やかに表紙を飾っている冬期講習の授業風景とともに

入塾説明会と交流会のお知らせを加えました

交流会は前回講演会を行いました会場と同じ場所です

今回は、講演会ではなく

授業風景をご覧頂きながら、実際に授業をしている講師陣と気軽におしゃべりしましょう♪

という企画です^0^

スタート時間が遅いのですが、お茶をご用意してお待ちしようと思っています

通塾頂いているご家庭も、そうでないご家庭も

東大生・東工大生・お茶の水生のみなさんと楽しくお喋りできる時間になればと思っています

お子さんと一緒に、親御さんだけでも

みなさんのご都合に会わせていらして頂ければと思います!

ご参加、お問い合わせお待ちしております

 


慶應SFC見学に行ってきました

2016-02-22 11:47:28 | 学習全般

教務の横塚講師の知人に慶應SFCの現役生がおり

SFCという大学について、そして入試について

リアルなお話を聞きながら、校内を紹介してもらいました!

もちろん、現2年生の皆さんも一緒です^0^

見学風景の写真はホームページの方に近いうちにUPしますのでチェックお願いします

 

湘南藤沢からバスで行くSFC

大学の近くは畑と森

豊かな自然に囲まれた美しい大学でした

驚いたのは多くの生徒さん達が家には帰らず、平日は大学内で”生活”しているらく

生活空間もあるブースがありました

猫が住んでいる入り口、上を見上げるとお布団が干してあります

冷蔵庫にお鍋、バーベキュー用品まで揃い、学生の皆さんは

食事を囲みながら今している研究について熱心に意見交換しているという話も聞かせてもらいました

 

また、環境学部・情報学部の隔たりは殆どなく

自分が研究したいテーマを研究する事ができるシステムだという話を聞きました

例えば理系でも研究に心理が必要ならその研究もでき、逆もあり

学部にとらわれない事で、総合的な研究ができるのがこの大学の魅力です

とは言っても、提出課題もあり

自分で作ったと言う「ゲーム」をパソコン室で見せてもらいました!

クリスマスサンタをモチーフにしたシューティングゲームですが

とても可愛らしくて、当教室の生徒さん達も目を輝かせて見入っていました

 

人工知能の研究も熱心で「ペッパー君」の段ボールがガラス越しに見えたり

または3Dプリンターの台数や種類の多さにはみんなビックリ!

広い校内をのんびり歩きながら、SFCの魅力をたっぷり聞く事が出来ました

 

そんな現役生の彼ですが、実は既に起業し社会人でもあります

慶應の力添えのもと、オフィスを持ち働いています

入試については、そんな彼のオフィスで話を聞かせてもらいました

 

慶應の入試システムからどんな勉強をする事が必要かも時間をかけて話してくれました

SFCが求める生徒像、必要とされる資質

そして、過去問を見ながら入試で求められる力など・・

質問タイムに移り

生徒達から幾つか質問をさせてもらいました

「小論文対策の為に新聞等を読んでいましたか?」の問いには

「新聞は一切読みませんでした、その代わりと言ってはなんですが、僕は受験期だけで

100冊以上の本を読みましたよ。それが直接入試に関係しているとは思わないですが、評論文を読む事で

文の構成がわかるようになる。そして、毎日のように小論文を書いていました。

毎日書く事、本を読む事で、文の構成を理解し小論文の本質を理解しようとしていました。」

 

「どのような勉強法をとりいれていたのか教えてください」という問いには

知識

思考

経験

と縦にホワイトボードに書き、説明してくれました

「まずは”知識で満たす事”

公式が曖昧では使えない、まずはどんな公式があり、どんな時に使うのか?を知る事

単語を知らなくては本当の意味で文章を理解する事も出来ないからね。

知識で満たし、次はその知識をどう使うかと言う思考、その思考をもとに

問題を解くと言う経験を増やして行く。」

 

SFCは試験教科数が少ないのが特徴ですが、その分特化する必要があります

出題傾向はないというのが傾向だよ、っと笑って話す横では真剣に話を聞く生徒さん達の姿

知識の詰め込みではなく、「なぜこうなるのか?」と考える習慣の大切さも教えてくれました

 

最後に

「せっかく知り合ったんだから、なにか力になれるならいつでも声を掛けて下さい。」

という嬉しい申し出も!

「SFCの小論文はSFCに行った人が添削するのが一番ですから。」と話してくれました

同じ慶應の経済学部の小論文で完成度が高まったとしても

SFCでは高得点とはなりません

それだけ特殊な小論文なので、大手塾で教わる小論文では通用しない事の方が多いのだそうです

ただ、現状はまだ添削してもらえる域にも達していませんから

基礎的な事を鍛えてからお願いしますとお返事をしました

 

大学選びをする時、こうした説明を聞けるというのは本当にラッキーです

こんな機会を実現してくれた

横塚教務と慶應生に心から感謝の1日でした^0^


2月27日 入塾説明会 を行います(再記)

2016-02-21 10:08:53 | 教室便り

2月27日(土) 13:00~  15:00~ 

の2回 入塾説明会を行います

 

入塾説明会なので当教室のシステムをご紹介するのはもちろんですが

実際にどのくらいの生徒さん達がどの程度成績を上げているかも

ご紹介します

また、近年の入試情報(高校・大学)についてもお話しさせて頂く

事になっています

 

当教室は今年4月より合同会社として組織変更を行い

事業拡大となります

より良い成果と運営を目指して参りますのでご支援のほど

よろしくお願いします


受験ストレスに負けない受験を!

2016-02-20 15:15:12 | 子育て編

世界先進国の中で、日本の子ども達の学習時間は実は少ないと言う事を

ご存知でしょうか?

それに比例するように、自己肯定感も低い子どもが多いのも日本です

そして、その自己肯定感は学歴に比例して

低い子どもほど、自己否定が強く

自分を価値のある存在だとは思えないようです

これらは私が今読んでいる本からの抜粋の話ですが

実際、私も感じている所でもあります

 

世界の子ども達とコミュニケーションをとって来た事は無いので

比較は出来ませんが、ネット社会ですから

世界の子どもの育て方、考え方を数年前より知る事はできます

 

日本の子ども達に足らない力は入試力ではないと思っています

素直な性格から生まれるメリット・デメリットが現代の子ども達を作っている

んですよね

素直で、思いやりがあり、自分より相手を重んじるからこそ

自己主張が弱くなり、他人の言いなりなる事で物事を穏便におさめようとする力が働き、

その結果

自分のうちに溜め込んでしまうと言うのは、子ども社会だけでなく

大人の世界でもありがちな話です

 

受験においても、そうした”性質”が色濃く現れて

受験期にモチベーションを落としてしまったり、最悪の場合は「鬱病」に近い状態になり

最終的には受験を諦める事もあり得ます

受験期にこうした状態になるのは、先ほども書いたような性格のお子さんに多く見られますが

年々増加の一途を辿っているようです

 

実際、私の娘もこうした受験ストレスを強く感じている一人だったと思います

受験ストレスで失敗してしまう一例として

今日は私の娘の事を書きたいと思います

 

高学歴の講師と共に塾を運営する塾長の娘としてのプレッシャーは

周りが思う以上の物でしょう

学校でも、模試でも良い成績をとって当たり前でなくてはならない

誰も口にはしなくても、娘の中でそのプレッシャーは大きく重くなるばかり

だったようです

娘がストレスを抱えているサインは実は中学生の頃から始まっていました

成績を落とすわけにはいかない、という自責があり

生徒会や部活動にも参加しながら勉強に手を抜く事はありませんでした

しかし、それは自責からであって

そこに自分の意思があったのか?というとその気持ちは50%ほどももなかったでしょう

良い成績をとるのも、自分がそうしたいからではなく

立場上するしかなかったのでしょうね

高校受験機には偏差値が65を超えた辺りからストレスに支配され

逆に勉強が手に付かなくなっていったように思います

そして、塾長の娘として晴れ晴れしい合格を手にしなくてはならない

というプレッシャーは最強のストレスとなり、娘は高校受験を失敗します

難関校には失敗した物のそれでも上位校には進学しました

しかし、自分のいるべき場所ではないという自責は強く自己否定はさらに強くなり、

学校も、自分も勉強も全てを否定し始めてしまいました

 

娘の場合、その立場を考え、誰からでもないプレッシャーを感じ

「自分が思い描く優秀な生徒」になるしか、そのプレッシャーから逃れる事が出来なかったのだと思います

親ばかですが、心の優しい真面目で素直な子です

親が成績の事をとやかく言わずとも自分で自分を追い込んでしまうタイプなのです

 

中学の頃から受験ストレスに対する兆候がありました

おそらく、ストレスを抱えている子の殆どに現れる傾向だと思います

・朝起きられない

・寝付きが悪い

・ボーっとしてしまう

・集中力が続かない

・急に感情の起伏が激しくなる

・学校に行きたがらない   等です

これらのサインを逃してしまい、長期化すると鬱病などに進行してしまいます

サインを見逃さず、対処する事が受験期にできる親のサポートだと思います

これらが発展して、体調に変化をもたらし始めると

・食欲が無い、もしくは過剰摂取する

・朝にお腹の調子が悪くなる、熱が出る

・頭痛がする

・蕁麻疹や発疹が出る   等になっていく

 

娘の場合は、第三者からの圧力ではなく、自分自身の性格からくるストレスだったので

改善はとても難しい例です

最終的に私は浪人を覚悟で塾をお休みさせる事を決めました

とは言っても、週に1回の通塾は続けさせました

4ヶ月間、週1回の通塾のみ、その間に受験ストレスからの脱出をはかり

立ち直るのを待ちました

 

教室には、受験ストレスで悩んでいる生徒さんやそのご家庭の親御さんもいらっしゃいます

周りの大人の取り組みで、こうしたストレスから早期に改善できるように心がけています

受験期は勉強だけでは乗り越えられないと言う事を

親御さんが自覚して頂き、子どもに寄り添う姿勢を見せる事が大切ですね

 

娘は今、元気に勉強しています

もう自責から勉強しているのではありません

本当の意味で、自分の為の目標や目的を明確にし、自分の為に頑張る事を理解しました

浪人と言う結果になりましたが、これからの人生に向けて

意義のある選択だと思っています

 

受験ストレスを克服した経験が、人生でのストレス免疫力に繋がるとも

その本には書かれていました

確かに、そうだと共感しています

お子さんの受験での親の関わり方が重要だと言う事も言えます

どこに合格したかに注目されがちですが

何を身につけて進学できたか?がご家庭と本人にとっては一番大切な事だと私は思います

今日の話は

受験生とそのご家庭にとって参考となれば幸いです