東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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逆転発想で受験に挑もう

2016-12-24 11:25:59 | 学習全般

私は頭が固いと言うか、余裕が無いと言うか遊び心が無いと言うか・・

真面目なのは良いのですが、発想に面白みが無いんですよね

なので、他の人のブログを読んだり記事を読んだりして学ぶ事がたくさんあるんです

このブログを始めてもう6年ほどになります

そしてこのブログを書き始めた頃からずっと読ませて頂いているある先生のブログも6年ほどただただ

読んでいただけなのですが、今年はコメントのやり取りをするようになりました

そんな先生のブログは私と違って発想やひらめき、アイディアの宝庫です

今日の逆転発想はその先生の記事を読んだ事で私が思った事です

わかってはいるけれど改めて字にされると妙に納得してしまうから不思議です

 

 

先日学童のクリスマス会で、塾生の生徒さんにピアノの演奏を担当してもらいました

沢山のお客さんの前で緊張したそうで、思ったように弾けなかったようだと

お母さんからお話を伺いましたが、発表するチャンスは多い方が良いという話から

受験も模試を多く受ける事に意味があると言う話になりました

 

だれでも 本番 に緊張する物ですよね

そして、その緊張で失敗したり思ったようにいかなかったりするものです

昨日の記事には やりきる事で自信を付ける という話を書きましたが

会場模試や塾内テストなど、練習こそが本番だという気持ちを持って取組めば

本番でそこまで緊張しなくても済むかもしれません

練習と本番を入れ替えるという発想です

それに、練習や普段がそこまで真剣に本番さながらの集中力で学習できていれば

本番に対する不安や緊張も和らぐだけでなく、自信も付くはずですし

実力も上がるでしょう

 

本番に弱い子、緊張の強い子にはこうした逆転発想で学びを支える事も大切だと

改めて思いました

 

これから受験生になる学年の生徒さん達

本番まで1ヶ月を切った高校生

残り2ヶ月の中学生

みんな、ONとOFFを使い分け、真剣に練習を本番だという気持ちで学びましょうね!


受験生に自信を持たせる時期

2016-12-23 02:14:52 | 高校受験・大学受験

受験生の心構えとしては

最後まで気を抜くな!

というのは鉄則でしょう

細かい事を挙げたら切りがありませんが

体力勝負だとか、途中で諦めるなとか、引きずるな・・などなど

本番が近づくにつれ、本人も周りの人も細部まで気にしていくものですよね

 

本番では心臓が飛び出しそうなほど緊張したり、お腹が痛くて逃げ出したい気持ちを抑え

目の前の問題に最善を尽くす事が求められます

しかしどれだけ演習を積んで来ても、当日のコンディションが悪かったり

気持ちが負けていてば、頭の中は真っ白になりパニックを起こしているうちに時間は過ぎます

こんな風に悪い事態が幾らでも予想されるのが受験だと思います

なので、本当に必要なのは 平常心 いつものように 「よし、やるか」という気持ちで挑むのが一番

なのだと思うのです

ところが、本人がそういった考えに至っていたとしても、そうでなくても、周りの人がそうでない場合が多々あります

いえ、表面上は一生懸命平常を装っていても・・・というところかもしれません

受験生の親ならその難しさがわかりますよね、でも頑張りましょう!

 

 

年が明ける頃から私がしている事は、受験生達本人が自信を持つ ように促す事です

模試で失敗した時も、出来の良かった教科を褒め

力及ばなかった教科の話は、何が原因だと思うかを聞き「それなら、次は気をつければ大丈夫!」と

重く考えさせないようにしています

苦手意識は本番でも影響しますから、苦手と思わせない事が大切だと思うからです

もちろん、そう言いつつもこちらはその単元の強化を図りますが

意識させないようにする事もやり方の一つかと思います

 

センターまで1ヶ月を切り、高校入試に関しても残りわずかとなって来たこの時期だからのやり方です

出来ると言うイメージをなるべく付けてあげたいですね

 

そして、もう一つ

受験生本人が、自分の力で自信をつける事がなにより支えになります

どうしたら自分を信じ自信をつけられるか?

それは、「やりきった」という思いがなければ生まれてこないでしょう

受験は孤独との戦い という事を忘れずに

様々な誘惑に負けず、当日までを逆算した計画を立て

明確にしたすべき事を全てやり尽くしたという事実が何よりもの自信を与えてくれると思います

残された時間は今年もあとわずかですが、わずかだからと諦めるのではなく

最後まで全力を!

来週から行われる3泊4日の冬期合宿は受験生全員が参加となりました

辛いでしょうけれど、みんなが自信を持てるように

厳しく、とことんやり尽くす時間にしたいと思います!

 

 

 

今日は高校生最後の模試です

受験する生徒さん達は悔いなく全力を出す事に集中して下さいね!


高学歴を育てる矛盾点

2016-12-20 20:53:57 | 学習全般

今日はこちらの記事を読んだところから私の考えを書きたいと思います

私もこれまでの知り合いの中に東大の教授をされている方がいらっしゃいます

この記事の先生のように、やはりとても貧しい家庭だったと仰っていた事を思い出しました

母子家庭で下にご兄弟がおり、自分が支えたいと強く願っていたそうです、とても優しい方です

 

しかし、現実的にはそうした反骨精神で東大まで目指し

人生の逆転を狙うパワーを誰もが持っているはずはありません

貧しさは心の余裕も無くし思考もポジティブから遠ざける力の方が強いです

東京等の大都市で高学歴進学をするには、確かに経済力がものを言うのだと

塾経営を通して改めて実感しています

実際、私も私立に通わせる以上の金額をかけて息子に受験をさせました

この記事の中にある、誘惑の存在しない程度の貧しさ は

実はとても難しいように思いました

二極化は毎年進んでいるからです

 

今日、ふとした話から「摂取障害」についてスタッフと話す時間がありました

摂取障害は先進国にしか見られない病なのだという話は

納得できましたが、悲しい事だとも思いました

豊かさが生む病、豊かさ故の苦悩なのでしょう

 

高学歴に進む道のりにも細かく見ていけば、木の枝のように分かれています

夢を叶えたいと言う思い、見返したいと言う反骨精神、親の期待に答えると言う義務感

それらは成長とともに複雑に絡み合い、力つきてしまうか、それでも果敢に挑むのか

という分岐点があります

経済力を理由に諦めるお子さんやご家庭が多いのも事実ですが

経済力ゆえに壊れてしまう場合もありますよね

 

今日の記事はとても共感でき、子供に対してどう接する事が賢明か と言う所に

新たな疑問を投げかけてもらえたように思いました

生活の中で、物を大切にする事、時間を大切にする事

そうした小さな事から伝え、丁寧に生きる事から子供達本人が価値を見いだしたり

夢や目標を持つ事を促していきたいですね

 

お金をかけて学ばせていても、その価値に本人が気付いていなければ無駄になります

なぜ、お金をかけてまで学ばせるのか?学ぶ必要があるのか?を

お子さんと話し合う事も必要でしょう

高校受験では、まだ将来を全く考えていないという生徒さんも珍しくありません

しかし、世の中はそう待ってはくれません

高校受験が将来の自分を想定する切っ掛けになると私は思っていますが

周りばかりが焦り、当の本人は他人事という場合も多々あります

 

また、せっかく高学歴を手にしても夢も希望も持たない若者が増えている事も事実ですよね

大学に進学して何をしたいのか?どうしていきたいのか?という自分の事を

全く考えられず、ただ進学しなくてはという理由の無い受験生は多いです

社会に出るまでの数年間を過ごすのですから、もっと自分の将来を考えて進学して欲しいと

思う事もよくあります

 

豊かでなければ進学できないというシステムもあれば

豊かさが子供を蝕む事もあるのだと考えさせられる記事でした