HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

いのちのハードル

2006年03月09日 20時49分30秒 | 読書
「いのちのハードル 『1リットルの涙』母の手記」を買いました
この本は1リットルの涙の木藤亜也さんのお母さんが、亜也さんが発病してからなくなるまでの闘病のようす、お母さんの気持ち、家族や周りの人々のようすなどを書かれた本です
「1リットルの涙」は亜也さん自身が自分の気持ちを書いていて感動させられますが、「いのちのハードル」には亜也さんがどんな環境で病気と闘っていたか、ご両親や弟妹たちがどんな苦労をしながら亜也さんを支えていたかが克明に書かれており、また涙があふれてきます
学校や病院の人々は、暖かい手を差し伸べてくれる人もいますが、中には理解のない先生や医師もいて、亜也さんがどんなにつらい思いをしていたかも知ることができます
お母さんが毅然とした態度で亜也さんの置かれた立場や亜也さんの心の内を周囲の人々に伝え理解を得ようとされる姿に触れ、このお母さんがあってこそ亜也さんが壮絶な闘病生活の中でも前向きに生きる気持ちを失わずにいられたのだなと思いました
まだ半分しか読んでいませんが、亜也さんのけなげな姿に涙が出るだけでなく、亜也さんやお母さんの心の強さ、愛の深さというものがひしひしと伝わってきて、胸が痛くなるほど締め付けられる本です
人間として何を考え、何を目的に生きていくべきかを教えてくれる本です

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