食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

縄文人~無題

2018-11-27 09:44:50 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言 ~  昨晩の「吉田類の酒場放浪記」に続く、BS 「歴史鑑定」は、縄文人を放映しておりました。 さて、我が国に最初から住んでいたのは、縄文人です。そこに、やがて大陸から違う種族がやってきました。弥生人です。彼らは、お米という文化をもたらしてくれました。そして、稲作が生活の中心になります。 お米の出来不出来は生死に直結しました。そこで、豊作を祈願する祭祀のような役が自然発生します。それが、今の天皇家につながっております。今上天皇のご公務は、穀物(特にお米)に始まり、穀物で終わるといっても過言ではありません。それだけ、我々の文化はお米と深く関わっているのですね。 お米の食べ方も「生 → 焼く → 炊く」と進化してきました。 生でお米を食べていたころ、噛むたびに耳の前の筋肉がピクッ、ピクッと動くことにご先祖様たちは気づいておられました。「 お米を噛むと動く場所= こめかみ」と名付けられ、現在に至っております。(下あごに付く側頭筋という筋肉) ちなみに、縄文人の歯は、世界の他の原始民族の歯に比べて虫歯が多かったようですが、これは、デンプンの摂取量が多かったことに起因するようです。