
2020年 中国
◆おススメ度
★★★★☆
◆キャスト
ハー・ファンシン:ヴィクトリア・ソン
ユエン・ソン:ソン・ウェイロン
イエ・ルーミン:デヴィッド・ワン
ハー・ツァンヤン:チャン・ユージェン
ツァイ・ミンミン:ユー・シーシュン
チャン・ホワン:ウェイ・ジャーミン
ソン・シュエ:チョウ・チーチー
◆感想・概要紹介
ここ最近、めっちゃハマって何度もリピしてるドラマです。
「華麗なる皇帝陛下」→「陳情令」って観てシャオ・ジャンにめっちゃ恋煩いしてた今年前半ですが、この時期にきて「鳳囚凰」からのこのドラマ、でソン・ウェイロン
にめっちゃハマっちゃいました・・・。(ラルクがちょっとおざなりになっちゃうくらい・・・。)
まずは率直な感想。
タイトルがものすごくイケてない・・・。英語タイトルみたいなのも、原題のサブタイトルみたいなのがfind yourselfだったので、どっちみち"自分探し"的な感じでは
あるんでしょうが、なんか、日本では10~15年以上前に流行ってたアラサー女子系のドラマを連想させるタイトル。(ソン・ウェイロン出てなかったら絶対見ようと思わ
ない系。)

結婚に焦ってるアラサー女子が、長く付き合った彼氏との久々のデートで、プロポーズされるかと思いきやフラれ、その後友人たちと傷を慰め合うもヒロインにはすぐに
モテキ到来で、自分を気に入ってくれる男性が現れるも恋愛にかまけてたら仕事で失敗、そんな仕事に対する姿勢を咎めるイケメン上司と険悪になりつつちょっとこっち
でもラブの予感ありーの、結局最終的にはどっちの男を選ぶか迷いつつ今の仕事を辞めてずっと趣味としてやってきた特技を生かした道を見つけてとりあえず一人で生きて
いく・・・みたいなストーリーが見えちゃうような?
で、そんな先入観を持って見てみたところ・・・、ぜんっぜん違いました。
むしろ、「ラスト・シンデレラ」、とか「きょうは会社休みます。」的な年下男子とのラブコメでした。
ただねー、年下君(ユエン・ソン)のライバルとして登場する結婚するならちょうどいい感じの少し年上の社長(イエ・ルーミン)が・・・もうほんとオジサンにしか見えない
・・・。まぁね、ヒロインへの主題がトキメキか安定した結婚かっていう2択なのでときめかない系の人なのは仕方ないんだろうけども。

ほんと、改めて「ラスト・シンデレラ」思い出すとケンカ友達みたいだけど近い価値観、目標を持った一緒にいていごこちのいい藤木直人か、若くて可愛くて、一緒に
いると新しい発見と元気を貰える三浦春馬か、で悩むなんてめちゃめちゃ贅沢の極み、みたいなものだったんだなーと。「きょうは会社休みます。」も、玉木宏か福士蒼汰か、
だし。そう考えるとやっぱり日本のドラマの方がリアリティないのかもって思っちゃいました。
概要としては
大学時代からの初恋をこじらせている、32歳になる総合インテリア会社(?)で部長の地位についているヒロインのハー・ファンシン(ヴィクトリア)が、客先の現場で
客の婚約者としての初恋相手に再会してしまうところから始まります。
ファンシンの勤める会社でデザイナーとしてインターンをしているユエン・ソンは、たまたまファンシンの双子の弟である大学講師ツォン・シャオに聞いていたファンシン
の初恋相手にファンシンがフラれるシーンを目撃してしまう。
そのあたりから、コワい上司としか思っていなかったファンシンのことが気になりだすユエン・ソン。
酔って記憶をなくしたファンシンにここぞとばかりに付け込んで、ユエン・ソンはなんとかファンシンとお付き合いを始めることに成功するも、年齢差を気にするファンシン
に3か月間交際を秘密にすることを条件にされてしまう。

その後、どうしても10歳という年の差やユエン・ソンの元カノの影(後に誤解だと判明)、留学することを隠されていたことに不安を払拭できなかったファンシンにフラれて
しまうユエン・ソン。
ファンシンが年上の会社経営者のルーミンと付き合い出してからもどうしてもファンシンを諦め切れないユエン・ソン。
さらに、自分にまだ気がある素振りがチラつくファンシンに、ユエン・ソンは別れてもトモダチ作戦でつかず離れずの距離を保ち続けるが・・・。
っていう感じです。
さらーっと、ユエン・ソン君目線で書いてみました。
とにかく、大学ではクールで完璧モテ男な先輩ユエン・ソンが、天然小悪魔なファンシンに、性的にどぎまぎするようなシーンが色々出てきてドキドキしちゃいます。
出演者ですが、ファンシンの双子の弟役でチャン・ユージェンが出ててちょっと思わず笑ってしまいました。「となりのツンデレ王子」でウー・チェンと双子?じゃなく
年子で同じ学年だっけ?のチャオ・ジーウェイがやってた役と一緒じゃね?って感じで。
それからファンシンの親友ソン・シュエ役で「2度目のロマンス」でウェン・ロウやってたチョウ・チーチーが出てます。今まで見たチョウ・チーチーは、すべてメンヘラ系な
ちょっとやな女役ばっかでしたが、今回は好感度高めな感じです。(「あなたを見つけたい」から比べるとギャップが凄い。サバサバした役。)

それからユエン・ソンの先輩デザイナーのチャン・ホワン。めっちゃどっかで見たことのある顔なんだけど思い出せない。強いて言えば「Go!Go!シンデレラは片想い」の
フー・イーティエンとデモの役やってた子を足した感じの顔。でも絶対別人。誰だっけー・・・って思ってたら、「運命のキスをお願い!」の2番手俳優さんだ!
若くてお金持ちのイケメンCEO(だっけ?)役だったのに、こっちのドラマでは貧乏で顔もイマイチっていう役。そうなの!?

あ、あとミンミンは、「私の妖怪彼氏2」のウー・チェンの後を引き継いだ子。まさか、チャン・ユージェンが自分の奥さんのウー・チェンがやってた「私の妖怪彼氏」の続編の
ヒロインと恋仲になる役なんてねー。

ツォン・シャオ役の女優さんだけ未だ誰か思い出せない。「摩天楼のモンタージュ」に出てきた?
あ、ちなみに、ヒロインのファンシン。というかビクトリアさん。ユエン・ソンと別れた後の流されっぷりは若干イライラはしますが、「千年のシンデレラ」の時よりは自分を
持っていてかつ仕事のできる明るくて可愛い女性像をそのまま演じられていてそっちのドラマよりは可愛く見えます。輪郭がはっきりしてるというか。(SFじゃないからかな。)
とりあえず、軽い紹介をここまで。