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テレビっ子のひとり突っ込み

9月最終日

2022-09-30 23:59:13 | ただの日記
あー、なんか今年は意外に7月以降仕事がちょっと忙しくなってきてまとまった夏休みを取れず、土日にくっつけて
ちょっとずつ連休にする形で夏休みとして貰えてる有休を消化したので、なんとなーく夏を満喫できてない感じの
やや消化不良のまま夏が終わってしまった感じ・・・。

今日が9月の最終日だってことでそれをより実感してしまった・・・。

いつの間にかねー、ほんとお盆も帰省しないまま、お彼岸に夏休み取って実家帰ろうかなとかちょっぴり思ったり
もしたけど結局思い切った連休は取れず、あっという間にハロウィンシーズン。


もう何年も実家の方のお墓参りに行けていない。
けっこう好きなんですけどね。お墓参り。

うちの地元では、お盆の入りの日の午後から夕方にかけてお墓参りに行くのがフツウです。
その日は特別、昼にお風呂を沸かしてお清めって言ってお風呂に入ってから、雰囲気だすために着たい人は浴衣着て
お墓参りに行きます。

里芋の葉っぱにお供えするお赤飯とかその他ちょっとした食べ物を載せてお墓にお供えします。
お供え用の箸とかも、家の周辺に生えているいい感じに箸っぽくなる太さの植物の茎を取ってきて、箸のサイズに
カットしてお墓にお供え。(おそらく昔はお供えしたものは、そのままにしてたので、自然に返るものをってことかな。)

なんか、ちょっとその特別な感じの空気感がけっこう好きです。

みんな面倒くさがってお墓参りに行きたがらないんだけどね。


地元ではそれだけでオワリなんだけど、母親の実家の青森の方では、お盆シーズンは毎日朝と夕の2回ずつずーっと
お墓に線香をあげに行きます。

(一日目は、けっこうお供えいっぱいするけど、2日目の朝以降はお水とろうそくと線香しか持って行ってなかった気が
します。)

で、一日目の夜は家の門の辺りで迎え火を焚く。
ご先祖様が返って来るのに、どこの家か分かるようにってことらしい。

なんか、うちの地元では迎え火をしないので、母親の実家で初めてお盆は年に一度家にご先祖様が帰って来るシーズン
だっていうことを知りました。


で、先日ご紹介した「気功を受けに行ってた話」で行ってた家に集まってたおばサマたちがお彼岸にお墓参りに行ったって
話をしてる人がいて、東京ではお彼岸にお墓参りに行く習慣があるのかーって知りました。
地方によって、文化は色々なんだなーって思いながらも、その時にちょっと無理に会話に入ろうと頑張って「うちの
地元ではお盆にお墓参りに行く」ってことを言ってみたら、

「ハァ?お盆なんてお墓参りに行ったってお墓空っぽなんだから意味ないでしょう。」

って、一蹴されちゃいました。

うーん・・・。

うちの地元は、お盆の初日にお墓参りに行くだけで、迎え火も焚かないし茄子と胡瓜に足をつけて馬とか牛とかも作って
お供えしたりもしたことないので、最悪家にはご先祖様が帰ってきてはいない可能性もあるけど、青森の母の実家は迎え火
焚いて家にお迎えしてるにも関わらず、翌朝もお墓に行くって、確かに変???

当時、私にとってはそのおばサマからの返答がけっこう当たりがキツイ感じで、なんかすごくもやもやした上に、激しく混乱
して、気になって帰ってから調べてみたところ、お盆はご先祖様がお墓から家の仏壇に帰って来るって言うわけではなく、
あの世からこの世に帰って来るシーズンだと。

確かに。
子供の頃、じーちゃんにそう言われた気がするわと。

お墓が空っぽでお墓参りが意味ない、なんてことはそもそもないんだって分かりました。
(まー、そんなこともそこに行かなくなった理由の一つだった気もします。)

ちなみに、お彼岸は春分の日と秋分の日付近。太陽が真西に沈むからとか、昼と夜が同じ長さになるからとかいったことから
あの世とこの世が一番近くなる日ってことで、お墓参りをするんだそう。

(なんか、そう言われると運が良ければ黄昏時に亡くなってしまったあの人にちょっとだけすれ違ったりできそうな気もしま
すね・・・。)


けど、そもそも東京なんて新暦なのかなんなのか分からないけど8月は帰省しちゃうからって、7月にお盆をやる人たち
もいる訳だし、ちょっとずつ生きている人たちの都合のいいように解釈が変わってきてる感じもするなーと。



だいーぶ話が逸れちゃいましたが、いつの間にか夏が終わっちゃったことを惜しんであれこれ思い出したっていう日でした。

コメント (6)
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