2019年 中国
◆おススメ度
★★★☆☆
◆キャスト
・ソン・ミド(ヒロイン、小説家志望):チェン・イーシン(SNH48の元メンバー)
・シー・ソン(ミドの隣人。若手人気ピアニスト):ワン・ズーシン
・シャオ・ミ:ヤン・カ(楊可)
・スー・リ:グオ・シーウェン(郭晞文)
・マー・シュエヤン
・シュエ・チョン
◆感想・概要
全体的に1話30分程度のかなりライトな(製作費安そうな)ラブコメなので、少女マンガ読む気分でさらっと見れます。
ただ、あまり心に残るような、心に刺さるようなドラマではないかも・・・。
いつもこの手のドラマの感想書く際に同じこと言っちゃいますが、どろどろしたサスペンスものや、酷い悪女が活躍しちゃうような宮廷ドラマに疲れた時の箸休めに
ちょうどいい感じのドラマです。
概要としては、ヒロインソン・ミド家族は、ミドの夏休み中の期間中に、家族の友人が持つ高級別荘地にある別荘に遊びに来ます。
ミドは小説家志望ですが、母親の意向で音大を受験。現在、合格発表を待つ身。
引っ越し初日、ミドは環境が変わったことと、夜中に隣から聞こえてくるピアノの音が気になって眠れません。
ちょっとクレームを言ってやろうと、ベランダを越えて隣の家の2階の部屋に侵入。そして、うっかりそこで眠り込んでしまいます。
一方、ミドたちの隣に住む青年シー・ソンは、スタンプ中のピアニスト。それは、不眠症が原因。
けれど、なぜかその夜はぐっすり。
自分が眠れる原因が、ミドにあると気づいたシー・ソンは、ミドが壊した5万円のグラスの賠償と引き換えに、自分が眠るために一緒に寝てほしいという依頼をします。
シー・ソンのとんでもない提案に、一度は断るミドですが、ミドの失くした小説ノートを実はシー・ソンが持っていて、それとの交換条件に承諾してしまいます。
そこから、二人のビジネスライクな関係が始まるのですが、ミドの狭い行動範囲の中でシー・ソンに出会ってしまう確率が高く、色んな場面で交流していくうちに
やっぱり恋仲になっちゃいます。
けれども、シー・ソンの家のコワい家政婦さんや、ミドが親に大学卒業まで恋愛禁止を言い渡されたり、さらに、シー・ソンが有名人であるがために二人の恋は前途多難。
しかし、シー・ソンのファンクラブの会長が実はミドの母親で・・・。
割とありえない設定が多いですが、そこは少女マンガ的ドラマと割り切れば楽しく見れます。
まー、なんでシー・ソンはミドが一緒だとぐっすり眠れるのかっていう種明かし的なものが、ちらっとミドのタンスに入ってる(?)ポプリの香りがミドの服に移って、
その香りが安眠効果をもたらすっぽい感じで出て来てましたが、じゃあ、そのポプリをシー・ソンに分けてあげればいいんじゃ?なんて思っちゃいましたが、そこは物語
が始まらなくなってしまうので、終始二人は気付かないままです。(多分。)
ヒロイン役のチェン・イーシンがSNH48の元メンバーだったりするせいか、日本語が書かれたTシャツを着ていたり、シー・ソンが日本のマンガ好きっていう設定(バガボンド
をこよなく愛する?)だったりします。
バガボンドが出てきた時点でちょっと嬉しかったのですが、バガボンドが中国で読まれてるってことは、中国にも日本の歴史が好きな人たちもいるのかなって、そうだったら
いいなーとちょっと思いました。
シーソン役のワン・ズーシン、ややヤン・ヤンテイストなイケメンさんですが、まだ駆け出しなのか、演技力が微妙な気がしました。(まー、全体的に感情の起伏が少なく
無表情の演技が多い役だったので、そういう風に見えるだけかもですが。)
このドラマ、Amazonプライムで観たんですが、基本会話はフツウに字幕が出てるんだけど、LINE的な携帯端末での文字での会話に字幕がついていなくて・・・ところ
どころ話が雰囲気でしか分からなくなる部分もありました。
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