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テレビっ子のひとり突っ込み

『初めましてこんにちは、離婚してください』

2021-07-24 21:27:55 | マンガ
        

今年の3月に大阪出張行く際に、行きの新幹線で読もうかと思って1巻だけ買ってはみたけど、結局読まずに持って帰ってきて最近読んだ本。

1巻すぐ読み終わって、2巻て出てるのかなと思ってネットで検索したら、2巻も3巻もコミック化されてたので購入。
で、4巻と5巻もあったっぽいんだけど、kindle版しかなくって、仕方なくkindle版を購入。

そしたら、4巻の内容が、コミック3巻の後半と一緒・・・。
ナニコレ、嫌がらせか。

てか、フツウのコミック化を待たずに購入したのが悪かったのか。

やっぱ紙の本がいいなー。見たいページもさっと開けるしー。置く場所はないんだけどー。

紙の本だと、色々な制限があるところがいいのかも。電子コミックだと、掲載されていればされてる分だけ際限なく課金しちゃって、後で
スマホ料金がえらいことに・・・。


とりあえず、紹介。

★あらすじ★
主人公は高嶺正智とヒロインの結城(高嶺)莉央。(韓国ドラマや中国ドラマに多い、男の主人公とヒロインって形態のお話です。)

物語は、莉央が高嶺の会社を訪ねてタイトルのセリフを言うところから始まる。

「初めましてこんにちは。私は結城莉央、あなたの妻です。やっとお会いできましたね、高嶺正智さん。
早速ですけど、離婚してくださる?」

そう言って、高嶺に離婚届と共に今年送られたお金だと現金1,000万円を突き付ける莉央。

二人は、10年前に高嶺正智の申し出で、契約結婚をした紙上の夫婦。

莉央は、藤原摂家の嫡流の家柄に生まれるも、父親の事業の失敗で生活に困窮していたところ、高嶺から、結納金とは別に毎年1,000万を
支払うという契約で莉央との結婚を持ち掛けられ、父親が承諾したといういきさつがあった。

結婚の申し入れの際も、父親が対応し、二人は結婚後10年の間、一度も会ってはいなかったのだ。


タカミネコミニュケーションズというIT系企業のCEOである高嶺は、

「恋愛なんて所詮脳の錯覚でしかない」

という考えのもと、契約結婚した莉央には生活に対しても制約することなく、好きなように生きたらいいと、十分なお金を支払い、
何不自由ない暮らしを与えているつもりだった。

一方、莉央は父が勝手に決めた結婚にショックを受けるも、

「毎日顔を合わせ、言葉を交わしていれば夫となる人との間に絆は生まれるだろう」

と考えていた。が、結局10年の間にただの一度も会いに来ることもなかった夫。
そのことに、自分が完全に無視され、人生を否定されていると、ずっと傷ついて苦しんでいたのだった。


急に、和服姿の若い美人が訪ねて来たかと思いきや離婚を突き付けられて面食らう高嶺。
そして、同時に10年の間音信不通でいた妻に興味を惹かれる。

そうして、結婚10年目にしてやっと出会いを果たした夫婦のラブストーリーが始める・・・って感じです。


その他の登場人物として、莉央をお嬢様呼ばわりする、家が代々莉央の家に仕える家柄の幼馴染の羽澄。
莉央の地元で不動産会社の社長をしている。

それから、莉央の日本画の師匠で、その業界の巨匠っぽい設楽桐史郎。自称、莉央が契約結婚するまでは、彼が莉央の婚約者だったと。
莉央が離婚した後に独り立ちできるよう、前々から綿密な計画を立て、準備を進めている。

それから、謎のアートコーディネーター、黒瀬。

そして、めんどくさそうな高嶺正智の兄妹。

これらの人が絡んできて、この先ちょっと波乱の予感です。


★感想★

まぁ、出だしの男女の行き違い感は、韓国ドラマの「キム秘書はいったい、なぜ?」にもちょっと通じるところがありますね。

莉央はお嬢様で世間知らずな分、かなり素直なところもあり、イケメンの夫がめげずに何度も愛を伝えることによって、すぐほだされ
ちゃうってうちょっとチョロいところがありますが、ここがマンガのお手軽なところで、二人の距離が埋まるのにさほど時間がかからず
楽しく読み進められました。

でも、この夫婦の10年の溝問題がサクッと片付いちゃうってことは、こっから先、もっと面倒ごとが待ち受けているのかなーって
恐ろしくもあります。

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