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テレビっ子のひとり突っ込み

『ああ、私の幽霊さま』感想

2022-05-18 23:57:41 | 韓国ドラマ

2015年 韓国

◆おすすめ度
★★★★☆


◆キャスト
カン・ソヌ(サンレストランのカリスマオーナーシェフ):チョ・ジョンソク
ナ・ボンソン(幽霊の見えるヒロイン、サンの調理見習い):パク・ボヨン
シン・スネ(処女のまま亡くなった幽霊):キム・スルギ
チェ・ソンジェ(ソヌの妹の夫。警察官。):イム・ジュファン
イ・ソヒョン(ソヌの大学時代からの女友達):パク・チョンア
カン・ウニ(ソヌの妹。交通事故で車椅子生活を送る):シン・ヘソン
ホ・ミンス(サンレストランのスーシェフ):カン・ギヨン
チェ・ジウン(サンレストランの調理スタッフ):オ・ウィシク
ソ・ジュン(サンレストランの調理スタッフ):クァク・シヤン
チョ・ドンチョル(サンレストランの調理スタッフ):チェ・ミンチョル


◆感想

率直な感想。意外に面白かった。ここ半年くらいの間で見た韓国ドラマでは、私的には「欠点ある恋人たち」の次くらいに
良かった。

このドラマは「力の強い女 ト・ボンスン」を見た直後にパク・ボヨンつながりで見始めたんだけど、確か1話だけ見て、

・パク・ボヨンがト・ボンスンに比べて陰気で気弱過ぎてギャップに耐えられなかった っていうのと
・物語の舞台っぽいヒロインの職場が、パワハラと怒号が飛び交い過ぎてストレスたった、
・主演のチョ・ジョンソクが全くタイプじゃない顔だった
・結構好きな俳優カン・ギヨンが、クズでパワハラな先輩役だった
・けっこう好きな女優さんのキム・スルギのビジュアルがいまいちだった、そして
・私の苦手な俳優イム・ジュファンが出てる上に、なんかすでにサイコ感が漂っていて・・・(「ハベクの新婦」の影響?)

っていう、そんなこんな理由から嫌になって2年以上放置していたもの。

最近、ブロ友さんとカン・ギヨンいいよね、って話からこの作品をお勧めされたので、視聴再開したのでした。

結果、観てよかったです。

そもそも、ヒロインのボンソン(パク・ボヨン)が幽霊が見えるっていう役だったので、それきっかけでこの世に未練を残す
色んな幽霊たちの相談に乗って事件解決していく系の明るいドラマかと思いきや、ヒロインが幽霊を怖がってて本気で見ない
ようにしている。(「アラン使道伝」の主人公とは違って。)

イケメン(設定)で俺様でナルシストなレストランシェフも、そんなヒロインがなぜか気になっちゃうって素振りもなく・・・

って感じでほんとにこれ、ラブコメとして成立するのかなーとか思ってたら、2話目でキム・スルギ演じる処女のまま亡くなった
幽霊シン・スネがボンソンに憑依するところから話が急展開。

そっからだんだんと面白くなってきます。

なんせ、ボンソンとシン・スネってば性格が180度違う。
顔は同じでも、急に性格が明るく積極的で強気になっちゃうホンソンに、お店のスタッフが戸惑いながらも今までそこまで
興味のなかったボンソンだからか、みんな訝しむこともなくボンソンはだんだん受け入れられていきます。



そしてそれはオーナーシェフのカン・ソヌも一緒。
レストランをクビになっちゃうボンソンですが、シン・スネが憑依して何食わぬ顔でまた戻って働いてたり、住んでた格安の
受験生寮(って何?)を追い出され、お店に寝泊まりしてるところをカン・ソヌに咎められるも結局屋上の物置を寝床として
提供してもらったりしちゃいます。

ちなみに、俺様でナルシストなカン・ソヌには実は昔いじめられっ子だったり、大学生の時からずーっと片想いをしている
女性がいたりします。そんなワケで、表向きは自信家の彼も実は一人の時は色んなことに思い悩む青年だったりして、エゴサ
の結果に一喜一憂したり、疲れた時には「you are mau sunshine!」っていう素朴な料理を紹介しているお気に入りのブログを
みて癒されたりしてる。(それが実はボンソン(本物)のブログだったりするんですが。)

で、彼が想いを寄せている彼女はテレビ局プロデューサーのイ・ソヒョン。

カン・ソヌは、学生時代彼女が好きながらもずっと言い出せず、そうこうしているうちに友人に好きな人への告白の御膳立て
として料理の準備やら雰囲気づくりやら頼まれて協力したところ、そこに来た彼女がイ・ソヒョンだったことにびっくり。
カン・ソヌは、彼女に想いを告げられないまま目の前で失恋、そして彼女と友人はそのまま結婚。残念ながら友人はその後
亡くなってしまったようで、現在彼女は独身ながらもカン・ソヌはそれ以来続いている友人関係を壊すことができず、微妙な
片想いを続けています。

なので、ボンソンには見向きもしません。

一方、ボンソンに憑依したシン・スネは、処女のまま亡くなった幽霊。(韓国では幽霊にも処女で亡くなった幽霊、男で独身
のまま亡くなった幽霊、なんて色々切り分けがあるみたいです。それだけ結婚と子供を産んで一人前っていう意識が強い?)
水の中で溺れて苦しんだっていう亡くなったときのうっすらとした記憶はあるものの、自分がなぜ亡くなったかは不明。

なので、処女だったことが未練として残っていて成仏できない理由だろうと考え、色んな女性に憑りついてはこの世の心残り
を成就させようと試みますが、ことごとく失敗。(基本、フツウの男の人は幽霊に触れると精気を吸い取られて体調が悪くなる
ものらしい。そんなワケでベッドインどころではなくキスだけで相手が救急車で運ばれてしまう始末。)

除霊師のおばさんから逃げるためだけにボンソンに憑依したシン・スネは、とりあえず一緒に働く同僚たちに成仏のための
一夜限りの関係を迫ったりもしますが、うまくいかず。

そんなある日、風邪を引いたカン・ソヌを心配し様子を見に行ったシン・スネ(ボンソン)は、熱で朦朧としてボンソンを
イ・ソヒョンと混同したカン・ソヌにキスされてしまいます。

しかし、それまでの男のように特に異変が起きないカン・ソヌを見て、彼が自分の成仏に役に立つ"陽気男(ヤンギナム)"(幽霊
である自分の陰の気にも負けない陽の気の持ち主?)であることを発見します。

そっから、すごい勢いでカン・ソヌに昼夜問わず迫りまくるシン・スネ(ボンソン)。
で、彼女のそういった二面性とか、ピンチに意外に強いっていう場面に助けられたりして、ちょっとずつボンソンが気になり
出しちゃうカン・ソヌ。



ようやくラブコメ要素が出てきます。
ただ、まぁボンソンの中身と外身が違う人だっていうことで、後々面倒なことになったりしちゃいます。
そこできっと、最初のブログの登場なんだろうなーとか思ってたけど、そこまで重要視はされてなかった・・・。

で、ラブコメ要素が出てくるのと同時に、サスペンス要素もちょっとずつ濃くなってきます。

ボンソン姿で父親に遭遇したシン・スネは、一気に生前のことを思い出します。ただ、亡くなった時の記憶は曖昧なまま。
娘が亡くなって気落ちする父親が気になって、ボンソンとして交流を図るシン・スネ。

ちょいちょい実家に行って家族と交流を図るうちに、自分の生前の日記や亡くなった原因が自殺だったことにされてること
に疑念が湧いてきます。

それと同時進行で、カン・ソヌの妹のひき逃げ事件の手掛かりが見つかったり、カン・ソヌの母親と仲良くなった除霊師の
おばさんが、ソヌの妹の夫チェ・ソンジェを見て違和感を持ち、だんだんとチェ・ソンジェ(イム・ジュファン)にすべての
疑惑が集まっていくんですが・・・。


って感じで、まー、3話目くらいでこんな感じで終わるんだろうな、ってざっくり思った終わり方で完結、って感じでした。

個人的には、霊媒師のおばぁちゃんが実は除霊師のおばさんの師匠だったとか、そんなつながりも欲しかったですが、まぁ
よかったです。

序盤、あまりにもカン・ソヌとボンソンのカップルがイメージつかなくて、これ、カン・ソヌとソヒョン、そしてボンソンは
ソ・ジュンとハッピーエンドもありなのかなーって思っちゃいました。まー、それにしてはソ・ジュンの見守り男子たる癒し
系要素が少なめではあるんですが・・・。


関係ないけど、イタリアンレストランで飛び交ってる言葉で色々驚いたことが。
和牛が英語でもwagyuだって初めて知った。
チャンポンてなんだろ?


この世に未練を残して成仏できなかった霊が3年成仏できないでいると悪霊になってしまう。世の中の凶悪犯罪のほとんどは、
この悪霊が憑りついて起きている。
フィクションだとは思うけど、韓国でこういう思想がもし根付いているのであればちょっとコワいなーと。
だって、極論言うと、犯罪は悪霊のせいであって実際に罪を犯した人は(たまたま悪霊に憑かれちゃっただけで)悪くない、って
ことでしょう?
正気を失ってたとか、間が差した、とか。
それで、なぜそういう犯罪を犯したか、起きたのかってことを考えないなら・・・。

物語の中でも、最後シン・スネを殺した犯人に憑りついてた悪霊が姿を現して、消えたのかどっかに行っちゃったのかよく
分からないけどそれでそこはオワリ。そこまで話を広げてたら主題がぼやけるし、長くなっちゃうからってこともあるんだ
ろうけど、悪霊の正体がなんなのか、それがなぜ悪霊になったのか、みたいなとこが何もなく終わったのはちょっともやもや
した。


日本にも"罪を憎んで人を憎まず"っていう言葉があるけど、似ているようで全く状況が異なる。
「罪を憎んで」っていうのは、そういう犯罪がなぜ起きたのか背景や事情を鑑みて、犯罪犯した人だけでなく、それぞれ
当事者たちにもそういう環境作った人たちにも責任がある、それをみんなで考えて反省しようっていうような言葉だと思う。
なぜ犯罪が起きてしまったのか、それを考えて反省することによって今後起きないようにしようってことにも繋がるし。

って、なんかこのドラマみてそんなとこまで考えちゃいました。

ヒロイン役のパク・ボヨンは、見事に二重人格を演じきってて良かった。
半面、前半はキム・スルギと力の差が浮き彫りになってた気がします。パク・ボヨンのシン・スネは、すごく愛嬌があって、
ちょっと下町のおばちゃんぽさを演出してるけどどことなく品がある感じで。
けど、一方のキム・スルギのシン・スネは、ただがなり立ててる機嫌の悪いだけの人にみえちゃって・・・。



でも、後半の成仏寸前くらいの悪霊にはなりたくない、けど好きな人と離れたくない、でも善良なボンスンも傷つけたく
ない、っていう複雑な感情のシン・スネは、よかった。
このドラマの中で、女優としてすごく成長したんじゃないかなーって思いました。



幽霊のシン・スネが、自分が見えてないカン・ソヌのほほに触れて、カン・ソヌが怖がってビクッてなるシーン、
切なくて泣けました。

レストランのスタッフ、オ・ウィシクはちょいちょい色んなドラマで見かけるけど(「真心が届く」のマネージャとか)、
イケメンスタッフのソ・ジュンもどっかで見たなーって思ってたら、魔女宝鑑のヒロインの義理の兄(?)役の人だった。
そしてドンチョルは、「オクニョ」の典獄署(チョノクソ)の2人目くらいの署長。
いやー、みんななんか若いなー(笑)。


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タン・シャオティエン(唐暁天)

2022-05-17 18:17:08 | 出演者リンク
タン・シャオティエン(唐暁天)
生年月日:1991年6月2日
身長:188㎝
中国のモデル、俳優



☆主な出演作品☆

独孤皇后~乱世に咲く花~(2017年)

あったかいロマンス(2019年)

殿下攻略~恋の天下取り~(2019年)

溺愛ロマンス〜初恋、やり直します!〜(2021年)

恋心は玉の如き(2021年)
コメント (2)
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『沈黙の町で』奥田英朗

2022-05-16 23:59:11 | 読書案内


奥田英朗もけっこう好きな作家さんです。

これは、コメディー色のない方の奥田作品。

イジメっていうのがなぜ発生するのかっていうのをかなり切り込んで描いている。

いじめ問題が取りざたされた時に、なんとなく心の中でモヤモヤしてしまう何かをくっきりとさせてくれる作品です。


いじめ問題が発生した時に、「いじめられる側にも問題がある」っていうようなことを言う人がいると非難されたりする
けど、そこ。

この件に関しては、おそらいじめ問題に直面した際客観的にその場を知ってる人たちが、心の中で思ってたとしても
言っちゃいけない雰囲気になっていること。

まぁ、そこが公に認められちゃったりすると、強者のうまい言い訳に使われる前例になってしまうことが懸念される
からなだろうけども。

とりあえず、いじめられる側に非があるかどうかではなく、何故いじめが発生したのかを毎回掘り下げてみないといけ
ないんじゃないだろうかっていうことを強く感じました。



ちなみに、これまでの人生で集団イジメをされたこともしたこともないんだけど、イジメられている人に遭遇したこと
はあります。

それは高校一年の時。

クラスの中で、同じマンガが好きな子に出会いけっこう盛り上がって友達になったK子。

で、その子に

「お昼ご飯、一緒に食べていい?」

って聞かれたので

「いいよ。」

って、軽く答えたんだけども、今まで一緒に机をくっつけてご飯食べてた10人くらいの女子達が、その日から急に
お昼休みの机が離れていった・・・。

で、その日からK子と元々K子と一緒に食べてたもう一人の子となぜか3人で昼ご飯を食べるように。

若干、なぜみんなが離れていったのか気にはなったし、K子もその輪に混ぜてって意味で一緒に、って言ったんじゃ
なかったのかなーとか思ったけど、その10人の子たちも人見知りなのかも知れないし、逆に私がその二人と少人数制で
ゴハン食べたいと思われたのかも知れないし、そもそも理由聞くほど全員が全員仲いいわけではないし、昼休み以外の
時間は元々仲良くしてた数人の女子友達の私に対する態度はこれまでと変わらずフツウだったし、大して気にも留めて
なかった。

理由を知ったのは、ある仲の良い男子Yからの忠告。
ある日の放課後、その男子が数人で遊んでる教室に荷物を取りに行くと

「おまえさー、Kなんかとつるんでるとそのうちオマエもイジメの標的になるぞ。」

と。

ハァ?なにその金八のドラマみたいなセリフ。

って思って思わず笑っちゃいました。

そもそも、このY君、私は保育園の頃から一緒なんだけど、(そもそも田舎だったので、同じ保育園行ってたら自動的に
中学まで選択肢なく一緒。ついでに高校も選択肢が5個くらいしかないので単純計算で同じ保育園行ったらその中で1/5
は高校まで一緒なので、マンガ的腐れ縁、みたいな感情は一切ない。)高校入って同じクラスになって、出席番号順で
席がたまたま隣同士になり、(しかも一番後ろ)ちょいちょい話しかけられていた。私は私で新しい女子のコミュニティ
があるので、正直こっちの会話が面倒だったけど、ちょっとキレるとコワい系でもっとめんどくさくなっちゃう人だった
ので適当に対応してたりした。

例えば、

Y:「最近なんのゲームやってる?」

私:「うーん、ファイナルファンタジーとか?(何作目かは忘れた。5くらい?)」

Y:「どこまで行った?」

私:「うーん、あんま進んでない。(というか兄がゲーム本体もしくはゲーム用テレビを占有しててやるタイミングが
ないんだけども。)」

って言ったら、翌日、「FFは難しいからこっちのほうが簡単で面白いからこっちにしなよ。」ってドラクエを渡された・・。
これ以上やるゲーム増やしたくないんだけど・・。「3章だったら初期化して使っていいから。」って。
はー、うっかり1か2を消したら激怒されるんじゃないんだろうか、しかも借りた手前やらないといけないし・・・。
ってことで仕方なくドラクエやる、みたいな?


で、ある日(1年生の夏休み前)クラスのちょっと清楚系な女の子の体操着がなくなったって女子たちが騒いでいたので、
私も一緒になって探すことに。
いつからないの?とか、どこに置いたとか覚えてないの?って聞いてみたけど、彼女はブツブツ言いながらこっちを
振り向きもせず必死で歩き回って廊下に出てみたり、下駄箱のところまで行ったりして探している様子で答えてくれない。

で、結局どっかに置き忘れたか仲の良い別のクラスの友人が持って行ってたかで見つかりはしたんだけど・・・

その日の夜のこと。

私は中学の時に別の中学だったけど同じ部活でちょっとだけ交流があった子と同じクラスで隣になったのをきっかけに
すごく仲良くなって、ちょくちょく夜電話したりしていた。(注:家電(いえでん)時代です。)

そしてその日の夜の電話で言われた衝撃の一言。

「そういえば今日、Rっちゃん(体操着探してた子)misoに話しかけられてコワかったってー。」

「へ?なんで?」

「misoがY君とよく話してるから、Y君ってコワいからそのY君と仲良しだから、中学の時裏番だったんじゃないかって
みんなに言ってたよ。否定はしといたけど。」

ハァ!???

・・・・。

ちょっと、育ったところがほんとにほのぼのーっとした田舎だったので、急に"裏番"とか言われてまじでびっくりした。
なにそのマンガ(マガジン系?)でしか聞いたことのない言葉。

しかも、確証もなくそんな噂広めようとしないでよ。Rちゃんの方が私からしたら話しかけても無視するし、コワいん
ですけど・・・って感じで。


で、話を元に戻すと、Y君にK子との付き合いやめろと言われたけど、彼女がいじめられてるなんて全然気づいてなかった
し、急にそんなこと言われてもワケが分からず、、

「なにそれ?てか、私には関係ないし。それで友達やめるとかは?って感じなんだけど。」

って感じで、私的にはオマエがいつも不機嫌そうにしてるにも関わらず親しげに話しかけてくる方がイジメられるわ、
とか思ってたんですが・・・。

確かに注意してみてると、彼女に対しイジメっていうよりちょっとした嫌がらせ?みたいな行為があった。まー、その
大半は無視、だったんだけども。けどなんで彼女だけがそんな風になってたのか全く分からず、(ちょっと変わった子
だったので、彼女も気づいてないし気にしてなさげでむしろ周りの労力の方が滑稽な感じだったんだけど)その後もK子
にフツウに接してはいたんですが・・・

ある日、あることで彼女を怒らせてしまい、

「もうmisoとは一緒にゴハンたべない。」

って言われて口を聞いてくれなくなってしまった。

で、翌日からまた10人くらいの女子と何事もなかったかのようにお昼を食べるようになり、私とK子の半年くらいの友人
生活が終わったのでした。

っていう高校時代の淡い(苦い?)思い出です。
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UFOキャッチャーその後

2022-05-14 21:16:20 | ただの日記
今年はくらやみ祭りをやってるらしいっていう噂を聞きつけて、じゃー植木市にでも行ってみよっかなーって思って
GW中に府中にある大國魂神社まで行ってみました。

残念ながらいつもは神社の駐車場でやってる植木市は今年はやってなくて(行った日にやってなかっただけっていう
可能性も無きにしも非ずなんだけど)境内に色んな出店は出てたけど、なんか目的のものがないってだけでどっと疲れて
結局またくるるの地下のタイトーステーションへ。


で、迷わずこの前ぜんっぜん取れなかったちっちゃいミッフィーのところへ。

1体だけ転がってたので試しにやってみる・・・と、

なんとあっけなく100円で取れた。

で、調子に乗って係員さんを呼んでミッフィーを2体出してもらって、そのうち1体にチャレンジ。

そしたらこっちも取れてしまった。

・・・・・あれ?

ひょっとしてこの前さんざんやっても取れない人がいたことにお店側が配慮してアームの設定とか変えたのかなーとか
思ってもう1体にチャレンジ。

掴めるけど、穴の方に移動させようとしたところで落ちる。

はいはいそうだよね、この感じ。
2回チャレンジしたけど無理だったので諦めました。

取れたミッフィー回収して帰ろうとしたら、多分私が回収してるとこだけ見て「これ取れやすいのかも?」って思った
っぽい女の子がすかさずやってみてたけどやっぱり取れてなかった。

うーん、なんだろ?
そういうランダムに確変みたいな管理されててたまたま当たりの時にやったのか、実際ちゃんと芯をつかんだ取り方
だったから取れたのか・・・謎。


この日は、ヒカキン動画で見てお菓子系にチャレンジしたくなって、特に食べたいわけでもないチュッパチャプスと
たべっ子どうぶつの大きい缶が欲しくなってハンティングしました。



2000円くらい使ってしまった。

ちなみにチュッパチャプスの中身はこれしか入ってない。



バラのやつの方がたくさん取れるんじゃなかろうか・・・。
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チェン・イーシン(陈怡馨)

2022-05-14 14:05:45 | 出演者リンク
チェン・イーシン(陈怡馨)
生年月日:1996年9月17日
身長:166cm
中国の女優、歌手。SNH48の元メンバー



☆主な出演作品☆

私の隣人は不眠症(2019年)

ロマンスは結婚の後で(2021年)

恋した彼女は宇宙人2(2022年)
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美容師さんとa-nationの話

2022-05-11 23:55:35 | ただの日記
ここ10年くらいずっと通ってた美容室がありました。

基本、人見知りで対人恐怖症な私は上京してから髪を切りに行くのがけっこう苦痛でした。
その理由は、美容師さんとの会話。

まず第一に、美容師さんが髪切ったりカラーやってくれてたりする間話しかけてくれるのはいいんだけども、
腕の角度によってだったり、隣のドライヤーかける音とかで声が聞き取れなかったりして、その時の対応に
まず悩む。

聞き直すかテキトーに相槌うって聞き流すか。この選択に緊張が走ったり。
(これねー、今書いてるとアホくさ、って思うけど、実際ほんとツライ。頑張って聞き返してもまた聞こえ
ないこともあるし、自分の声が相手に届かないこととかもあったりして。)

それから、まー新規の美容室だったり初めての美容師さんだったりしたときはいいんだけど、2、3回行ってる
にもかかわらず向こうが私を覚えてなくて、毎回当たり障りのない会話を繰り返すっていう。

最近の流行ってるものとか、そのお店付近のお役立ち情報とか、そんな当たり障りのない会話なら全然差し
支えないんだけど、そういう人に限って(若い頃の話ですが)一人暮らし?ってとっから始まって出身地のこと
だとか、けっこうパーソナルなこと聞いてくる。な割に次回覚えてない。

まー、全く覚えてないならスルーして同じ会話を機械的に繰り返すんだけど、たまに相手が途中で気づく
パターン。
これがめっちゃ気まずい。

「あれ?もしかして、お客さん前にも来てくださいました?この話、前にもしましたよね?」

とか。
知らないフリしてたのがバレて、恥ずかしくて急に汗だくになって、鏡の向こうの自分の顔が真っ赤だったり。


そんな恐怖に怯える生活をしばらく送ってたけど、10年くらい前に今のお店を見つけてからその苦痛がほぼなく
なって、快適な、むしろ髪を切りに行くのが楽しみなくらいになってました。


まず、お店初めて行ったら担当になってくれる人が写真とちょっとした趣味が書かれた名刺をくれる。

それで次回予約の時にその名刺見て指名ができるようになって、担当の美容師さんと仲良くなってきてそっから
カラー担当の人とか、シャンプーとかブロー手伝ってくれる新人さんとかも仲良くなったりして和気あいあいと
した雰囲気で会話できるようになって。


でもねー、ここ5、6年の間に、仲の良かったカラーリストの人が一人二人と辞め、私の担当の人が産休中(2回産休
してたりして)に担当してくれてた人が辞めちゃったり。

で、今年の2月でとうとう初回からずっと担当してくれてた美容師さんも辞めちゃうことに。


そんなワケで、3月はどうしようか迷いに迷って、とりあえずノー指名で通ってたお店にいくことに。
今までそこのお店では、

「産休に入るので代わりの担当紹介させていただきますが、誰がいいとかあります?」

って聞かれて、

「とりあえず女性で」

ってお願いしてたんだけど、3月末で最後の女性スタッフがやめちゃうことになってて、さすがに今まで絡んだ
ことない、今月で辞めるっていう女性スタッフ指名できないかってことで指名なしにしたんだけど、誰が担当して
くれるのかドキドキしてたら店長だった。

とりあえず店長とは今までそんなに絡みがなかったので、花粉症の話とかそんなとっから入った話をしてたんです
が・・・。


隣一個席空けてその隣のお客さんと、その月で辞めるっていう女性スタッフの話がめっちゃ羨ましくて混ざりたくて
大変だったんですよ。

まず、ジャニーズの話から入って、SnowmanとSixTONES(ストーンズ)あたりから見分けがつかなくなってきたって
いう話。

(それ、私もー。)

でもSixTONES(ストーンズ)はけっこうジャニーズ辞めた人の弟が二人いるよね、って話。お客さんはあんまりついて
来てない。

(あー、田中聖と森本龍太郎の弟だよねー。)

「森本龍太郎って誰?」
「なんだっけ?NewSかなんかクビになった人。」

(Hey! Say! JUMPね。)

てな感じで。
で、そのスタッフさんはK-POP好きなので、話が韓流へ。
ちょっとディープな話にお客さんがついてこれてない空気を察して、話は数年前にBIGBANGを見るためだけに仕事
終わりに「a-nation」に行ったっていう話に。

(あー、私も一時期行ってたー!)

まー、私も店長さんと会話しながらなので、そこまで詳細に全部聞けてなかったんですが、

BIGBANG目当てで急いで仕事終えて、最後の方の「a-nation」行ってBIGBANGが出てくるのを今か今かと待ってたら
会場にすごい声援が響き渡って、「キター!!!きゃー!!!!」って思ったら全然知らない人で、当時BIGBANG
以外全く興味なくて「誰だよコイツら」「まじこんなの呼んでねーから早くBIGBANG出せよっ!!」って思ってたら
当時、もうほんとはすごい人気だったのに自分が全然知らなかった三代目 J Soul Brothersだった、

っていう話。

もう、ほんとね、危うく会話に入っていきそうになっちゃいました。

多分、それ、私がAcid Black Cherry見に行った日だわと。

yasuがいつもa-nation出るとめちゃくちゃアウェイ感を感じる、って言ってたの、こういう人たちの心の声かと。

まぁ、そういう私もAcid Black Cherry以外興味がなくて終わったら帰ってきちゃったんだけども。。。


ちなみにですねー、その年のa-nationでBIGBANGを見る前に帰っちゃったんですが、翌年は会社の後輩女子が誘って
くれというので一緒に行って、最後まで見たいっていうのでちゃんとトリの浜崎あゆみまで見ました。

この年のa-nationはEXOが初登場してて、EXOが終わったらアリーナの半分くらいの人たちが帰っちゃってて、これで
いつもa-nation終わりに浜崎あゆみの前になると人が帰る、もう落ち目だとか言われるのはちょっと可哀そうだな
って思った記憶があります。

で、翌年はまた一人で参戦してAcid Black Cherry見終わって帰りました。まだ防弾少年団って名前の頃のBTSが
シューティングアクトかなんかで出てたけど、まさかこんな大物になるとは思ってもみなかったなー。
テミンはちゃんとメインで出てた気がします。(見てないけど。)



っていうことでとりあえず、4月からはずっと担当してくれてた美容師さんの新しいお店に行ってますっていう話です。
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ワンイェン・ルオロン(完顔洛絨)

2022-05-11 02:24:04 | 出演者リンク
ワンイェン・ルオロン(完顔洛絨)
生年月日:1997年12月23日
身長:186㎝
中国の俳優




☆主な出演作品☆

ロマンスの方程式(2019年)

妄想カレシは夢殿下!?(2020年)
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最近見ているドラマの話

2022-05-09 23:57:33 | ただの日記
最近、以下のドラマを同時進行ぐらいで見てます。


「女神降臨」、「偶然見つけたハル」、「流れ星」、「天気がよければ会いにゆきます」

なんか、キャストがそれぞれのドラマで2、3人被ってたりして、かつコラボしてたのか何なのか、カメオ出演もあったりで
あちこち見てたら自分が今、どのドラマ見てるのか訳が分からなくなって混乱したりしてます。(笑)

ちょっと全部見てないので触りだけご紹介。


「女神降臨」

→素顔がブス設定のヒロインが、それが原因でイジメにあい、自殺寸前まで行くも親の事情で転校、それに合わせてメイクの
技術を磨き、転校先では美人女子高生(女神)として人生再スタートするお話。

自殺に迷った彼女が、ビルの屋上で少し前に同じように亡くなったアイドルの電子公告を見かけ、自殺を思いとどまるんです
が、その直後、自殺した親友を偲んで屋上に来たイケメン高校生がヒロインの姿を見て引き留めようとビルの屋上のへりに
立つ彼女を引っ張り抱きかかえた状態で転倒。

そっから二人の縁がつながり、引っ越し先のレンタルコミックカフェ(貸本喫茶?)で出会ったり、転校先の高校で再会したり
して恋に落ちていくっていうお話です。

ヒロインが、ちょいちょい元のいじめっ子に遭遇したりするので、今後メイク美人だったってことが暴かれてひと騒動起き
そうな気配。

それとは別に、ヒロインと恋仲になる男主人公と、自殺したアイドル男子高生を巡って不仲になったもう一人のサブ主人公
的な男子高校生との三角関係とか、二人の仲がこじれた理由もまだ不明だったりするのでもっかいそこで試練の山場が来る
か来ないか・・・。ってとこです。

ヒロインたちが映画を見に行くところで、「偶然見つけたハル」のヒロインと彼女が漫画の中で想いを寄せる設定の二人が
同じ映画を見に来てたってことでカメオ出演的に出てます。



「偶然見つけたハル」

→前から気になってたNetflix配信のドラマ。(最近はいろんなところで配信されてるのを見かけますが。)

ある日、自分が漫画の中の登場人物だったってことに気づいちゃったヒロイン、系の作品です。

よくラノベ原作のネットマンガで転生モノってありますが、大きく分けて種類が

①転生したらイケメン王子に溺愛される令嬢になった系
②転生したら悪役令嬢だった系
③転生したらモブだった系

ってありますが、③です。(厳密にいうと、この韓国ドラマの方は"転生"って訳ではないんですが。)

自分があるマンガのヒロイン、男主人公のラブストーリーの構成要員の一人でただのエキストラだと知ったドラマ自体の
ヒロインが、どうにか決められたストーリーから抜け出そうとするっていうストーリーです。

ヒロイン以外にも自我を持ったエキストラたちが次々現れて物語が破綻しそうになって、強制補正みたいなのがどう働いて
くるのかっていうのが今後の見どころっぽいです。



「流れ星」

→これねー、なんとなくU-NEXTのおすすめってところに出てきたので見始めたんだけど、なんとその時点で配信されてたのが
まだ3話だったっていう・・・。3話見終わって気づきました。

幸い、金、土の深夜に毎週1話ずつ配信されるので、4話はすぐ見れましたが、先週終わってまだ6話。
去年うっかりAmazonPrimeで見てた「だから俺はアンチと結婚した」と一緒で、韓国の放送と同時配信のものらしいです。

もー、配信系のドラマの何がいいって、私的には毎週放送を待たなくていいっていうのと、録画先媒体の空き容量を気に
しなくていいっていうものだったのに、こんなところに来て毎週韓国ドラマの続きをじらされることになるとは・・・。

しばらくU-NEXT解約してみようかなとか思ってたのに、とりあえずこれを見終わるまでは解約できない。

ヒロインは、「恋のゴールドメダル」と「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」にも出てたイ・ソンギョンちゃん。以前
見たその2つのドラマのどっちとも違った女性を演じてます。ほんと、知っててみないと同じ人とは気づかないかも。

それから、男主人公は「偶然見つけたハル」のマンガとしての主人公も演じているキム・ヨンデ。
なんか、彼もそっちのドラマとは別人に見えます。
時々綾野剛っぽく、時々羽生弓弦っぽくも見える。

ストーリー的には、国民的スター俳優と、彼と同じ事務所の広報で主に芸能人のスキャンダル対応をするヒロインとの
ラブコメ、って感じです。


「天気がよければ会いにゆきます」

→これは、なんとなくタイトルに惹かれてみたいなって思ってた作品。

ソウルでの生活に疲れたヒロインが、高校生活を過ごした叔母のいる田舎に戻って来るところから物語が始まり、ヒロイン
の近所に住む10年前からヒロインに片思いしていた主人公の生活が明るく彩られていく、ていう感じの、割とのんびりした
でもその中にちょっとした重い秘密が孕んでそうな、けっこう短期間の物語みたいです。

主人公二人を演じるのは、安定のパク・ミニョンとソ・ガンジュン。

そして、二人の高校の同級生だった人の役として、ここにもキム・ヨンデとイ・ジェウク出てます。



それから、日本のドラマ「元彼の遺言状」。


これ、去年か一昨年本屋で平積みにされてた小説をジャケ買いして、まだ読み終わってなかったもの・・・。
綾瀬はるかと大泉洋主演で、最近「水曜どうでしょう」をNetflixで家族サービス的な感じでダンナに付き合ってみてたので
(もう何回見たか分かんないけど)大泉洋ってほんと出世したなーって思いながら見てます。

昔の「水曜どうでしょう」見てると、大泉洋がちょーっとだけキム・ジソクに見えます。

小説の読み終わってた部分はドラマの1話目ですでに終わってしまったので、2話目からは何が起きるか全くわからない状態
で見てます。

レオ・ローって、ちょっとだけ「1リットルの涙」のあたりの錦戸亮に似てる気がしてましたが、このドラマでロッキング
チェアの上で亡くなった元彼役の生田斗真見たら、「白華の姫」のレオ・ローを思い出しました。
足して2で割ってさらに細くした感じなのかなー。

まー、あまりタイプではないです。
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パク・ギョンヘ

2022-05-09 00:16:34 | 出演者リンク
パク・ギョンヘ
生年月日:1993年1月5日
身長:160cm
韓国の女優




☆主な出演作品☆

トッケビ(2016年)

ジャグラス(2017年)

真心が届く(2019年)

ダーリンは危機一髪!(2019年)

ファイティンガール!(2019年)

九尾の狐とキケンな同居(2021年)
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『シンデレラが嘘をついたらダメですか?』感想・概要紹介

2022-05-07 23:58:31 | 中国ドラマ


2020年 中国


◆おススメ度
★★★☆☆

◆キャスト

シュー・イーレン:リャン・ジェイ
ファン・ジーヨウ:シン・ユンライ
リー・ジョー:リウ・ハイクアン
ホー・ユーウェン:ルオ・チウユン
グー・ボー:ウー・ジーフォン
シア・ディー:チェン・シーミン
ファン・シーユー:ワン・ションディー


◆感想・概要紹介

う、うーん・・・。
これも、見てるときは面白いんだけど、見終わったら秒で内容忘れちゃう系ドラマかも。

ちょっとここに来て、私の中での「"シンデレラ"の邦題付くドラマにハズレなし」神話が崩れたかも。
まー、めっちゃつまんない、って訳でも完全に駄作、って訳でもないんですけどね。
そんなに心に響く系のドラマではなかったです。


あらすじ・概要紹介(ネタバレあり)

主人公は中学生くらいの時のある出来事がきっかけで、嘘がつけなくなった愛想笑いもできない設計事務所社長。
対してヒロインは、生きていくためには多少の嘘も平気で吐くタイプの女性。

ある昼上がり、シュー・イーレンはホテルのラウンジで彼とのひと時を満喫中イーレンに甘い言葉を囁く彼。一方、
その隣の座席にはファン・ジーヨウと向かい合って座る女性。女性が何を言ったかは分からないけれど、(おそらく
今日の私、どう?的な感じ?)悉くその女性の服装やメイクの欠点を指摘し、怒った女性にテーブルのお冷をぶっかけ
られてしまうファン・ジーヨウ。

イーレンと恋人である彼がエレベーターに乗ると、閉まる寸前のドアをこじ開けて同じエレベーターに乗り合わせる
ジーヨウ。

と、イーレンの彼に電話がかかってきます。
ルームメイトからだと言って電話に出る彼ですが、フランス語で話しているその会話は完全に好きな女性に対する
内容。(最後ジュテームって言っちゃってるけど、フランス語分からなくてもそのフレーズくらい知ってたりするん
じゃ・・・。)

ジーヨウは彼女がいる前で堂々と電話をする彼を睨みつけると、フランス語で彼を批判した後に、イーレンにその
内容を告げ口。
結局、それがきっかけでイーレンは彼と別れることに。

イーレンは建築系会社の社長秘書で、彼女が振られて傷つき一人涙していると壁紙見本が欲しいと社長から催促の
電話が。イーレンが急いで戻ると、なんとそこには会社の取引先相手としてジーヨウが。

うちの秘書だと紹介する社長。自宅の水道管が破裂して今戻ったところだと。(そこまでの個人的情報、伝えなくて
もよくない?)その言葉にピクっと来てしまったジーヨウ。

そんな一大事に彼氏とあってる暇が?と。そして、御社の社員は不誠実だ、そんな不誠実な社員がいる会社を信用
できないので契約は白紙に戻すと。

それがきっかけで、今度は会社をクビになってしまうイーレン。

会社の荷物を整理して自宅に戻ると、本当に水道管が破裂したようで部屋の中が水浸し。イーレンは大家さんに
めっちゃ責められます。(コレ、トイレから水が溢れているとかって借主が責任追わなきゃいけないものなんだろう
か??)

踏んだり蹴ったりのイーレンですが、親友とご飯を食べて少し前向きな気持ちになり、翌日"ファンユエン設計事務所"
の面接を受けますが、そこはジーヨウが社長を務める設計事務所で、イーレンはその場で不採用となってしまいます。
(ここまでを見ると、嘘を吐けない男っていうより、嘘つきを正して咎めずにはいられない人、って感じでなんか
違和感・・・。)

しかし、社長のアシスタントが次々に辞め、後任がなかなか決まらないことに業を煮やした事務所の共同経営者で
あるホー・ユーウェン部長が不採用となった応募の中からイーレンの履歴書を選び、独断でイーレンを採用して
しまいます。



そうして、なんだかんだ天敵であるジーヨウのアシスタントになってしまったイーレン。

彼女は社長に嘘を吐いたらクビだと宣告されますが、ホー・ユーウェンには遠回しに嘘の吐けないジーヨウに代わり
商談の場等でフォロー(社長の代わりにやんわり嘘を交えた会話をするなりしろ的な)するよう申し付けられます。

で、まーイーレンがうまく立ち回って事なきを得たり、逆に嘘がジーヨウにバレてクビ寸前まで行ったり、イーレン
の同僚のミスによってイーレンが重大な失敗をしでかしたかのような騒ぎになったりと、なんだかんだありますが、
それらをひとつずつ乗り越え、二人の間にちょっとずつお互いの信頼関係と愛情が芽生えていきます。



ジーヨウが嘘をつけなくなったきっかけが、親友の父親と敵対する側の顧問弁護士だったジーヨウの父が、ジーヨウと
ジーヨウの親友であったリー・ジョーを利用してリー・ジョーの父親側の証拠を手に入れ隠滅し、リー・ジョーの父親
を陥れた過去があったっていう。そのことにより、リー・ジョーの父親はありもしない罪を被せられ刑事責任を問われ、
母親が自殺、父親も正気を失い、リー・ジョーは何もかもを失います。ジーヨウは、それを根に持つリー・ジョーに
嫌がらせを受けたりしますが、幼かったながらもその出来事に責任を感じ、甘んじて受け入れたり。

イーレンはイーレンで、彼女も幼い頃に両親を亡くし、叔父の家族に育てられたっていう複雑な家庭環境にあったり
します。
両親がいないイーレンを可哀そうに思って可愛がる叔父と、父親が贔屓しようとするイーレンに嫉妬しいじめる従姉
と、イーレンを疎ましく思う義理の叔母。
そんな家庭環境で育ったイーレンは欲しいものも欲しいと言えず、従姉の失敗をいつもイーレンのせいにされ、
それでもなんとか家族仲を保つため、自分の最低限の生活を保障するために多少の嘘は仕方ないと真実を飲み込んで
生きてきたっていうイーレン。

そうやってお互いを知っていき、嘘に対する考えがちょっとずつ変わってくるジーヨウ。そして二人はジーヨウの
妹のアシストもあって、晴れて恋人同士に。


(日本のドラマでは見かけないけど中国ドラマでよく見かける彼女に当たる日差しを遮るシーン。じゃー、カーテン閉めたら?)

しかし、(登場した時からそうなるだろうとは思っていたけど)イーレンを最初に採用したホー・ユーウェンが、
ジーヨウがイーレンを好きになってしまったことを知ると、ものすごい悪女に変わり、イーレンを陥れにかかります。

さらに、そこに従姉まで絡んできて、イーレンに更なる試練が・・・。

それとは別に、有名な設計士、そしてジーヨウの師匠であるホー・ユーウェンの父親は、その昔美術館のコンペで
ジーヨウの設計を自分のものとして発表したという過去があり、その確執が最終的に浮き彫りになって対決したり。


なんか、ヒロインと主人公の家族仲っていうのがもう複雑な感情が絡み合って重い・・・っていう、むしろなんか
そっちが印象に残ったドラマでした。



俺様、っていうほどではないけどツンデレ社長役のシン・ユンライが、ヒロインとラブラブになった後もけっこう
その無表情さが崩れないところがなんか新しい感じでした。
中国ドラマでよく見る、イケメンがヒロインの鼻のカーブに沿って人差し指を鍵状に曲げてシュッてするやつ(コレ
壁ドン的ななんかネーミングないの?)が、なんか手馴れてなくて下手くそなんだけど、それがちょっとぎこちなく
てよかった。


逆にリャン・ジェイの演技が途中からちょっと暗くて覇気がない感じで・・・1話目じゃ、ジーヨウに激怒して発車
したジーヨウの車の前に飛び出してジーヨウに畳みかけるように怒って苦情をいうようなシーンがあったにも関わ
らず、義理の叔母や従姉になにも言い返せない場面が続いてイライラしました。
なんか、「寵妃の秘密」の曲檀児になったときの演技見てるみたいで、それしかできないのこの人、的な・・・。


なんか、うっかり課金して観ちゃったんですが、課金すると見てるときは面白く感じちゃうんですよねー。多分、
「それなりの対価を払ってるんだから、面白いに違いない」っていう心理が働いちゃうのかと。(同じように高い
食べ物がおいしく感じたり、高い薬が効くような気がしたり、っていうのがあるらしいです。)

でも、課金してまで見るドラマではなかったかなーと思います。

コメント (4)
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