レッドカーペットが、土曜日に移動して、新しくレッドシアターが、水曜夜１０時に移動した。深夜に放送されていた「ザ・スリーシアター」は、時々見ていたが、芸人の組み合わせが面白く、教室のシチュエーションで、はんにゃ（金田 哲）が、あやしい劇団の先生に扮し、劇団員に演技のレッスンを行うコントは、アドリブが多く、思わず笑ってしまった。「コッペパン」は、今日、学校で、流行るかもしれない。
辷心（うわすべりしがちで落ち着かぬ心。うつり気。広辞苑より）、すべりごころと読む、「Ｑさま！」でロザンの宇治原史規が、こともなげに正答したとテレビ欄に書かれてある「辷る」。気になるので調べ、やっと読めるようになった。漢字は難しい。
一人芸の頂点を競う生放送番組が、日曜の夕方放送された。決勝に残った8人が、5人の審査員の持ち点１００の合計５００点をめざして、４分の制限時間で持ち芸を披露した。芋洗坂係長の４７２点をおさえて、なだぎ武が、４７４点で去年に引き続き優勝した。ファミコンのマイクを利用したり、能の舞を連想させるような踊りは、発想の豊かさで群を抜いていた。それにしても、鳥居みゆきの芸は、いまいち理解に苦しむものだった。
紅白歌合戦は、圧倒的白組勝利に終わったが、終始、どちらの組の歌が唄われているのかよくわからなかった。（同じ色の組の歌が２、３曲続いたり、攻守の順番が常に入れ替わり、中居さんがどちらの司会かわからなくなった）船頭が多すぎて、だれが進行しているのか収拾のつかない番組のような気がした。データ放送で投票にも参加して、楽しかったのだが・・・。その後、どこかの寺院から聞こえてくる、生除夜の鐘を聞きながら、２００８年を迎えた。
敗者復活戦から勝ち上がってきた「サンドウィッチマン」が優勝した。個人的には、「キングコング」を応援していただけに、標準語で理屈っぽい漫才は、いまだ腑に落ちない、審査員7人は、上方漫才出身者が多いのに、敗者復活からの勢いが、勝利の女神を呼んだのだろう。新しいスターの誕生を、おもしろく茶の間で楽しんだ。
