ルカ（中山優馬）は、今度こそ真琴（加藤ローサ）の血を吸おうと決心し、機会をうかがいながら真琴の後をつける。ところがその行動を見た宏人（中島健人）は、ルカが真琴に恋していると勘違いし、恋愛相談に乗ってやると、恋の指南書をルカに渡す。同じ頃、将太（森本慎太郎）は、中華料理店「しんじょう」の前をうろつく怪しい男を目撃、これを聞いた、将太の母親、敦子（堀内敬子）が激しく動揺するのを見て、借金とりに追われているのではないかと心配する。将太が母親を守り、男に立ち向かってゆく姿を見て、ルカは、人間の強さに気づき、真琴を襲うことが、またできなかった。つぎの満月までに、ルカは、永遠の命を手に入れることができるのか、新米バンパイアの試練は続く。
