悪戯のつもりが相手を死に至らせてしまうことはあるよね
危険を想像できない人間は遊び感覚でやってしまうことがある この鈍感な感性は恐いよ
俺が溺れそうになった2回目は 悪ふざけの結果だった 年上のくせに危険を感知できない連中だった
小学生の高学年になった頃だと思う 学校にはプールが出来て泳ぎの練習が出来たので少しは泳げるようになっていた
親父は事業を立ち上げて17才位の若者を5.6人使っていたから、この連中と仲良くなり海水浴にいくことになった
内房だったので遠浅で波の危険性は無かったけどね 岩場のところで泳ぎの練習をして感触を試したよ
プールより泳ぎやすかった 岩から岩に泳いでは遊んでいたよ そのうちに誰かが手漕ぎボートを借りてきた
ボートに乗って少し沖合いに出て人気の無いところで楽しんでいたんだ
そのうちに年上の連中は海に飛び込んで泳ぎ始めた 水が冷たくて気持ちがいいらしい
俺は泳ぎに自信がなかったので躊躇してためらっていた
そのうちに気持ちがいいよって誘われたから 意を決して飛び込んだよ 体は浮くし水は冷たい 気持ちよかったよ
ボートから3メートル位離れたところで ボートまで反復しては楽しんでいた
少し慣れてきたので10数メートル離れたんだ ボートに帰ろうと思ったらボートが離れていく
年上連中は全員ボートに乗っていて 俺の方を見て笑っているんだよ 俺を沖に置き去りにするつもりらしい
悪ふざけだよ 俺が泳げそうだと思ったから岸まで泳げると勝手に判断して置き去りにしたんだ
俺は焦ったよ 50メートルしか泳いだことが無い プールでは疲れて息継ぎが出来なくなってそれ以上泳げなかったんだよ
俺は焦ったよ 海水浴客はいない沖だからね 岸までは数百メートルはあるし海水浴客は小さく見えたよ
俺は焦ったね 一気にパニックになったよ 離れていくボートを追いかけて「ダメだ!俺は泳げないよ」って叫んだよ
年上の連中は笑いながら俺を見て離れて行ったよ ボートは無情にも見えなくなった 帰ってくる様子が無い
俺は岸まで泳ぐ覚悟をしたよ 平泳ぎは浮いてる程度しか出来ない 進むにはクロールしかない
俺は海水面に顔を沈めてクロールで泳ぎ、息継ぎ回数を減らして距離を稼ぐ泳ぎ方をした 少しでも速く岸に近づきたかった
力を抜いてゆっくり泳ぐなんて出来ない 力の限り泳いだよ 足の着くところまで戻らないと溺れると思ったからね
不安と恐怖の中で必死に泳いだ 疲れてきて泳げなくなってきた 苦しくなって顔を海に漬けていられなくなった
もうダメだと思ったときに平泳ぎの姿勢になって空気を吸ったよ 手足が動かなくなってきたので体が沈むんだよ
息が出来ない このままでは沈んでしまうと思ったときにね 大きく息を吸って自ら海にもぐったよ
泳ぎを止めたんだ 海の中で体を休めた 潜っては浮き、空気を吸っては潜る、呼吸を整えて筋肉を休ませた
小さい頃に溺れて海の水を必死に掴もうとしたことが脳裏をかすめた、浮こうとしてもがいた事を思い出したよ
今は泳げる、プールで潜水の遊びもした、潜ることに恐さがなかった、むしろ潜ることによって手足を休めることが出来たよ
海の深さも知りたかった でもまだ足が底に着かない状態だった まだ深い 岸までかなり遠いので絶望的だった
少し体が休まると 岸の方角を確認してクロールで泳ぎ始めたよ 岸を見ずに息継ぎの回数を減らして海水に顔を鎮めた形でひたすら泳いだ
限界が来た 体力は使い果たしていた 苦しくなって平泳ぎの形を取った 顔を上げて岸の方を見たよ
浮き輪を付けた海水浴客が見えた もう少し進めば足が着くかもと思って、大きく空気を吸って潜ったよ
足が付いたよ 深さは2メートル位かな?って感じだった その場でもぐっては浮いてを繰り返して息を整えた
筋肉も少し休まり少しは泳げそうに回復してきたよ いざとなったら見えてる浮き輪に捕まろうと思って泳ぎ始めた
もうダメだと思ったところで泳ぎを止めて立って見た つま先が付いた 今度はつま先で跳ねては顔を出して空気を吸ったよ
その場でピョンピョン跳ねては空気を吸って呼吸を整えた 体を休めることが出来たけどふくらはぎが攣ったよ
痛みが走った 膝が曲げられない 足が冷えて攣ったんだよ まずいと焦ったけどね
腕だけ使ってもう一度クロールで泳ぎ始めた 足は攣ったままでアキレス腱を伸ばすような感じで耐えた
もう少しで助かると希望が出てきた なんとしてでも頭が出るところまで進みたかった
もう体はへとへとで手足を動かすのは限界で泳げる状態ではなくなっていた 進みも悪くなってバタバタもがいてる状態だったと思う
もうダメだと思ったところで足を立ててみた 底に足が着いたよ 立ってみたら首までの深さになっていた
海の中でポッコリと頭だけ出した状態で、波が来るたびに頭まで被るような深さだった それでも呼吸は楽になった
しばらく立ったままでふくらはぎの攣った状態を我慢して ゆっくり足踏みをしてふくらはぎの筋肉を伸ばしたよ
もう泳げない そこからゆっくり歩いて岸のほうに戻ったよ 苦しい戦いだった 何とか岸まで辿り着いたよ
海岸に横たわって冷えた体を温めた、砂浜は暖かかったよ 息を整えて体が温まると次第に安堵感が出てきた
俺は置き去りにした連中に怒りがこみ上げてきた 親父に言って首にしてやると思ったけどね 親には言わなかった
年上連中は俺のことなど忘れて無邪気に遊びに興じていたよ 俺の姿を見て驚いただろう程度の感覚しかなかった
年上連中から見れば泳いで岸まで帰れるのは当たり前のことで ふざけて驚かした程度にしか思っていないんだ
俺を心配した様子も無い 仲間同士で楽しそうにじゃれているんだ 何も言えなかったよ
俺は疲れ果ててテントで寝たよ 海には2度と入らなかった 年上連中とは口もきかずに帰途に着いたよ
溺れて死んだかもしれない 生きて帰るためにあらゆる手を尽くした 運よく岸まで帰れた
下手をしたら俺は溺れていたかもしれない 死んでいたら大騒ぎだよ 親父も怒り狂うだろう
そんなことが想像できない年上連中を馬鹿だと思った こいつらは危険性を察知できない馬鹿だと思った
悪気は無いけど馬鹿だから分からない 事故が起きなければ分からない程度の脳みそしかないと心の中で馬鹿にしたよ
俺が死ぬところだったとは気が付いてもいないよ 年上連中を馬鹿だと思った瞬間に親に言うのは止めたよ
この連中を信じてはダメだ 自分で判断しないと危ないと思うようになった 年ではない 想像力の問題だとね
あの時、引き潮だったら戻れなかったかもしれないね 潮が上げていたか引いていたかは分からないけどね
あの距離で帰れたんだから上げ潮だったと思うけどね 遠浅の海岸は岸まで遠いからね 気が遠くなる様な距離だよ
命が助かれば何ともない問題で終るよ 万が一俺が溺れてたら大事件になってる 悪ふざけの恐さだね
もし溺れて事件になったなら、俺を沖で置き去りにしたとは言わないだろう やったことは殺人未遂だよ
危険を察知したり想像したりが出来なければ事故は防げない 大人の知恵は経験を生かして危険を回避することだろ
恐さを知らないことは恐いことだよ 知らないで大きな問題を引き起こしてしまうからね
小学生の俺を沖に置き去りにするなんて心理が分からないね 悪戯なら拾いに行くからね いまだに理解できないよ
年上連中は見習いの職人だったんだけどね 一人は手を切って大怪我をした もう一人は大腿部を削って大怪我をした
電動工具で怪我をしたものだから大怪我だったけどね 不注意だよ 注意力が足りないんだ
怪我をするような奴は少し足りないところがあるんだよ 痛い思いをすれば気をつけるけどね
怪我をすると萎縮して慎重になるよ 恐さを知ってから克服することにより上手くなる
一度は失敗して上達するんだけどね 注意力のある人間は怪我をしなくても上達するよ
人の失敗を見て 疑似体験をするよ だから恐さが分かる 同じ間違えはしないよ 慎重な人はね
慎重しすぎて、それ以上伸びない人もいるけどね 恐さを克服したものは慎重に対応してもスッテップアップしてくるよ
脳みそが敏感に反応して判断しているんだよ ベテランの技術者にはこの賢さが備わっているよ
だから 技術者を粗末にしたらダメだよ 机上の理論で偉そうに言ってる人間だけを信じるのは危険だよ
経験不足は補えないよ スポーツの評論家は最近、実績のある人が喋るようになったけどね
昔は大学の教授とかがこうだああだと理論的に分析して説明していたけどね 本人は出来ないんだからね
出来ない奴が金メダルを取ったような人の評論をして欲しくはないよ 昔は「お前に言われてたく無いよ」って感じがしたね
経験と実績を無視すると大きな間違いに繋がると思うね この国の問題は技術者の身分が低いことだね
「出来ねえ奴に言われたくないよ!」って感じの技術者は多いだろう でも、彼らには発言の場が与えられないって事が多いからね
言葉べたって事もあるし、自分の考えを上手く説明できないって事もあるかもしれない
身についた技術をこうすれば出来るよって言っても技術が追いつかなければできないからね 説明は難しいよ
でも、技術者の意見や知恵は絶えず汲み上げなければ進歩しないし 同じような間違えを繰り返すことにもなる
そこに経済的な理論が選択肢に入ってくると消される技術が出てくるからね 国が敏感に技術を保護する機関がないと消えるよね
脳みそだけを鍛えても 技術なしでは作れないからね 技術を磨くって事は大変なことだよ
これをきちんと評価して保護しなければ日本は落ち込むよ 一部が頑張っても全体の力が落ちるね
既に教育に現れているからね 危機管理能力の欠如は経験不足から生まれたものだよ 馬鹿が国を動かしているって事かな
危険を想像できない人間は遊び感覚でやってしまうことがある この鈍感な感性は恐いよ
俺が溺れそうになった2回目は 悪ふざけの結果だった 年上のくせに危険を感知できない連中だった
小学生の高学年になった頃だと思う 学校にはプールが出来て泳ぎの練習が出来たので少しは泳げるようになっていた
親父は事業を立ち上げて17才位の若者を5.6人使っていたから、この連中と仲良くなり海水浴にいくことになった
内房だったので遠浅で波の危険性は無かったけどね 岩場のところで泳ぎの練習をして感触を試したよ
プールより泳ぎやすかった 岩から岩に泳いでは遊んでいたよ そのうちに誰かが手漕ぎボートを借りてきた
ボートに乗って少し沖合いに出て人気の無いところで楽しんでいたんだ
そのうちに年上の連中は海に飛び込んで泳ぎ始めた 水が冷たくて気持ちがいいらしい
俺は泳ぎに自信がなかったので躊躇してためらっていた
そのうちに気持ちがいいよって誘われたから 意を決して飛び込んだよ 体は浮くし水は冷たい 気持ちよかったよ
ボートから3メートル位離れたところで ボートまで反復しては楽しんでいた
少し慣れてきたので10数メートル離れたんだ ボートに帰ろうと思ったらボートが離れていく
年上連中は全員ボートに乗っていて 俺の方を見て笑っているんだよ 俺を沖に置き去りにするつもりらしい
悪ふざけだよ 俺が泳げそうだと思ったから岸まで泳げると勝手に判断して置き去りにしたんだ
俺は焦ったよ 50メートルしか泳いだことが無い プールでは疲れて息継ぎが出来なくなってそれ以上泳げなかったんだよ
俺は焦ったよ 海水浴客はいない沖だからね 岸までは数百メートルはあるし海水浴客は小さく見えたよ
俺は焦ったね 一気にパニックになったよ 離れていくボートを追いかけて「ダメだ!俺は泳げないよ」って叫んだよ
年上の連中は笑いながら俺を見て離れて行ったよ ボートは無情にも見えなくなった 帰ってくる様子が無い
俺は岸まで泳ぐ覚悟をしたよ 平泳ぎは浮いてる程度しか出来ない 進むにはクロールしかない
俺は海水面に顔を沈めてクロールで泳ぎ、息継ぎ回数を減らして距離を稼ぐ泳ぎ方をした 少しでも速く岸に近づきたかった
力を抜いてゆっくり泳ぐなんて出来ない 力の限り泳いだよ 足の着くところまで戻らないと溺れると思ったからね
不安と恐怖の中で必死に泳いだ 疲れてきて泳げなくなってきた 苦しくなって顔を海に漬けていられなくなった
もうダメだと思ったときに平泳ぎの姿勢になって空気を吸ったよ 手足が動かなくなってきたので体が沈むんだよ
息が出来ない このままでは沈んでしまうと思ったときにね 大きく息を吸って自ら海にもぐったよ
泳ぎを止めたんだ 海の中で体を休めた 潜っては浮き、空気を吸っては潜る、呼吸を整えて筋肉を休ませた
小さい頃に溺れて海の水を必死に掴もうとしたことが脳裏をかすめた、浮こうとしてもがいた事を思い出したよ
今は泳げる、プールで潜水の遊びもした、潜ることに恐さがなかった、むしろ潜ることによって手足を休めることが出来たよ
海の深さも知りたかった でもまだ足が底に着かない状態だった まだ深い 岸までかなり遠いので絶望的だった
少し体が休まると 岸の方角を確認してクロールで泳ぎ始めたよ 岸を見ずに息継ぎの回数を減らして海水に顔を鎮めた形でひたすら泳いだ
限界が来た 体力は使い果たしていた 苦しくなって平泳ぎの形を取った 顔を上げて岸の方を見たよ
浮き輪を付けた海水浴客が見えた もう少し進めば足が着くかもと思って、大きく空気を吸って潜ったよ
足が付いたよ 深さは2メートル位かな?って感じだった その場でもぐっては浮いてを繰り返して息を整えた
筋肉も少し休まり少しは泳げそうに回復してきたよ いざとなったら見えてる浮き輪に捕まろうと思って泳ぎ始めた
もうダメだと思ったところで泳ぎを止めて立って見た つま先が付いた 今度はつま先で跳ねては顔を出して空気を吸ったよ
その場でピョンピョン跳ねては空気を吸って呼吸を整えた 体を休めることが出来たけどふくらはぎが攣ったよ
痛みが走った 膝が曲げられない 足が冷えて攣ったんだよ まずいと焦ったけどね
腕だけ使ってもう一度クロールで泳ぎ始めた 足は攣ったままでアキレス腱を伸ばすような感じで耐えた
もう少しで助かると希望が出てきた なんとしてでも頭が出るところまで進みたかった
もう体はへとへとで手足を動かすのは限界で泳げる状態ではなくなっていた 進みも悪くなってバタバタもがいてる状態だったと思う
もうダメだと思ったところで足を立ててみた 底に足が着いたよ 立ってみたら首までの深さになっていた
海の中でポッコリと頭だけ出した状態で、波が来るたびに頭まで被るような深さだった それでも呼吸は楽になった
しばらく立ったままでふくらはぎの攣った状態を我慢して ゆっくり足踏みをしてふくらはぎの筋肉を伸ばしたよ
もう泳げない そこからゆっくり歩いて岸のほうに戻ったよ 苦しい戦いだった 何とか岸まで辿り着いたよ
海岸に横たわって冷えた体を温めた、砂浜は暖かかったよ 息を整えて体が温まると次第に安堵感が出てきた
俺は置き去りにした連中に怒りがこみ上げてきた 親父に言って首にしてやると思ったけどね 親には言わなかった
年上連中は俺のことなど忘れて無邪気に遊びに興じていたよ 俺の姿を見て驚いただろう程度の感覚しかなかった
年上連中から見れば泳いで岸まで帰れるのは当たり前のことで ふざけて驚かした程度にしか思っていないんだ
俺を心配した様子も無い 仲間同士で楽しそうにじゃれているんだ 何も言えなかったよ
俺は疲れ果ててテントで寝たよ 海には2度と入らなかった 年上連中とは口もきかずに帰途に着いたよ
溺れて死んだかもしれない 生きて帰るためにあらゆる手を尽くした 運よく岸まで帰れた
下手をしたら俺は溺れていたかもしれない 死んでいたら大騒ぎだよ 親父も怒り狂うだろう
そんなことが想像できない年上連中を馬鹿だと思った こいつらは危険性を察知できない馬鹿だと思った
悪気は無いけど馬鹿だから分からない 事故が起きなければ分からない程度の脳みそしかないと心の中で馬鹿にしたよ
俺が死ぬところだったとは気が付いてもいないよ 年上連中を馬鹿だと思った瞬間に親に言うのは止めたよ
この連中を信じてはダメだ 自分で判断しないと危ないと思うようになった 年ではない 想像力の問題だとね
あの時、引き潮だったら戻れなかったかもしれないね 潮が上げていたか引いていたかは分からないけどね
あの距離で帰れたんだから上げ潮だったと思うけどね 遠浅の海岸は岸まで遠いからね 気が遠くなる様な距離だよ
命が助かれば何ともない問題で終るよ 万が一俺が溺れてたら大事件になってる 悪ふざけの恐さだね
もし溺れて事件になったなら、俺を沖で置き去りにしたとは言わないだろう やったことは殺人未遂だよ
危険を察知したり想像したりが出来なければ事故は防げない 大人の知恵は経験を生かして危険を回避することだろ
恐さを知らないことは恐いことだよ 知らないで大きな問題を引き起こしてしまうからね
小学生の俺を沖に置き去りにするなんて心理が分からないね 悪戯なら拾いに行くからね いまだに理解できないよ
年上連中は見習いの職人だったんだけどね 一人は手を切って大怪我をした もう一人は大腿部を削って大怪我をした
電動工具で怪我をしたものだから大怪我だったけどね 不注意だよ 注意力が足りないんだ
怪我をするような奴は少し足りないところがあるんだよ 痛い思いをすれば気をつけるけどね
怪我をすると萎縮して慎重になるよ 恐さを知ってから克服することにより上手くなる
一度は失敗して上達するんだけどね 注意力のある人間は怪我をしなくても上達するよ
人の失敗を見て 疑似体験をするよ だから恐さが分かる 同じ間違えはしないよ 慎重な人はね
慎重しすぎて、それ以上伸びない人もいるけどね 恐さを克服したものは慎重に対応してもスッテップアップしてくるよ
脳みそが敏感に反応して判断しているんだよ ベテランの技術者にはこの賢さが備わっているよ
だから 技術者を粗末にしたらダメだよ 机上の理論で偉そうに言ってる人間だけを信じるのは危険だよ
経験不足は補えないよ スポーツの評論家は最近、実績のある人が喋るようになったけどね
昔は大学の教授とかがこうだああだと理論的に分析して説明していたけどね 本人は出来ないんだからね
出来ない奴が金メダルを取ったような人の評論をして欲しくはないよ 昔は「お前に言われてたく無いよ」って感じがしたね
経験と実績を無視すると大きな間違いに繋がると思うね この国の問題は技術者の身分が低いことだね
「出来ねえ奴に言われたくないよ!」って感じの技術者は多いだろう でも、彼らには発言の場が与えられないって事が多いからね
言葉べたって事もあるし、自分の考えを上手く説明できないって事もあるかもしれない
身についた技術をこうすれば出来るよって言っても技術が追いつかなければできないからね 説明は難しいよ
でも、技術者の意見や知恵は絶えず汲み上げなければ進歩しないし 同じような間違えを繰り返すことにもなる
そこに経済的な理論が選択肢に入ってくると消される技術が出てくるからね 国が敏感に技術を保護する機関がないと消えるよね
脳みそだけを鍛えても 技術なしでは作れないからね 技術を磨くって事は大変なことだよ
これをきちんと評価して保護しなければ日本は落ち込むよ 一部が頑張っても全体の力が落ちるね
既に教育に現れているからね 危機管理能力の欠如は経験不足から生まれたものだよ 馬鹿が国を動かしているって事かな