Hiroyasu-kingの体験記  裏読み思考で社会を暴く、真理不尽の違法許さず! 遊び心で一刀両断 是非に及ばず

ヒロヤスキングの穴馬指南奮戦記から、社会の真相に迫る裏読み体験談 
官僚国家の罠 国民は家畜じゃないよ!主権在民だよ!

馬鹿は馬鹿だね 身の程知らずだよ 若いって恐いね

2012年07月18日 23時10分23秒 | 義理.人情.恩返し.体験談.回顧録.仲間
大学生活は社会勉強をすると言っていたけどね 気がついたら賭けマージャンとギャンブルに明け暮れる生活だった
浅田哲也のマージャン放浪記を気取ってマージャンで明け暮れをしたよ ろくに学校にも行かなくなった
たまに行っては大学の仲間とマージャンをしたよ マージャンで勝った金は貸付金になったよ 学生は金が無いからね
卒業するまで回収はしなかった 卒業でロハにしてやったよ でも仲間は俺を助けてくれたよ
卒業単位を取るのに試験対策をしてくれた 俺は仲間がいなければ卒業は出来なかっただろう
仲間も無理だと思っていたようだけどね 協力してくれたから卒業は出来たよ 仲間に感謝だね

そんな状況で、マージャンに明け暮れしていたある日、マージャン屋に出入りしてた高校からの仲間が事故を起こした
そいつは無免許運転だった 店に電話がかかってきて、事故を起こしたから来てくれとの頼みだった
相手はやくざ風の連中で3人乗っていてゴタゴタしていたらしい 困って助けを求めてきたんだ 
店には顔なじみになったヤクザがいたよ 事故った連中とは親しくなっていたので「俺が話をつけてやる」と言ってそいつが駆けつけたよ
ヤクザが出て行ったらろくなことにはならないと思ったので俺も駆けつけた 
案の定 相手も助っ人を呼んでいてヤクザ同士の争いに発展してしまったよ お互いに組の名前を出して戦争宣言だよ
そのうちに警察官が来た「事故は誰と誰だ、名乗り出なさい」と言ったよ
俺は運転してた仲間を見たよ 震えている 名乗り出ない 思わず俺が「私です」って名乗り出てしまった
シーンと静まりかえった 相手は違うとは言わない 不思議な目で俺を見つめていた
警察官に連れられて交番に行ったよ 事故の調書を取り始めたよ 相手は3人とも軽い出血があった
事故は一方的に私が悪いと説明をしたよ 人身事故になると覚悟したけどね  警察官は相手がヤクザと察したようだ
「物損事故にしとくからね」と俺に言ったよ 相手は不満らしく 傷を見せて「怪我をしているだろ 人身事故だろ」って文句を言ったよ
警察官はふるってたね「そんなの赤チンを塗っとけ、怪我のうちに入らないよ!」と突き放したんだよ
まじめな学生がヤクザに絡まれると察したんだね 事故は物損事故で処理されたよ 粋なはからいに感謝したね

問題はこれからだよ 相手は俺が身代わりだってことは知ってるからね 事故った仲間と俺は相手に平身低頭で謝ったよ
修理代金は全額責任を持って払うから勘弁してくれと謝ってお願いした 翌日にその話し合いで相手方に行く事になったよ
翌日二人で話をしに行ったよ ヤクザの幹部が出てきた 言葉遣いは丁寧な口調で脅しの言葉や啖呵は切らなかった
ただ、目の前に指のない手を広げて押し付けるようにして威圧しながら話すんだよ 
最初に現場にいたヤクザのことを聞かれたよ「組同士の喧嘩ならお前達の出る幕はないよ、あいつはどんな関係なんだ」と聞かれたよ
「たまたまマージャン屋にいた人で関係はありません、組同士の問題にはしないでください」とお願いしたよ
「それなら君達と話をしよう」と言って話し出したよ「壊れた車をどうしてくれるんだ、元どおりにしてくれるのか」と言われたよ
事故車なんか縁起が悪いから元に戻してくれと言うんだけどね 新車を買って返せ的な雰囲気だった
話し合いは俺がしたよ「責任は私達で取ります、金はアルバイトをしてでも払いますから幾ら払ったら許してもらえますか」と聞いたんだけどね
言わないんだよ 金をいくら払うか俺達から言わせようとしているんだね
同じような話を何度も繰り返しているうちにね 奥の方から怒鳴り声が聞こえてきた
「そんな奴らは簀巻きにして東京湾に沈めろ、生かして返すな」って叫ぶんだよ 
話してる相手も目つきが鋭くなってきたよ それでもこちらは謝るしか出来ないからね
「幾ら払ったら許してもらえるんですか?金額を言ってくださいよ」と繰り返したんだよ
2時間はたったかな 相手も疲れてきた「君達では話にならない、親を連れて来なさい」と言ったよ、その日は帰ることになった 
二人で解決するつもりだったけどね 話は仲間の兄貴に伝わって親の耳にも入ったようだ
「親が解決するからもういいよ」と言うことになって俺はこの件から開放されたよ
解決金は高めの修理代金程度で治まった様だ 特別ゆすられた金額でもなかった 
仲間の親は力があったからね、いろいろと繋がりが見つかったんだろう

頼まれたわけでもないのに身代わりをしてしまった 相手はヤクザだよ そのときの俺の心情が良くわからないけどね
馬鹿な奴だね 振り返れば大馬鹿もんだよ 後先の見えない森の石松みたいなもんだね 危ない橋を渡ったよ
相手は老舗の任侠の分かる大物の関係者だったんだよね だから身代わりを黙って受け入れたんだよ
相手は俺の態度に共鳴したのかもしれないね バラサズに通したからね 脅しのネタにもしなかったよ
俺は仲間が震えている姿を見た瞬間に名乗り出てしまった 無免許で人身事故で逮捕のシーンが浮かんだからね
とりあえず目の前の警察沙汰をかわせば、後は金の問題だけだと思ったからね とっさの反応だった
俺なら事故で点数を減らすだけだよ 相手が「こいつじゃないよ!」って言えば一巻の終わりだよ
相手の器量にかけたよ 相手は困惑した表情を見せたけどね 警察には一言も言わなかった 任侠の血が騒いだんだろう
その後、数年して俺が大きな事故をやって、テレビのニュースで俺の名前が流れたら相手は覚えていたよ
ヒョンなところで顔を合わしたら「大変だったな、大丈夫か」と声を掛けてくれたよ
俺のことが印象的だったようだ 相手にも恵まれていたから身を滅ぼさずに済んだよ 馬鹿は馬鹿だね 身の程知らずだね 若いって恐いね


 
 

若気の至り 酒を飲んだら喧嘩はするな!

2012年07月18日 18時42分01秒 | 義理.人情.恩返し.体験談.回顧録.仲間
大学生活も部活動をやめたら自由になったよ 大学の仲間と遊ぶというより高校時代の仲間と遊ぶ時間が多くなった
仲間とマージャンをするようになってマージャン仲間が増えていったよ 大学2年生の頃かな
ある日、中学校から一緒だった仲間にあったよ 俺を体操部に誘った仲間だった 
こいつは気の短い奴で喧嘩早かった 体は小さいけど小デブで体がしっかりしてる 引かない男だった
久しぶりに会ったら酒でも飲みに行こうと誘われたよ 懐かしさもあって二人で飲みにいったよ
一軒目で飲んでから2軒目に行く帰りのエレベーターで4~5人位の若者と一緒になった がやがやと話していた
エレベーターの中なのでそこそこうるさかった よせばいいのに仲間が「うるせー」って一括してしまったよ
エレべーターの中では俺たちより体が大きい連中だった 喧嘩になったらやばい状況だった 
不穏な空気になった 何事もなかったように俺たちは歩き始めたら奴らはついてきたよ
外に出てから川沿いの道で囲まれたよ 相手の頭と仲間が対峙したよ 俺は乱闘になる覚悟をした
相手は多いからね 喧嘩慣れしていて臨戦態勢が整ってたよ 謝って引っ込むような仲間ではないからね
やるしかない決意をしたよ 俺が3人相手にすれば時間が稼げると思った 
仲間が頭を相手にしてる間に一人づつ減らしていけばなんとかなると思ったよ 
俺から喧嘩を仕掛けたことは小学生の頃の喧嘩でしかなかったけどね ここでは先制攻撃をするしかなかったよ
俺はいきなり左側の奴を右フックで思い切り殴ったよ 一人減らしたかった 思い通りにヒットしたよ
次に後ろにいた奴を蹴飛ばした あと一人と思ったとたんに酔いが回ってきた、くらっとした瞬間に真っ暗になった
一瞬意識を失ったよ 後ろから殴られたのかもしれないけどね 分からないよ 気がついたら馬乗りにされて殴られていたよ
俺は跳ね除けて立ち上がった 右足の靴がない 左足の靴を脱いで靴で相手を殴った 周りにいる3人を全員思いっきり殴ったよ 一人づつ逃げた 周りを見たら誰もいない 仲間を探しに歩いたら
ビルの隙間から仲間が出てきた ビール瓶を割って両手に持って現れた「刺してやろうと思ったけど逃げたよ」と言ってた
とにかく無事で良かったよ ホットしたら周り中が野次馬に囲まれていた、パトカーのサイレンが聞こえたよ
野次馬のタクシーの運ちゃんが「警察が来るぞ!」と教えてくれたよ 俺たちはそのタクシーに乗ってその場を離れた
俺は興奮していた まっすぐ家に帰る気分ではなかった 行きつけの店で飲みなおした
頭には5~6個のたんこぶが出来ていた 耳の後ろからは血が出ていたよ 上着には血が飛び散っていた
飲み屋で飲みなおして手当てをしてもらったら落ち着いてきた 4人は思いっきり殴った記憶がある
少し心配になってきた 大怪我をしていなければ良いけどなと心配したよ 落ち着きを取り戻して家に帰ったよ
翌日、新聞を見た ニュースにはなっていない 野次馬の数は凄かったからね 繁華街の乱闘ショウだったと思うよ
けが人は出ていないようだ 俺が一番怪我をしたかもしれない 俺が殴ったのは一人当たりせいぜい1~2発だからね
仲間がどんな喧嘩をしていたのかは分からない あまり怪我をしてる様子ではなかった
ビール瓶を探してる時間があったと言うことは不可解だけどね つまらぬツッパリで巻き込まれた乱闘だよ
でも、手を出したのは俺だからね たとえ3ヶ月でも格闘技をやったから役にはたったね 素人とは動きが違うからね
若かりし頃の失敗だけどね 相手が刃物を持っていなかったことが救われるよね 持ってたら刺されているからね
先に手を出したのはこの時だけだよ 俺は自分からは手を出さない 勝負は殴らせてからだよ
下手なツッパリは身にならずだろ 多勢に無勢だからね 
一人で全部やっつける自信があるならまだしも、喧嘩を売るような言い方はしなくても良いと思うけどね
ツッパル奴の心理が分からないね このケースは無意味な争いだからね 君子危うきに近寄らずで良いケースだね
こんなくだらないことでは喧嘩はしたくはないね もし大事になったら犬死だからね

この時の仲間は中学校からの腐れ縁だからね 不思議と俺の人生の節目節目に登場するんだよ
数年先になるけどね ヤクザに捕まって俺が指を落とされそうになった時も側にいたよ
ビビラナイから事態をを治める事が出来たけどね 悪いことが起きる時は不思議とこいつが側にいる
厄病神だったかもしれないけどね 数年前に死んだけど俺とは気心の通じる不思議な男だったよ