あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

新年のごあいさつ

2012年01月01日 12時10分16秒 | 想・有・独・言
皆様、あけましておめでとうございます。

謹んで新年のお喜びを申し上げます。

さて今年2012年は、大田市にとってどんな年になるのでしょうか。



大田市にとって喫緊の課題が二つあります。

ひとつは、市民の安全・安心を守る医療確保の問題です。

昨年の10月に島根大学医学部に総合医療学講座が大田市の寄付により開講いたしました。

それに伴い、大田市立病院内に大田総合医育成センターが開設され、ここで学ぶ学生のために

教授を始めとした医師が配置されることになりました。

この先生が市立病院内での医療を携わることになり、医師確保が進むことに期待が寄せられています。

しかしながら、思うような医師確保も十分で無く、特に外科・整形外科の医師不足に変わりはなく

救急告示指定の復活に至ってはおりません。

今年度から本格的に総合医療学講座がスタートすることになりますが、

的確で有意義な情報発信を含め、医師確保には最善を尽くさねばなりません。

市立病院は、経営的にも非常に厳しい状況が続いております。

昨年の12月議会の全員協議会において市立病院の「あり方検討会」の提言書が示されました。

ドクターヘリの運用も開始され、市立病院横(旧眺峰園跡地)にドクターヘリ離発着場を設置するための

補正予算も通過いたしました。

経営改善に向けて新・経営改革プランの早期作成を望むところです。



もうひとつは、市民の希望を創る産業振興です。

今年石見銀山遺跡は世界遺産登録5周年を迎えます。

大田市は登録5周年実行委員会を立ち上げ、これを機に観光振興・観光産業の活性化を推進し、

大田市全域での地域振興を図ろうともしています。

この推進に関しては、しっかりと足を使っての情報発信と観光客誘致に努めて頂きたいと思います。

合わせて、企画力に期待したいと思います。

市民の皆様の自発的な協力は不可欠ですが、それを全体的に大きな力にまとめ、市外・県外に発信する

役目は行政がきちんと担うべきです。

12月の「広報おおだ」の中でも紹介されていましたゼオライトは大田市の埋もれた貴重な財産でもあり、

これを活かすタイムリーな時期でもあります。

また、大田ブランドを更に発展させ、全国的に特化した商品開発と販路拡大を進めなければなりません。

産業振興を進めることにより、雇用の確保と定住対策を図ることは大田市の未来を左右することになります。



この二つの問題は互いにリンクしながら影響を与え合っていると思います。

同時に高めていくことがより重要であり、そう言う意味でも喫緊の課題であります。

議会としても、今年最も力を入れて取り組まなければいけない重要な案件であります。



その議会のほうですが、議会基本条例が4月の制定に向けて進んでおります。

市民の皆様の権利を預かっている以上、条例制定後には、より議会改革を明確化したもとで、

確実に推進し、この期待には答えを出さねばなりません。

当然の事として、議員定数削減に向けた議論を今以上に活発化もさせていかねばなりません。



2010年の改選以来2年間が経つわけですが、この条例を機に、より市民の目線に立った議会改革に向けての

重要な年にしていきたいと考えています。





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2 コメント

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Unknown (グラン)
2012-01-02 12:58:20
具体的な議員の、新年の言葉に敬服いたします。

より多数の市民の生活向上と、大田市の発展の為ご尽力されますこと、期待しております。
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よりよき大田市の未来へ向かって (あごう ひろゆき)
2012-01-04 16:37:13
グランさん、いらっしゃいませ。
昨年末には、活発な意見交換をさせて頂き、ありがとうございました。

年が明けたから、水に流そうという事では無く、今年もよりいっそうの叱咤激励をお願い致します。

よりよき大田市の未来のために。

TPP関連で御指摘を頂いた事項については、今後も注意深く進捗を見定めたいと思っております。
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